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番外編 スライモンのおつかい
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皆さんこんにちは。僕の名前はスライモン!
2話で初登場した以降、全く出番がなかったスライムだよ!今回、作者がそろそろこいつを活躍させなきゃって僕メインの番外編が作られることになったんだ。でも、作者いわく
「マスコットキャラクターが必要だと思ったから登場させてみたけど、使いどころがねえな~、どうしようかな~」
だって!
…ちょっとぉぉぉ!ちゃんと先々までのこと考えとけよぉぉぉ!何が 使いどころねえな~ だよ!あらかじめキャラの使い道を考えとけよぉぉぉ!キャラ出した後じゃ遅いんだよぉぉぉ!
ま、そんなことは置いといて
番外編、始まるよ~
僕の名前はスライモン!サクヤと1番最初に仲間になったスライムだよ!
今日は借金返済に忙しいサクヤに頼まれて、森に生えている薬草を採取しに行くんだ。
でも、町でモンスターが歩いてたら襲われるんじゃないかって?
大丈夫!人間に友好的なモンスターは、誰の目にもわかるようなバッジをつけることで、町に住むことが許されているんだ!
ということで、僕は町から出て、森へ向かった。僕は宿屋にいたからわかんなかったけれど、
サクヤたちが前に森へ行ったときにモンスターに襲われたらしいけど、それはサクヤたちが人間だったからで、モンスターである僕に襲いかかってくるモンスターはいないから、今回のおつかいで襲われる心配は僕はしなくていいんだ。
数時間後―
「あああああああああ!!!!」
僕は忘れていた。そう、襲ってくるモンスターはいないけど、経験値目的で襲ってくる冒険者はいたんだった!
あれ?でもおかしいな。モンスターが人間に友好的な証としてつけている誰の目にもわかるような大きなバッジがあるから襲われるはずないんだけど…。
僕は、そのバッジを宿屋に忘れていたことに気づいた。
「しまったぁぁぁぁ!」
僕は散々冒険者たちに追いかけ回された後、やっとのことで冒険者たちを撒くことに成功した。だけど、そのときにはもう日が暮れかけてしまっていた。僕は薬草の採取をあきらめてとぼとぼと、町に帰っていった。町にたどり着くと、僕はバッジがないのでそそくさと急いで宿屋に戻った。僕は宿屋に帰るとサクヤのところへ行き、
「ごめんなさい、薬草の採取できなかった。」
と、今にも消えそうな声で謝った。
すると、サクヤは、
「まあ、気にすんな。お前が無事で帰ってきて何よりだ。」
と、僕を許してくれたんだ。
僕は思わず泣きながらサクヤの胸に飛び込んだ。
☆補足~バッジについて~
バッジとはモンスターが人間に友好的だということを証明する、証のようなものです。
モンスターがバッジを入手するには、人間と共に町へ同行し、町役場でバッジ申請する必要があります。
ただし、申請できるのは低級モンスター、つまり雑魚モンスターのみで中級、上級モンスターは申請できません。
2話で初登場した以降、全く出番がなかったスライムだよ!今回、作者がそろそろこいつを活躍させなきゃって僕メインの番外編が作られることになったんだ。でも、作者いわく
「マスコットキャラクターが必要だと思ったから登場させてみたけど、使いどころがねえな~、どうしようかな~」
だって!
…ちょっとぉぉぉ!ちゃんと先々までのこと考えとけよぉぉぉ!何が 使いどころねえな~ だよ!あらかじめキャラの使い道を考えとけよぉぉぉ!キャラ出した後じゃ遅いんだよぉぉぉ!
ま、そんなことは置いといて
番外編、始まるよ~
僕の名前はスライモン!サクヤと1番最初に仲間になったスライムだよ!
今日は借金返済に忙しいサクヤに頼まれて、森に生えている薬草を採取しに行くんだ。
でも、町でモンスターが歩いてたら襲われるんじゃないかって?
大丈夫!人間に友好的なモンスターは、誰の目にもわかるようなバッジをつけることで、町に住むことが許されているんだ!
ということで、僕は町から出て、森へ向かった。僕は宿屋にいたからわかんなかったけれど、
サクヤたちが前に森へ行ったときにモンスターに襲われたらしいけど、それはサクヤたちが人間だったからで、モンスターである僕に襲いかかってくるモンスターはいないから、今回のおつかいで襲われる心配は僕はしなくていいんだ。
数時間後―
「あああああああああ!!!!」
僕は忘れていた。そう、襲ってくるモンスターはいないけど、経験値目的で襲ってくる冒険者はいたんだった!
あれ?でもおかしいな。モンスターが人間に友好的な証としてつけている誰の目にもわかるような大きなバッジがあるから襲われるはずないんだけど…。
僕は、そのバッジを宿屋に忘れていたことに気づいた。
「しまったぁぁぁぁ!」
僕は散々冒険者たちに追いかけ回された後、やっとのことで冒険者たちを撒くことに成功した。だけど、そのときにはもう日が暮れかけてしまっていた。僕は薬草の採取をあきらめてとぼとぼと、町に帰っていった。町にたどり着くと、僕はバッジがないのでそそくさと急いで宿屋に戻った。僕は宿屋に帰るとサクヤのところへ行き、
「ごめんなさい、薬草の採取できなかった。」
と、今にも消えそうな声で謝った。
すると、サクヤは、
「まあ、気にすんな。お前が無事で帰ってきて何よりだ。」
と、僕を許してくれたんだ。
僕は思わず泣きながらサクヤの胸に飛び込んだ。
☆補足~バッジについて~
バッジとはモンスターが人間に友好的だということを証明する、証のようなものです。
モンスターがバッジを入手するには、人間と共に町へ同行し、町役場でバッジ申請する必要があります。
ただし、申請できるのは低級モンスター、つまり雑魚モンスターのみで中級、上級モンスターは申請できません。
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