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第1章 シーラス・マザーを更迭(こうてつ)せよ。
第3話 地球と月でのバイポーラ・ワーク。
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苫小牧防衛部隊のHARMAR全72機と、日本側地上兵の機械化混成部隊編成となり迎撃を行なっていれば、いくら弾薬不足とは言え160機程度の敵AXISのHARMARなどは30分も掛からずに早期撃退されているハズなのだ。
「このぉ、シーラス・マザー!覚えてなさい。お縄にしたら、「J」(キャロル・内方)とリーリンで、2度と悪さ事しないように、ムッチャクッチャいじくっさったる。シーラスと、日本政府の黒幕も、絶対絶対っ!突き止めてやる。ほんまにぃ腹立つぅ。この戦で何百人死んだんだ。ホンマにぃ!全滅した自衛隊共同の第2機動艦隊といい、ホンマにぃ。みんな家族も兄弟もいるのにぃ、……友達も。」
モニター右下のシーラス・マザーが制御している証の「S」の字を見る麗子。
全ての戦況モニターの右下には「S」のバナーが表示されていた。
唯一、真実を伝える攻撃衛星「ブロンシュ」の大型モニターが、次々に正確な情報を逐次表示していた。
その「ブロンシュ」と、ボーチャンから送られてくる分析映像を見て嗚咽はじめた麗子とオリエッタ。
「ほんまに、ほんまにぃ……。ブワッ!」
とうとう麗子も我慢しきれなくなったのか、大粒の涙を流し始めた。
そんな2人の奥。
サンパチトレーラの運転席後ろ、物々しく狭いドクターズ・コクピット・エリアが、麗子たちの奥に見えた。
シーラス技研長官の椎葉京子は本格的な指揮や作業を始めていた。
すでにシルバーとゴールドのラインが描くドクターズ・アーマー・アンダー・スーツの上から白服を着て、モニターが頭部を囲むように円筒状にぐるっと囲まれたモニターがあるシートでオペレーションをしていたのだ。
頭部の高さから、3段になっている円柱モニターを、必要な画面を見るために、右へ左へとクルクル回して、何やらインカムで指示を出しながら操作をしていた。
「ミリー(月裏55スーリア副司令)?こちらはマザーのパージ、すでに開始。ジェーンの塔は、異変ない?ノーラ・システムのロー・ボディ(ノーラの生のからた)に負担かかってないよね?あ~なるほど。本人のアバターが見てるんだったら、安心だけど。」
京子は、月裏の古代ジャンプアンテナ基地に居るミリューシャたちと連絡をとって歩調を合わせているようだった。
「3戦艦(ウーラノス3艦)と恵庭シムトック(道南方面統合司令部)は30パー(パーセント)切ったの。」
( そうよ。後は支配率が90(パーセント)になったらノーラが動き始めるってさ。イワン(岩井副司令)には、こっちから伝える?)
「岩井ちゃん?あ~副司令は別海から恵庭に向かってるのね。お願いするわ。(了解。)え~それとぉ。別海はオケーオケー、だよな。え~と、ミリー?(なぁに?)別海シムトックは?(口頭でOK来たから、調べ……もう終わてるわ。ハハハッ。)あ~早いわね。さすが3人娘。一緒にジャンプ塔に行ってもらって良かったわ。(フフッ。)アメリカのティアマトとの切り替えは全システム終わったのね。(終わったよ。システム確認もOK。)了解。別海シムトックは100(パーセント)と。よし。よし。」
声に反応し、京子の方を見るオリエッタと麗子。月裏のミリューシャ副長官の声が薄っすらと聞こえて来る。
( これで北米戦略と、オリジナルペンタゴンはシステム稼働100パー、ティアマト管理になったわね。シーラス1アレースの稼働チェックもOKだってさ。日本の防衛庁もティアマトが既に稼働中。シーラス・マザーからの攻撃ハックも未確認。OKね。 )
「これでティアマトは、USASF(アメリカ合衆国宇宙軍)の宙域と地上、地下の北米戦略と、新NATO軍に専念できるわね。」
( ところで京子。AXISの潜入スパイはどうするのさ。こっちでも的は絞ってあるけどって、ノーラ・アバターが言ってたけど。どう?)
「え?スパイ?ミリー、スパイの摘発はちょっと待って。ノーラに考えがあるって。そっちでノーラ言ってない?別海の稔ちゃん(武田少将)からさっき、連絡が入ったわよ。(ふ~んそう?)そっちにシーカへ入ってない?稔ちゃんシーカに連絡するって言ってたけどぉ(あ、ママに今、連絡来たみたい。)でしょ。了解。」
今、月裏の「55スーリア(アース・スーリア)」の情報技術院で、新システムへの移行と検査・オーバー・ホールをしていたシーラス・ベータ(ノーラ)が完成したのだ。
そこで急きょ、敵に汚染され裏切り者のシーラス・マザーからシーラス・ベータシステム(ノーラ)へ統合AIの切り替え作業をしていたのだ。
実は、地球規模と言うよりアース恒星系(我々地球人の太陽系)でシラス加盟国軍の全戦略・戦術システムを汚染されたシーラス・マザーから一時的に、オーバー・ホールが終えたばかりのノーラAI(ノーラ・システム)へ、切り替えが始まっていたのだ。
日本では、奈良橿原のシーラス・日本参謀司令本部、千歳シーラスワンの急襲武装戦闘宙空母艦1番艦の「ウーラノス」始め、台湾の2番艦の「アフロダイテイ」、3番艦のトマムの「ブーイー1世」の3戦艦や世界中のシラス加盟国軍の空母を中心とした機動艦隊の打撃群。
実質、北海道戦略・戦術本部になる札幌近郊の恵庭シムトックを、シーラス・マザーからノーラAI(ノーラ・システム)へ切り替えていたのだ。
敵、ウシハクルかAXISからの汚染の可能性が高い、否、その既知の事実があるシーラス・マザーの更迭作業をしていたのだった。
特にネイジェア星域皇国より技術供与された超・超極秘情報システムの空間ジャンプや、ジェンプ制御が出来る能力を保持しているシーラス・マザーを、重要装備から外すのが急務なのだ。
その担当者のシーラス情報技術研究所、本部司令長官の京子が直接千歳のウーラノスに搭乗していては、潜入しているかもしれないスパイの妨害工作を受ける可能性があるため、あえて離れた栗山町のサンパチトレーラーから作業を開始したのだった。
人間の脳細胞のシナプス構造以上に複雑なシステム構造。
地球側には現在の所、椎葉京子と椎葉麗子、そして超量子物理学博士のオリエッタ。
そして世界中に数人しかそのデリケートな計算指揮作業を出来る者がいなかった。
強いて言えば、「ワタツミ」の個室で爆睡している「J」博士(キャロル・内方)か、千歳の滑走路脇で夫の黄部長とトレーラーキャビンで、朝食を摂っている黄・リーリン博士位しかいなかった。
( ……チカチカジーン……ジワジワジワ~チカチカ~。 )
京子の周りへ、優しい黄金色の光が照り始めた。
京子の後ろに、金色の粒の光や粒が集まって来たのだ。
その中心が人影になったと思ったら、金髪のヨーロピアン風美女が現れた。
「このぉ、シーラス・マザー!覚えてなさい。お縄にしたら、「J」(キャロル・内方)とリーリンで、2度と悪さ事しないように、ムッチャクッチャいじくっさったる。シーラスと、日本政府の黒幕も、絶対絶対っ!突き止めてやる。ほんまにぃ腹立つぅ。この戦で何百人死んだんだ。ホンマにぃ!全滅した自衛隊共同の第2機動艦隊といい、ホンマにぃ。みんな家族も兄弟もいるのにぃ、……友達も。」
モニター右下のシーラス・マザーが制御している証の「S」の字を見る麗子。
全ての戦況モニターの右下には「S」のバナーが表示されていた。
唯一、真実を伝える攻撃衛星「ブロンシュ」の大型モニターが、次々に正確な情報を逐次表示していた。
その「ブロンシュ」と、ボーチャンから送られてくる分析映像を見て嗚咽はじめた麗子とオリエッタ。
「ほんまに、ほんまにぃ……。ブワッ!」
とうとう麗子も我慢しきれなくなったのか、大粒の涙を流し始めた。
そんな2人の奥。
サンパチトレーラの運転席後ろ、物々しく狭いドクターズ・コクピット・エリアが、麗子たちの奥に見えた。
シーラス技研長官の椎葉京子は本格的な指揮や作業を始めていた。
すでにシルバーとゴールドのラインが描くドクターズ・アーマー・アンダー・スーツの上から白服を着て、モニターが頭部を囲むように円筒状にぐるっと囲まれたモニターがあるシートでオペレーションをしていたのだ。
頭部の高さから、3段になっている円柱モニターを、必要な画面を見るために、右へ左へとクルクル回して、何やらインカムで指示を出しながら操作をしていた。
「ミリー(月裏55スーリア副司令)?こちらはマザーのパージ、すでに開始。ジェーンの塔は、異変ない?ノーラ・システムのロー・ボディ(ノーラの生のからた)に負担かかってないよね?あ~なるほど。本人のアバターが見てるんだったら、安心だけど。」
京子は、月裏の古代ジャンプアンテナ基地に居るミリューシャたちと連絡をとって歩調を合わせているようだった。
「3戦艦(ウーラノス3艦)と恵庭シムトック(道南方面統合司令部)は30パー(パーセント)切ったの。」
( そうよ。後は支配率が90(パーセント)になったらノーラが動き始めるってさ。イワン(岩井副司令)には、こっちから伝える?)
「岩井ちゃん?あ~副司令は別海から恵庭に向かってるのね。お願いするわ。(了解。)え~それとぉ。別海はオケーオケー、だよな。え~と、ミリー?(なぁに?)別海シムトックは?(口頭でOK来たから、調べ……もう終わてるわ。ハハハッ。)あ~早いわね。さすが3人娘。一緒にジャンプ塔に行ってもらって良かったわ。(フフッ。)アメリカのティアマトとの切り替えは全システム終わったのね。(終わったよ。システム確認もOK。)了解。別海シムトックは100(パーセント)と。よし。よし。」
声に反応し、京子の方を見るオリエッタと麗子。月裏のミリューシャ副長官の声が薄っすらと聞こえて来る。
( これで北米戦略と、オリジナルペンタゴンはシステム稼働100パー、ティアマト管理になったわね。シーラス1アレースの稼働チェックもOKだってさ。日本の防衛庁もティアマトが既に稼働中。シーラス・マザーからの攻撃ハックも未確認。OKね。 )
「これでティアマトは、USASF(アメリカ合衆国宇宙軍)の宙域と地上、地下の北米戦略と、新NATO軍に専念できるわね。」
( ところで京子。AXISの潜入スパイはどうするのさ。こっちでも的は絞ってあるけどって、ノーラ・アバターが言ってたけど。どう?)
「え?スパイ?ミリー、スパイの摘発はちょっと待って。ノーラに考えがあるって。そっちでノーラ言ってない?別海の稔ちゃん(武田少将)からさっき、連絡が入ったわよ。(ふ~んそう?)そっちにシーカへ入ってない?稔ちゃんシーカに連絡するって言ってたけどぉ(あ、ママに今、連絡来たみたい。)でしょ。了解。」
今、月裏の「55スーリア(アース・スーリア)」の情報技術院で、新システムへの移行と検査・オーバー・ホールをしていたシーラス・ベータ(ノーラ)が完成したのだ。
そこで急きょ、敵に汚染され裏切り者のシーラス・マザーからシーラス・ベータシステム(ノーラ)へ統合AIの切り替え作業をしていたのだ。
実は、地球規模と言うよりアース恒星系(我々地球人の太陽系)でシラス加盟国軍の全戦略・戦術システムを汚染されたシーラス・マザーから一時的に、オーバー・ホールが終えたばかりのノーラAI(ノーラ・システム)へ、切り替えが始まっていたのだ。
日本では、奈良橿原のシーラス・日本参謀司令本部、千歳シーラスワンの急襲武装戦闘宙空母艦1番艦の「ウーラノス」始め、台湾の2番艦の「アフロダイテイ」、3番艦のトマムの「ブーイー1世」の3戦艦や世界中のシラス加盟国軍の空母を中心とした機動艦隊の打撃群。
実質、北海道戦略・戦術本部になる札幌近郊の恵庭シムトックを、シーラス・マザーからノーラAI(ノーラ・システム)へ切り替えていたのだ。
敵、ウシハクルかAXISからの汚染の可能性が高い、否、その既知の事実があるシーラス・マザーの更迭作業をしていたのだった。
特にネイジェア星域皇国より技術供与された超・超極秘情報システムの空間ジャンプや、ジェンプ制御が出来る能力を保持しているシーラス・マザーを、重要装備から外すのが急務なのだ。
その担当者のシーラス情報技術研究所、本部司令長官の京子が直接千歳のウーラノスに搭乗していては、潜入しているかもしれないスパイの妨害工作を受ける可能性があるため、あえて離れた栗山町のサンパチトレーラーから作業を開始したのだった。
人間の脳細胞のシナプス構造以上に複雑なシステム構造。
地球側には現在の所、椎葉京子と椎葉麗子、そして超量子物理学博士のオリエッタ。
そして世界中に数人しかそのデリケートな計算指揮作業を出来る者がいなかった。
強いて言えば、「ワタツミ」の個室で爆睡している「J」博士(キャロル・内方)か、千歳の滑走路脇で夫の黄部長とトレーラーキャビンで、朝食を摂っている黄・リーリン博士位しかいなかった。
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