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第2章 発見!潜入少女隊。
第1話 千歳侵入!ガオ・ルオシーと仲間たち。
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AXISが仕掛けて来た、北海道占冠村・女真帝国臨時政府壊滅作戦。
いわゆるトマム幕府への攻撃の最中、世界中のシーラスのメインフレーム「シーラス・マザー」が新システム、ハイブリッドAIの「ノーラ・システム」へ刷新されたのだった。
千歳宙空ステーションビルに侵入しているAXISの女性兵士たちも、もれなく発見されたのだ。
それは、苫小牧の港湾で貨物船に潜んで潜入した3機の人民解放陸軍、新型HARMORの突撃人型装甲機「壊撃-4型 G-one」。
そのパイロットの少女隊の3名だった。
彼女たちは、永世中立国のスイスが開催するワールドミリタリー・オンライン・シュミレーション選手権「パワー・トゥルーパーズ・オンラインバトル」で、世界中のゲーマーや、ミリオタ。
そしてHARMORパイロットでは超有名だったのだ。
リーダーの少女隊長の高若汐が搭乗するアタッカーHARMORは、日本人ゲーマーからは「昇竜」と呼ばれていた。
その実機が、この戦いで新型にリニューアルされて出現したのだった。
下半身を巻くように描かれた「竜」のウロコのイラスト。
コール名は、「エキドナ」と少女隊長から呼ばれていた。
「閣下、宙空ステーションビル。ショッピングモールやフードイートイン・フロアーにAXISの侵入者を補足しました。」
御舩に報告する岡島上級曹長。
「恐らくロストした少女隊だと思います。」
「なに?」
御舩やメリッサ達の目の前の巨大正面モニターに「MP・ミルバス」から送られる3人の少女たちのドアップ映像。
みんなが避難して無人の千歳宙空ステーションビルで、商品を選んでいたり、食事をしている3人のAXIS少女隊のパイロットたちが巨大スクリーンに映ったのだ。
3人へ、眩しいサーチライトを照らして囲む「MP・ミルバス」。
その後ろからシーラスの警備アンドロイドがアサルトライフルを照らしながら駆け足で接近してきた。
サ〇リオ・ショップエリアで、ぬいぐるみを持って自撮りする高若汐上尉。
「手を挙げなさい高上尉。あなたを逮捕します。抵抗すると撃ちます。」
銃口を向けるアンドロイドを無視して、ぬいぐるみと自撮りをしている。
( カシャ!ニャー♪カシャ!ニャー♪え?あら?私の名前?プププッわかるぅ?ご丁寧に階級まで言ってくれて。わかるのぉ?さすがシーラス。プププッ!。 ハイハイ。 手を挙げますよ。あはははっー! )
資〇堂のリップ・コーナーで口紅を試し塗りしている于魅音一級軍士長。
「于一級軍士長!アナタを器物破損および窃盗罪、侵入罪で逮捕します。両手を挙げなさい。」
( あ~ららぁ?えー?せっかく私の美肌にお似合いの、良い色。みつかったのにぃ。もう雰囲気だいなしぃ。プー!ってお嬢~?捕まったよ~!ふふふっ )
そして、勝手に調理してラーメンを食べ始めていた馬明明一級軍士長。
「馬一級軍士長、あなたを無銭飲食、窃盗罪、侵入罪で逮捕します。両手を挙げなさい。」
( ズルズル~ッ。きゃー旨い。やっぱり札幌の味噌に限る。お願いだから、もう少し食べさせて。 )
「両手を挙げなさい!さもないと……。」
( ハイハイ、わかったから、わかったから~ズルッ。モグモグ、ゴクンッ!は~せっかく北海道に上陸したっていうのに。ハイハイ手~挙げますぅ。麺だって自分で茹でて、手間かかったんだからね!ちょっと、もう一口いい?。ズルズル~。 )
両手を挙げながら、それでもどんぶりに口を付けて麺をすする馬明明だった。
そんな少女隊の3人を厳しい顔をして見る御舩とメリッサ。
御舩とメリッサは、なぜ3人がシーラスの最先端の警戒網をかいくぐり、ここまで侵入できたのかを考えていた。そして、恐らくシーラス・マザーが侵入の手引きをしていたと安易に想像が出来た。
そのマザーのデータをすっかり引き継いだノーラ・システムだから、シーラスに潜むスパイ全員を、スッポリ丸ごと侵入者やスパイ全員を特定・確保出来たのだ。
御舩たちの心情を知ってか知らずか、オペレーションルームの他の事務武官たちは、コミカルな少女隊を見て、クスクス笑っていた。
そんな時、千歳宙空ステーションのショッピングモールの奥の廊下から大勢の人たちの喧騒の音がしてきた。
避難民がやって来たのだ。
いわゆるトマム幕府への攻撃の最中、世界中のシーラスのメインフレーム「シーラス・マザー」が新システム、ハイブリッドAIの「ノーラ・システム」へ刷新されたのだった。
千歳宙空ステーションビルに侵入しているAXISの女性兵士たちも、もれなく発見されたのだ。
それは、苫小牧の港湾で貨物船に潜んで潜入した3機の人民解放陸軍、新型HARMORの突撃人型装甲機「壊撃-4型 G-one」。
そのパイロットの少女隊の3名だった。
彼女たちは、永世中立国のスイスが開催するワールドミリタリー・オンライン・シュミレーション選手権「パワー・トゥルーパーズ・オンラインバトル」で、世界中のゲーマーや、ミリオタ。
そしてHARMORパイロットでは超有名だったのだ。
リーダーの少女隊長の高若汐が搭乗するアタッカーHARMORは、日本人ゲーマーからは「昇竜」と呼ばれていた。
その実機が、この戦いで新型にリニューアルされて出現したのだった。
下半身を巻くように描かれた「竜」のウロコのイラスト。
コール名は、「エキドナ」と少女隊長から呼ばれていた。
「閣下、宙空ステーションビル。ショッピングモールやフードイートイン・フロアーにAXISの侵入者を補足しました。」
御舩に報告する岡島上級曹長。
「恐らくロストした少女隊だと思います。」
「なに?」
御舩やメリッサ達の目の前の巨大正面モニターに「MP・ミルバス」から送られる3人の少女たちのドアップ映像。
みんなが避難して無人の千歳宙空ステーションビルで、商品を選んでいたり、食事をしている3人のAXIS少女隊のパイロットたちが巨大スクリーンに映ったのだ。
3人へ、眩しいサーチライトを照らして囲む「MP・ミルバス」。
その後ろからシーラスの警備アンドロイドがアサルトライフルを照らしながら駆け足で接近してきた。
サ〇リオ・ショップエリアで、ぬいぐるみを持って自撮りする高若汐上尉。
「手を挙げなさい高上尉。あなたを逮捕します。抵抗すると撃ちます。」
銃口を向けるアンドロイドを無視して、ぬいぐるみと自撮りをしている。
( カシャ!ニャー♪カシャ!ニャー♪え?あら?私の名前?プププッわかるぅ?ご丁寧に階級まで言ってくれて。わかるのぉ?さすがシーラス。プププッ!。 ハイハイ。 手を挙げますよ。あはははっー! )
資〇堂のリップ・コーナーで口紅を試し塗りしている于魅音一級軍士長。
「于一級軍士長!アナタを器物破損および窃盗罪、侵入罪で逮捕します。両手を挙げなさい。」
( あ~ららぁ?えー?せっかく私の美肌にお似合いの、良い色。みつかったのにぃ。もう雰囲気だいなしぃ。プー!ってお嬢~?捕まったよ~!ふふふっ )
そして、勝手に調理してラーメンを食べ始めていた馬明明一級軍士長。
「馬一級軍士長、あなたを無銭飲食、窃盗罪、侵入罪で逮捕します。両手を挙げなさい。」
( ズルズル~ッ。きゃー旨い。やっぱり札幌の味噌に限る。お願いだから、もう少し食べさせて。 )
「両手を挙げなさい!さもないと……。」
( ハイハイ、わかったから、わかったから~ズルッ。モグモグ、ゴクンッ!は~せっかく北海道に上陸したっていうのに。ハイハイ手~挙げますぅ。麺だって自分で茹でて、手間かかったんだからね!ちょっと、もう一口いい?。ズルズル~。 )
両手を挙げながら、それでもどんぶりに口を付けて麺をすする馬明明だった。
そんな少女隊の3人を厳しい顔をして見る御舩とメリッサ。
御舩とメリッサは、なぜ3人がシーラスの最先端の警戒網をかいくぐり、ここまで侵入できたのかを考えていた。そして、恐らくシーラス・マザーが侵入の手引きをしていたと安易に想像が出来た。
そのマザーのデータをすっかり引き継いだノーラ・システムだから、シーラスに潜むスパイ全員を、スッポリ丸ごと侵入者やスパイ全員を特定・確保出来たのだ。
御舩たちの心情を知ってか知らずか、オペレーションルームの他の事務武官たちは、コミカルな少女隊を見て、クスクス笑っていた。
そんな時、千歳宙空ステーションのショッピングモールの奥の廊下から大勢の人たちの喧騒の音がしてきた。
避難民がやって来たのだ。
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