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第2章 発見!潜入少女隊。
第3話 まずいムード。逃げるが勝ち、少女隊。
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無人の武装パワード・スーツ部隊WALKER小隊の10体が走って来たのだ。
重武装のまま避難民がしゃがんでいる廊下の中央を大量に走って来た。
避難民たちの正面を走る精悍なロボットたち。
( ガシャンドカドカドカッ……キィーンガシャンガシャン。)
( ドカドカドカ!ドカドカドカッ……キィーンガシャンガシャン)
( ガシャンドカドカドカッ……キィーンガシャンガシャン!……。)
その無人WALKERの背中や、肩のショルダーアーマーには、
「椎葉新格闘(SAMURAI.N.BAT)」
の文字と、左右にはフクロウさんと蝶々さんのマスコットが描いてあった。
加勢に来たこの無人WALKER・オートマの戦術・制御システムは椎葉繁をコピーした最強モデルと解った青山1等中佐だった。
「あ~!スザ(須崎1尉)ーッ!椎葉師範モデルのWALKERだってーっ!よしゃー!ここは大丈夫。スザッ。とりあえず後ろに後退。私はメリッサから避難の指示をもらうわ。下の階から滑走路に出るよ。」
避難民の前に立ちはだかるWALKER小隊の10体。
御舩が、正面に映された警備アンドロイドのカメラ映像を見た。
この潜入した3人だけではなく、御舩たちのウーラノス艦橋や、他の管制塔ビル、ステーションビルの建物が敵目標になるのは想像に容易かった。
今後、本格的な敵の攻撃を考えた御舩。
直ぐに一般的な地下シェルター以上丈夫な、地上倉庫から接続するウーラナス接続通路などに降りやすい第11倉庫か第13倉庫が避難には御舩の脳裏に浮かんだ。
戦況次第で、場合によっては熱核攻撃の可能性もあるのだ。
ウーラノスで直近まで作業や仕事をしていたスタッフ200名と、500名以上の一般市民の女、子供も含まれるのだ。
とりあえずトイレや水、食糧が整った所しかない。
メリッサに指示を出す御舩だった。
「メリッサ、避難民を第13倉庫に。ステーションや管制塔周辺は、既に封鎖している。滑走路の地上を歩いて行くしかない。警備を厳にせよ。と。」
「了解しました。青山1等中佐、須崎1尉、藤代局長。直ちに避難民を第13倉庫に誘導して下さい。送れ。」
即座に応答する3人。
( 了解しました。直ちに避難民を第13倉庫に誘導します。 )
( 了解しました、閣下。 )
( 藤代です。了解いたしました。スタッフと避難民を第13倉庫に誘導します。 )
壇上に立つ御舩とメリッサの間で、金色の光の粒が踊り始めノーラ・アバターが出現した。
通話しながら、横を見る2人。
スッキリした顔で正面を見たまま大画面のモニターをみるノーラ・アバターが出現したのだ。
モニターに映っている椎葉繁モデルのWALKERが1回転して前進し、反撃の準備を始めた。
ニッコリするノーラ。
ノーラがWALKERと警備用アンドロイドの制御を始めたのだ。左右の御舩と、メリッサを見るノーラ。
2人も目で挨拶をした。
ノーラの制御に切り替わったシーラス・千歳警察の警備用アンドロイドと、重武装のWALKER。
急に動きが変わって来た。
警備用アンドロイドがWALKERの後ろに後退するため走って来た。
後退する警備用アンドロイドたちに8.8ミリ機関銃弾を撃ち込む敵AXISのアンドロイド。
( シュパパー!シュパパー! )
( シュパパー! )
( シュパパーシュパパー! )
標的の警備用アンドロイドから外れた、敵の機銃弾がビルの壁や、分厚い大きな強化窓ガラスを砕いた。
( ズガガガガガッー!)
( ドカドカドカッバシャーン! )
( バシバシバシバシッ!バシーン! )
残念ながら退避して来た3体の警備用アンドロイドは背中を機銃弾で被弾し、バラバラに破壊され避難民達の前に部品を散らしながら倒れ込んで来た。
( ガシャガシャーン、ザザザーッ!カランカラン。 )
( ドカドカッ、グザザザザーッ。カランカランッ、キィーン……。)
( うわーっ! )
「キャー!」
「キャー怖いーっ!」
「うわーっ!」
悲鳴を上げて、怖がる市民たち。
アンドロイドの破壊された姿や、飛び散る部品を見てようやく現実味を感じたのだ。
しかし、即応する椎葉師範モデルのWALKER。
怯える避難民たちや警備用アンドロイドの正面に立った。
10体の椎葉繁WALKERが盾になったのだ。
まるで武道家の着ぐるみのように、音も立てずに1回転して正面に転がり、構えた。
( ……スッ!ガシャンッ!)
( ……ススッ!ガシャンッ!)
( ……スッ!ガシャンッ、ガシャン!)
慌てて機関砲を撃ち始める少女隊の護衛アンドロイド。
( シュパパー!シュパパー! )
( シュパパー!シュパパー! )
( シュパパー!シュパパー! )
敵の護衛アンドロイドの攻撃。しかし、全弾を跳ね返したのだ。
椎葉師範モデルのWALKERには、全く効かない少女隊の護衛アンドロイド、8.8ミリスチール徹甲弾。
( キュキュキュ~ン、キュンキュン! )
( キュキュキュ~ン )
( キュキュキュ~ンッ! )
攻撃を無視して7.62ミリガトリング・チェーンガンの準備を始める椎葉師範モデルのWALKER。
逆に、完全に反撃を受けそうな空気になって来たのだ。
あせって、自分たちの護衛アンドロイドと目を合わせる少女隊の高と于の2人。
ラーメンをすすっている馬も目をキョロキョロさせて状況を見た。
「ズルズル~、……あら。」
ラーメンをすすったまま止まる馬明明。
重武装のまま避難民がしゃがんでいる廊下の中央を大量に走って来た。
避難民たちの正面を走る精悍なロボットたち。
( ガシャンドカドカドカッ……キィーンガシャンガシャン。)
( ドカドカドカ!ドカドカドカッ……キィーンガシャンガシャン)
( ガシャンドカドカドカッ……キィーンガシャンガシャン!……。)
その無人WALKERの背中や、肩のショルダーアーマーには、
「椎葉新格闘(SAMURAI.N.BAT)」
の文字と、左右にはフクロウさんと蝶々さんのマスコットが描いてあった。
加勢に来たこの無人WALKER・オートマの戦術・制御システムは椎葉繁をコピーした最強モデルと解った青山1等中佐だった。
「あ~!スザ(須崎1尉)ーッ!椎葉師範モデルのWALKERだってーっ!よしゃー!ここは大丈夫。スザッ。とりあえず後ろに後退。私はメリッサから避難の指示をもらうわ。下の階から滑走路に出るよ。」
避難民の前に立ちはだかるWALKER小隊の10体。
御舩が、正面に映された警備アンドロイドのカメラ映像を見た。
この潜入した3人だけではなく、御舩たちのウーラノス艦橋や、他の管制塔ビル、ステーションビルの建物が敵目標になるのは想像に容易かった。
今後、本格的な敵の攻撃を考えた御舩。
直ぐに一般的な地下シェルター以上丈夫な、地上倉庫から接続するウーラナス接続通路などに降りやすい第11倉庫か第13倉庫が避難には御舩の脳裏に浮かんだ。
戦況次第で、場合によっては熱核攻撃の可能性もあるのだ。
ウーラノスで直近まで作業や仕事をしていたスタッフ200名と、500名以上の一般市民の女、子供も含まれるのだ。
とりあえずトイレや水、食糧が整った所しかない。
メリッサに指示を出す御舩だった。
「メリッサ、避難民を第13倉庫に。ステーションや管制塔周辺は、既に封鎖している。滑走路の地上を歩いて行くしかない。警備を厳にせよ。と。」
「了解しました。青山1等中佐、須崎1尉、藤代局長。直ちに避難民を第13倉庫に誘導して下さい。送れ。」
即座に応答する3人。
( 了解しました。直ちに避難民を第13倉庫に誘導します。 )
( 了解しました、閣下。 )
( 藤代です。了解いたしました。スタッフと避難民を第13倉庫に誘導します。 )
壇上に立つ御舩とメリッサの間で、金色の光の粒が踊り始めノーラ・アバターが出現した。
通話しながら、横を見る2人。
スッキリした顔で正面を見たまま大画面のモニターをみるノーラ・アバターが出現したのだ。
モニターに映っている椎葉繁モデルのWALKERが1回転して前進し、反撃の準備を始めた。
ニッコリするノーラ。
ノーラがWALKERと警備用アンドロイドの制御を始めたのだ。左右の御舩と、メリッサを見るノーラ。
2人も目で挨拶をした。
ノーラの制御に切り替わったシーラス・千歳警察の警備用アンドロイドと、重武装のWALKER。
急に動きが変わって来た。
警備用アンドロイドがWALKERの後ろに後退するため走って来た。
後退する警備用アンドロイドたちに8.8ミリ機関銃弾を撃ち込む敵AXISのアンドロイド。
( シュパパー!シュパパー! )
( シュパパー! )
( シュパパーシュパパー! )
標的の警備用アンドロイドから外れた、敵の機銃弾がビルの壁や、分厚い大きな強化窓ガラスを砕いた。
( ズガガガガガッー!)
( ドカドカドカッバシャーン! )
( バシバシバシバシッ!バシーン! )
残念ながら退避して来た3体の警備用アンドロイドは背中を機銃弾で被弾し、バラバラに破壊され避難民達の前に部品を散らしながら倒れ込んで来た。
( ガシャガシャーン、ザザザーッ!カランカラン。 )
( ドカドカッ、グザザザザーッ。カランカランッ、キィーン……。)
( うわーっ! )
「キャー!」
「キャー怖いーっ!」
「うわーっ!」
悲鳴を上げて、怖がる市民たち。
アンドロイドの破壊された姿や、飛び散る部品を見てようやく現実味を感じたのだ。
しかし、即応する椎葉師範モデルのWALKER。
怯える避難民たちや警備用アンドロイドの正面に立った。
10体の椎葉繁WALKERが盾になったのだ。
まるで武道家の着ぐるみのように、音も立てずに1回転して正面に転がり、構えた。
( ……スッ!ガシャンッ!)
( ……ススッ!ガシャンッ!)
( ……スッ!ガシャンッ、ガシャン!)
慌てて機関砲を撃ち始める少女隊の護衛アンドロイド。
( シュパパー!シュパパー! )
( シュパパー!シュパパー! )
( シュパパー!シュパパー! )
敵の護衛アンドロイドの攻撃。しかし、全弾を跳ね返したのだ。
椎葉師範モデルのWALKERには、全く効かない少女隊の護衛アンドロイド、8.8ミリスチール徹甲弾。
( キュキュキュ~ン、キュンキュン! )
( キュキュキュ~ン )
( キュキュキュ~ンッ! )
攻撃を無視して7.62ミリガトリング・チェーンガンの準備を始める椎葉師範モデルのWALKER。
逆に、完全に反撃を受けそうな空気になって来たのだ。
あせって、自分たちの護衛アンドロイドと目を合わせる少女隊の高と于の2人。
ラーメンをすすっている馬も目をキョロキョロさせて状況を見た。
「ズルズル~、……あら。」
ラーメンをすすったまま止まる馬明明。
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