レスカー帝国物語

海野 入鹿

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始めに

世界観と帝国について

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~世界観~
 中世ヨーロッパに似た世界になっています。


~レスカー帝国~

西は海、東はホンラン王国、北はテテンド帝国、南はサイヨウ連合国に囲まれた国。首都は、国の中央にある大都市メラトナである。かつて、金や銀、ダイヤモンドや鉄などの資源が国内で大量にとれたことから産業が急速に発展していった。その後、帝国を名乗るようになり、軍事面にも力を入れたことで世界一、二を争う大国になった。

約300年ほど大帝国として君臨していたが、帝国暦350年に東部をめぐり独立戦争が起き、15年にもわたる戦争でレスカー帝国側が敗北したことでホンラン王国の成立を許すことになる。この戦争に使われた莫大な費用は、のちの財政悪化につながることになる。また15年という長期にわたる戦争は、結果としてレスカー帝国の国力の低下を招いてしまった。そして帝国暦367年、テテンド帝国がレスカー帝国に戦争を仕掛けた。レスカー帝国はすべての対応に後手にまわってしまい、領土の2割を失ってしまった。この時点で、資源があった土地も大部分失ってしまった。その後、レスカー帝国は資源の獲得と土地の奪還を目指し、戦争を繰り返し行った。しかし、それらの戦争はたいした戦果もなく、ただ国を疲弊させるだけだった。
そして帝国暦500年、レスカー大戦が勃発する。

~帝国の隣国~

・ホンラン王国
 かつて帝国から独立した王国。
反乱軍の援助をしている。レスカー帝国とは、表面上では敵対していない。

・テテンド帝国
 レスカー帝国とたびたび戦争を起こしている国。ホンラン王国とも対立している。

・サイヨウ連合国
 ホンラン王国と同盟を結び、反乱軍を援助している。
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