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第3章
42話
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作戦は決まった。
問題は、それがうまくハマってくれるか、といったところだ。
カラミティは、ワイバーンの様子を見るが、疲れているようには見えなかった為、作戦を実行することを決める。
再びカラミティは、ワイバーンの頭を尻尾でペチペチと叩き移動を始める。
狙いは、二体だけで行動しているべへモスだが、警戒されているのか、目につくのは、三体以上の群ればかりだった。
暫くの間、探し回っていたが、二体だけで行動する様子が見られない為、諦めて引き返そうと思っていた時だった。
運良く二体だけで移動を始めたべへモスが現れた。
とはいえ、すぐにこの二体を標的にするわけにはいかない。
移動をしたとはいえ、それほど遠くない距離に他のべへモス達がいるのだ。
こんな間近で迂闊に手を出せば、すぐに気付かれ集まってきてしまうだろう。
なので、怪しまれないよう、数百mの高度で旋回しその二体がどこへ向かうのか様子見だ。
が、これがまた、そう簡単な事ではなかった。
怪しまれないようにと、数百mの高度で旋回していたが、それでもべへモス達には気付かれてしまう。
そうなると、気付いたべへモスのうちの何体かは、ワイバーンを目障りとでも思ったのか、地面に落ちている石を咥え、ワイバーン目掛け吹き飛ばす。
その吹き飛ばしてきた石の速度が、とんでもなく速い。
吹き出したかと思った次の瞬間、数百mの高度にいるにも関わらず、ワイバーンのすぐ近くまで迫っているのだ。
初めは、そのことに気づかずにワイバーンの僅か横を過ぎ去った後に、へべモスから攻撃をされたことに気付く始末だった。
それ以降は、へべモスが石を咥えた瞬間から、ワイバーンは回避行動へ移るようになった。
それでも、危うく当たりそうになった時もあったが。
そんなことをして、様子を見ていた二体のべへモスが、群れからある程度離れたのを見て、標的として仕掛ける事にした。
またもや、カラミティはワイバーンの頭を尻尾で叩き、合図をする。
すると、ワイバーンは群れから離れた二体のべへモス目掛けて急降下する。
そんなことをすれば、当のべへモス達もワイバーンへと目を向ける。
ワイバーンが、自分達目掛けていることに気づくと、べへモス達は迎撃態勢を取る。
そのまま激突する、かのように見えたが、その寸前でワイバーンは軌道を変え、へべモス達の上空を通り過ぎる。
それをべへモス達は、何もせずに見送る。
なぜなら、べへモスにとって、ワイバーンはただ鬱陶しい存在なだけであり、絶対に倒さなければならない、というわけではないからだ。
そういった理由で、あえて手を出さず見過ごした訳だが、通り過ぎたワイバーンは、どういう訳かある程度離れると、ホバリングをしてその場に留まる。
しかも、尻尾を大きく揺らして、だ。
その様子は、まるでべへモスを挑発しているかのように。いや、実際に挑発しているのだろう。
何故なら、ワイバーンから侮りの気配を感じ取れるからだ。
べへモス達は、最初はそんなワイバーンに対して、無視を決め込んでいた。
だが、べへモス達が移動してもワイバーンは一定の距離を常に保ち、ずっと挑発を続けてる。
そうなると、べへモス達も無視を続けることが難しくなり、段々と苛立ちを覚え始める。
そして、ついに苛立ちが限界に達したのか、一体のべへモスは、石を咥えワイバーンに向けて吹き飛ばす。
すると、ワイバーンは慌てて逃げ出す。
逃げ出したことを確認したべへモス達は、悠々と歩き出すが、それも長く続かない。
何故なら、ワイバーンが舞い戻り、また挑発行動をとってきたからだ。
そうなると、流石にべへモス達は怒りの雄叫びをあげ、ワイバーンに向かって走り出す。
それを見たワイバーンは、慌てて背を向け逃げ出す。しかし、べへモス達は、逃すものかと言わんばかりに、グオォォと唸り声を上げ追いかける。
これが罠だと気づく事もなく。
ワイバーンとべへモス達の追いかけっこはなかなか終わらず、べへモスが速度を上げれば、ワイバーンも上げその距離が縮まらない。
その代わり、広がるという事もなかった。
それもそのはずで、ワイバーンがあえてべへモスの速度に合わせて飛んでいる為であった。
ワイバーンがその気になれば、一気に距離を広げて逃げ出すことができる程の速度を出せる。
だが、怒りによって思考が鈍っているべへモス達はそのことに気づかない。気付けない。
そして、ワイバーンを追いかけ崖の上に登っていた。
その崖の上の幅は、べへモスが無理をすれば、ギリギリ二体が通れるくらいしかない。
となれば、その崖を通るためにべへモス達は一体づつ縦に並び、ワイバーンを追いかける。
と、その時、ワイバーンの頭に乗っていたカラミティが、飛び降りる。
もちろん、そのことにべへモス達は気付くが、小さな状態のカラミティに対し脅威はない、と瞬時に判断し意識から外す。
それが誤りだと気付かずに。
飛び降りたカラミティは、ワイバーンからある程度離れると巨大化しながら縦回転し、べへモス達目掛け尻尾を叩きつける。
すると、叩きつけたべへモスたちは崖は粉砕し、それでも勢いを減らすことができず地面に減り込んでしまう。
べへモス達は訳が分からなかっただろう。
気が付いたら、巨大な何かに地面に叩き付けられて減り込んでしまっていたのだから。
べへモスたちを地面へと叩き込んだカラミティは、体の大きさを調節し、崖の上へと降り立つ。
問題なく降り立つと、べへモスたちの様子を見る。
少ししてべへモス達が地面から這い出て来るが、その様子は満身創痍で這い出るのもやっと、という感じであった。
それを見たカラミティ、これならば、一体はワイバーンに任せても大丈夫だろうと思い、ワイバーンへ顔を向ける。
そのことに気付いたワイバーンは、一度頷くと、べへモスへ向かって急降下する。
それと同時に、カラミティも残るもう一体へ向かって、飛び掛かる。
急降下したワイバーンは、普段は隠している尻尾の先の針を、蜂のように露出させるとべへモス目掛け突き出す。
べへモスは、その針を躱そうと動き出すが、カラミティの攻撃をうけた影響で鈍すぎるといってもいいほど、動きがぎこちなく、ワイバーンの針を完全に躱すことが出来ず、体に掠らせてしまう。
これが他の攻撃であれば、べへモスにとっては擦り傷程度で済んだろうが、生憎とその程度では済まなかった。
何故ならば、ワイバーンの針には、これまた蜂のように猛毒が仕込まれていたからだ。
その威力は凄まじく、触れただけで肌は溶け、体内に入り込めば同ランクであるAランクモンスターでさえのたうつ程だ。
そんな針をかすらせてしまったのだ。
べへモスは、先ほどのカラミティの攻撃でボロボロになっていたところにこんな攻撃を受け、意識が飛びかけてしまう。
そんな事になれば、決定的な隙をつくってしまい、ワイバーンの毒針をまともに受けてしまう。
それがトドメとなり、べへモスは命を落とす。
まさしく、必殺の毒針であった。
問題は、それがうまくハマってくれるか、といったところだ。
カラミティは、ワイバーンの様子を見るが、疲れているようには見えなかった為、作戦を実行することを決める。
再びカラミティは、ワイバーンの頭を尻尾でペチペチと叩き移動を始める。
狙いは、二体だけで行動しているべへモスだが、警戒されているのか、目につくのは、三体以上の群ればかりだった。
暫くの間、探し回っていたが、二体だけで行動する様子が見られない為、諦めて引き返そうと思っていた時だった。
運良く二体だけで移動を始めたべへモスが現れた。
とはいえ、すぐにこの二体を標的にするわけにはいかない。
移動をしたとはいえ、それほど遠くない距離に他のべへモス達がいるのだ。
こんな間近で迂闊に手を出せば、すぐに気付かれ集まってきてしまうだろう。
なので、怪しまれないよう、数百mの高度で旋回しその二体がどこへ向かうのか様子見だ。
が、これがまた、そう簡単な事ではなかった。
怪しまれないようにと、数百mの高度で旋回していたが、それでもべへモス達には気付かれてしまう。
そうなると、気付いたべへモスのうちの何体かは、ワイバーンを目障りとでも思ったのか、地面に落ちている石を咥え、ワイバーン目掛け吹き飛ばす。
その吹き飛ばしてきた石の速度が、とんでもなく速い。
吹き出したかと思った次の瞬間、数百mの高度にいるにも関わらず、ワイバーンのすぐ近くまで迫っているのだ。
初めは、そのことに気づかずにワイバーンの僅か横を過ぎ去った後に、へべモスから攻撃をされたことに気付く始末だった。
それ以降は、へべモスが石を咥えた瞬間から、ワイバーンは回避行動へ移るようになった。
それでも、危うく当たりそうになった時もあったが。
そんなことをして、様子を見ていた二体のべへモスが、群れからある程度離れたのを見て、標的として仕掛ける事にした。
またもや、カラミティはワイバーンの頭を尻尾で叩き、合図をする。
すると、ワイバーンは群れから離れた二体のべへモス目掛けて急降下する。
そんなことをすれば、当のべへモス達もワイバーンへと目を向ける。
ワイバーンが、自分達目掛けていることに気づくと、べへモス達は迎撃態勢を取る。
そのまま激突する、かのように見えたが、その寸前でワイバーンは軌道を変え、へべモス達の上空を通り過ぎる。
それをべへモス達は、何もせずに見送る。
なぜなら、べへモスにとって、ワイバーンはただ鬱陶しい存在なだけであり、絶対に倒さなければならない、というわけではないからだ。
そういった理由で、あえて手を出さず見過ごした訳だが、通り過ぎたワイバーンは、どういう訳かある程度離れると、ホバリングをしてその場に留まる。
しかも、尻尾を大きく揺らして、だ。
その様子は、まるでべへモスを挑発しているかのように。いや、実際に挑発しているのだろう。
何故なら、ワイバーンから侮りの気配を感じ取れるからだ。
べへモス達は、最初はそんなワイバーンに対して、無視を決め込んでいた。
だが、べへモス達が移動してもワイバーンは一定の距離を常に保ち、ずっと挑発を続けてる。
そうなると、べへモス達も無視を続けることが難しくなり、段々と苛立ちを覚え始める。
そして、ついに苛立ちが限界に達したのか、一体のべへモスは、石を咥えワイバーンに向けて吹き飛ばす。
すると、ワイバーンは慌てて逃げ出す。
逃げ出したことを確認したべへモス達は、悠々と歩き出すが、それも長く続かない。
何故なら、ワイバーンが舞い戻り、また挑発行動をとってきたからだ。
そうなると、流石にべへモス達は怒りの雄叫びをあげ、ワイバーンに向かって走り出す。
それを見たワイバーンは、慌てて背を向け逃げ出す。しかし、べへモス達は、逃すものかと言わんばかりに、グオォォと唸り声を上げ追いかける。
これが罠だと気づく事もなく。
ワイバーンとべへモス達の追いかけっこはなかなか終わらず、べへモスが速度を上げれば、ワイバーンも上げその距離が縮まらない。
その代わり、広がるという事もなかった。
それもそのはずで、ワイバーンがあえてべへモスの速度に合わせて飛んでいる為であった。
ワイバーンがその気になれば、一気に距離を広げて逃げ出すことができる程の速度を出せる。
だが、怒りによって思考が鈍っているべへモス達はそのことに気づかない。気付けない。
そして、ワイバーンを追いかけ崖の上に登っていた。
その崖の上の幅は、べへモスが無理をすれば、ギリギリ二体が通れるくらいしかない。
となれば、その崖を通るためにべへモス達は一体づつ縦に並び、ワイバーンを追いかける。
と、その時、ワイバーンの頭に乗っていたカラミティが、飛び降りる。
もちろん、そのことにべへモス達は気付くが、小さな状態のカラミティに対し脅威はない、と瞬時に判断し意識から外す。
それが誤りだと気付かずに。
飛び降りたカラミティは、ワイバーンからある程度離れると巨大化しながら縦回転し、べへモス達目掛け尻尾を叩きつける。
すると、叩きつけたべへモスたちは崖は粉砕し、それでも勢いを減らすことができず地面に減り込んでしまう。
べへモス達は訳が分からなかっただろう。
気が付いたら、巨大な何かに地面に叩き付けられて減り込んでしまっていたのだから。
べへモスたちを地面へと叩き込んだカラミティは、体の大きさを調節し、崖の上へと降り立つ。
問題なく降り立つと、べへモスたちの様子を見る。
少ししてべへモス達が地面から這い出て来るが、その様子は満身創痍で這い出るのもやっと、という感じであった。
それを見たカラミティ、これならば、一体はワイバーンに任せても大丈夫だろうと思い、ワイバーンへ顔を向ける。
そのことに気付いたワイバーンは、一度頷くと、べへモスへ向かって急降下する。
それと同時に、カラミティも残るもう一体へ向かって、飛び掛かる。
急降下したワイバーンは、普段は隠している尻尾の先の針を、蜂のように露出させるとべへモス目掛け突き出す。
べへモスは、その針を躱そうと動き出すが、カラミティの攻撃をうけた影響で鈍すぎるといってもいいほど、動きがぎこちなく、ワイバーンの針を完全に躱すことが出来ず、体に掠らせてしまう。
これが他の攻撃であれば、べへモスにとっては擦り傷程度で済んだろうが、生憎とその程度では済まなかった。
何故ならば、ワイバーンの針には、これまた蜂のように猛毒が仕込まれていたからだ。
その威力は凄まじく、触れただけで肌は溶け、体内に入り込めば同ランクであるAランクモンスターでさえのたうつ程だ。
そんな針をかすらせてしまったのだ。
べへモスは、先ほどのカラミティの攻撃でボロボロになっていたところにこんな攻撃を受け、意識が飛びかけてしまう。
そんな事になれば、決定的な隙をつくってしまい、ワイバーンの毒針をまともに受けてしまう。
それがトドメとなり、べへモスは命を落とす。
まさしく、必殺の毒針であった。
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