45 / 45
王都サンドリア Ⅵ
しおりを挟む
「あら、これはずいぶんとぱっとしない男がきたものね」
長いテーブルを挟んで対峙するのは、予想と反して女性であった。
だが、女性だからといって油断などまったくできない。
血を思わせる真っ赤なルージュ、花魁のような着物をそのご立派な胸元を見せつけるかのように羽織っており、煙管で紫煙をくゆらせながら獲物を狙う蛇のような視線をこちらに向ける。
「ほう。
我々を前にしてコウタロウ様に無礼を働きますか。
なかなか肝の据わったお嬢さんですな」
「あらやだ、怒ってるの?
率直な感想を述べさせてもらっただけよ。
あんたらと矛を交えるつもりはないし、そんなことは勘弁願いたいものだね。
『霊炎』だけでも面倒だってのに、『生ける伝説』に『神域の魔女』まで相手するとなるとこちらの命がいくらあっても足りゃあしないよ。
不愉快に感じたのなら謝らせてもらうさ」
そう言いつつももまったく反省の色を見せずに煙を吹かす女性。
彼女の吐いた煙が換気のない部屋でゆらゆらと泳ぐ。
彼女の背後には二名の人物が身動き一つせずに控えているが、フードを深くかぶっているせいで顔は見えない。
おそらく側近なのだろう。
しかし、その片割れは珍しいことに獣人であるようだ。
フードから少し飛び出た鼻先から犬か狼系の獣人のようである。
言葉の通じないこの国でどうやって暗殺の依頼をこなしているか気になるところだ。
もしかして人族の言葉が通じたりするのかな?
「あたしの名前はアイリーン。
暗殺ギルドの長をやらせてもらっているよ。
シマダ商会の真のトップにお会いできて光栄だね」
「こちらこそ。
シマダ商会のシマダ・コウタロウだ。
お邪魔させてもらうよ。
それで?
やたらと俺のこと嗅ぎまわっていたみたいだけど、なにか理由があるのかい?
暗殺の依頼とかかな?」
「いやなに、単純な好奇心によるものだよ。
個人的に天下のシマダ商会のトップがどんな面をしてるか拝んでみたくなってねえ。
まあ、ウチの情報網を駆使しても結局尻尾は掴めなかったんだけどね。
こうして会えたのはよかったけど、ちょっとばかり悔しいねえ」
あっさりそう白状するアイリーンさん。
好奇心だけで人様の秘密を覗いてやろうとした事実に対しこの悪びれのなさである。
まあ、暗殺を生業にしている組織だ。
そんなことにいちいち罪悪感を感じていたら、暗殺なんてできっこあるまい。
「そうか。
暗殺の依頼でもあったのかとひやひやしたよ」
「シマダ商会に対して暗殺の依頼をしてくるのは間抜けな客ばかりでねえ。
エドワードって男さえ潰せばいいと信じ切ってるよ。
あんたの存在を微塵も疑いもせずにね」
「へえ。
それじゃあ、エドワード君の暗殺依頼は受けたことがあるのかい?」
「そりゃあ依頼はくるさ。
すべてお断りしているけどね。
ガードが固くてとても近付けたもんじゃないしねえ。
割に合わない仕事はしない主義なのよ」
「なるほどね。
依頼主はどんな奴なんだ?」
「それを明かすわけないでしょうに。
口の軽い暗殺者に誰が依頼すると思う?
こちとら信用を無くしたら終わりなんだ。
どんな拷問にかけられようが依頼主の情報は墓場まで持っていくよ」
なるほど。
やはり暗殺ギルドというものは侮れないな。
大したプロ意識である。
権力者から依頼が舞い込むのも頷ける。
となるとアルマシア王の崩御が暗殺によるものかどうか問いただしたところで無駄だろうな。
決して口を割るようなことはしないだろう。
「そういえば、ウチの従業員も守ってくれていたみたいだね。
感謝するよ。
個人的になにかお礼がしたいところだが……」
「お礼を言われる筋合いはないよ。
ちゃんと対価は貰っているんだ。
それ以上はこちらの貰い過ぎになっちまうよ。
やめてくんな」
しっしと追い払うような仕草をしてみせるアイリーンさん。
その動作に連動して豊満な胸元が揺れる。
ファラの言葉を借りるならぽよんぽよんである。
しかし、どれだけスケベな男であったとしてもあれだけ血と死の気配を漂わせている女性の胸元に飛び込める命知らずはいないのではなかろうか?
見惚れてしまうだけで彼女の手中に落ちるかのようで、むしろ恐怖すら感じる蠱惑の胸元である。
「まあ、そうさね……
世界皇帝様にわざわざ足を運んで貰ったんだ。
なにか一つだけなら質問に答えてあげるよ。
もちろん依頼主の情報やその内容までは明かせないけどね」
ふむ。
ここに来た当初の目的としてはデュパーノかその周辺からシマダ商会に対して依頼があるか、それに対しどう動くかを知りたかったのだが、きっとそんな質問は適当にはぐらかされて終わりだろう。
しかし、今となってはそんな情報は必要ないことがわかった。
生ける伝説であるドラファルさんの前でさえぶれない彼女だ。
彼女はどんな権力者からの圧にも動じない。
相手が貴族や王族であろうとも不可能な依頼は引き受けないし、逆に可能であるならば引き受けるのだろう。
それがわかれば十分である。
暗殺ギルドはそれに見合った対価さえ貰えれば、きっと商会の従業員に対する無差別な攻撃を引き受ける。
スコット君が危惧していたように、現状では商会の従業員一人一人を守りきるのは厳しい。
つまりは彼女たちにとって、その依頼は可能ということになる。
良くも悪くも中立の組織なのだ。
であればこちらが攻撃の対価を超えて支払えばいいだけのこと。
簡単な話である。
さて、懸念は解決できたところでなにを聞こうか?
謎の多い暗殺ギルドだ。
色々と知りたいことはあるのだが、如何せん一つだけだからなあ。
中途半端に知ったところでなんの面白味もない。
ならばいっそいま目の前の興味をぶつけてみるとするか。
そう決めた俺はアイリーンさんの背後に立つ獣人に視線を向けて、獣人語で話しかけてみた。
『不当な扱いは受けていないか?』
唐突な獣人語による質問にピクッと反応を見せる獣人であろう殺し屋。
アイリーンさんは無反応を繕っているものの、驚きゆえに一瞬だけ感情を揺らめかせたのを俺は捉えていた。
獣人は少しの沈黙の後、質問に答える。
『否』
『ならいい』
「ふん、人族なのにやっぱり獣人語が使えるんだね。
聞けば魔族語も使えるらしいじゃないか」
「まあね。
商会の幹部であればみんな使えるさ。
まあ、俺ほど流暢ではないかもしれないけどね。
あなたも覚えることをおすすめするよ。
反応からして獣人語が使えないことはわかったよ。
彼も人族の言葉は使えないんだろうな。
どうやって指示を出してるのか気になるね」
「余計なお世話さ。
それで質問は終わりでいいかい?」
「ああ。
それと……」
俺はマジックバッグから札束キューブをドンと出す。
眉を吊り上げたアイリーンさんに俺は告げる。
「足りるかな?」
「なにがだい?
あたしたちを買い取ろうってなら無駄だよ。
そういうのは好きじゃないしねえ」
「別に買い取る気はないさ。
俺としてもあなたたちに深く関与する気はない。
対価で動くならば、こうでもした方が話が早いと思ったまでだよ。
依頼は従業員の保護。
足りなければまた言ってくれ」
「強気だね。
あたしたちが金だけ奪ってとんずらする可能性は考えないのかい?
裏切らないとも限らないよ」
「まあ、その時はその時だ。
ただ、一つだけ言っておこうか」
次第に目を見開いていくアイリーンさんに俺は静かに告げた。
「もしウチの従業員に傷でもつけてみなよ……
その時は容赦しないからね」
長いテーブルを挟んで対峙するのは、予想と反して女性であった。
だが、女性だからといって油断などまったくできない。
血を思わせる真っ赤なルージュ、花魁のような着物をそのご立派な胸元を見せつけるかのように羽織っており、煙管で紫煙をくゆらせながら獲物を狙う蛇のような視線をこちらに向ける。
「ほう。
我々を前にしてコウタロウ様に無礼を働きますか。
なかなか肝の据わったお嬢さんですな」
「あらやだ、怒ってるの?
率直な感想を述べさせてもらっただけよ。
あんたらと矛を交えるつもりはないし、そんなことは勘弁願いたいものだね。
『霊炎』だけでも面倒だってのに、『生ける伝説』に『神域の魔女』まで相手するとなるとこちらの命がいくらあっても足りゃあしないよ。
不愉快に感じたのなら謝らせてもらうさ」
そう言いつつももまったく反省の色を見せずに煙を吹かす女性。
彼女の吐いた煙が換気のない部屋でゆらゆらと泳ぐ。
彼女の背後には二名の人物が身動き一つせずに控えているが、フードを深くかぶっているせいで顔は見えない。
おそらく側近なのだろう。
しかし、その片割れは珍しいことに獣人であるようだ。
フードから少し飛び出た鼻先から犬か狼系の獣人のようである。
言葉の通じないこの国でどうやって暗殺の依頼をこなしているか気になるところだ。
もしかして人族の言葉が通じたりするのかな?
「あたしの名前はアイリーン。
暗殺ギルドの長をやらせてもらっているよ。
シマダ商会の真のトップにお会いできて光栄だね」
「こちらこそ。
シマダ商会のシマダ・コウタロウだ。
お邪魔させてもらうよ。
それで?
やたらと俺のこと嗅ぎまわっていたみたいだけど、なにか理由があるのかい?
暗殺の依頼とかかな?」
「いやなに、単純な好奇心によるものだよ。
個人的に天下のシマダ商会のトップがどんな面をしてるか拝んでみたくなってねえ。
まあ、ウチの情報網を駆使しても結局尻尾は掴めなかったんだけどね。
こうして会えたのはよかったけど、ちょっとばかり悔しいねえ」
あっさりそう白状するアイリーンさん。
好奇心だけで人様の秘密を覗いてやろうとした事実に対しこの悪びれのなさである。
まあ、暗殺を生業にしている組織だ。
そんなことにいちいち罪悪感を感じていたら、暗殺なんてできっこあるまい。
「そうか。
暗殺の依頼でもあったのかとひやひやしたよ」
「シマダ商会に対して暗殺の依頼をしてくるのは間抜けな客ばかりでねえ。
エドワードって男さえ潰せばいいと信じ切ってるよ。
あんたの存在を微塵も疑いもせずにね」
「へえ。
それじゃあ、エドワード君の暗殺依頼は受けたことがあるのかい?」
「そりゃあ依頼はくるさ。
すべてお断りしているけどね。
ガードが固くてとても近付けたもんじゃないしねえ。
割に合わない仕事はしない主義なのよ」
「なるほどね。
依頼主はどんな奴なんだ?」
「それを明かすわけないでしょうに。
口の軽い暗殺者に誰が依頼すると思う?
こちとら信用を無くしたら終わりなんだ。
どんな拷問にかけられようが依頼主の情報は墓場まで持っていくよ」
なるほど。
やはり暗殺ギルドというものは侮れないな。
大したプロ意識である。
権力者から依頼が舞い込むのも頷ける。
となるとアルマシア王の崩御が暗殺によるものかどうか問いただしたところで無駄だろうな。
決して口を割るようなことはしないだろう。
「そういえば、ウチの従業員も守ってくれていたみたいだね。
感謝するよ。
個人的になにかお礼がしたいところだが……」
「お礼を言われる筋合いはないよ。
ちゃんと対価は貰っているんだ。
それ以上はこちらの貰い過ぎになっちまうよ。
やめてくんな」
しっしと追い払うような仕草をしてみせるアイリーンさん。
その動作に連動して豊満な胸元が揺れる。
ファラの言葉を借りるならぽよんぽよんである。
しかし、どれだけスケベな男であったとしてもあれだけ血と死の気配を漂わせている女性の胸元に飛び込める命知らずはいないのではなかろうか?
見惚れてしまうだけで彼女の手中に落ちるかのようで、むしろ恐怖すら感じる蠱惑の胸元である。
「まあ、そうさね……
世界皇帝様にわざわざ足を運んで貰ったんだ。
なにか一つだけなら質問に答えてあげるよ。
もちろん依頼主の情報やその内容までは明かせないけどね」
ふむ。
ここに来た当初の目的としてはデュパーノかその周辺からシマダ商会に対して依頼があるか、それに対しどう動くかを知りたかったのだが、きっとそんな質問は適当にはぐらかされて終わりだろう。
しかし、今となってはそんな情報は必要ないことがわかった。
生ける伝説であるドラファルさんの前でさえぶれない彼女だ。
彼女はどんな権力者からの圧にも動じない。
相手が貴族や王族であろうとも不可能な依頼は引き受けないし、逆に可能であるならば引き受けるのだろう。
それがわかれば十分である。
暗殺ギルドはそれに見合った対価さえ貰えれば、きっと商会の従業員に対する無差別な攻撃を引き受ける。
スコット君が危惧していたように、現状では商会の従業員一人一人を守りきるのは厳しい。
つまりは彼女たちにとって、その依頼は可能ということになる。
良くも悪くも中立の組織なのだ。
であればこちらが攻撃の対価を超えて支払えばいいだけのこと。
簡単な話である。
さて、懸念は解決できたところでなにを聞こうか?
謎の多い暗殺ギルドだ。
色々と知りたいことはあるのだが、如何せん一つだけだからなあ。
中途半端に知ったところでなんの面白味もない。
ならばいっそいま目の前の興味をぶつけてみるとするか。
そう決めた俺はアイリーンさんの背後に立つ獣人に視線を向けて、獣人語で話しかけてみた。
『不当な扱いは受けていないか?』
唐突な獣人語による質問にピクッと反応を見せる獣人であろう殺し屋。
アイリーンさんは無反応を繕っているものの、驚きゆえに一瞬だけ感情を揺らめかせたのを俺は捉えていた。
獣人は少しの沈黙の後、質問に答える。
『否』
『ならいい』
「ふん、人族なのにやっぱり獣人語が使えるんだね。
聞けば魔族語も使えるらしいじゃないか」
「まあね。
商会の幹部であればみんな使えるさ。
まあ、俺ほど流暢ではないかもしれないけどね。
あなたも覚えることをおすすめするよ。
反応からして獣人語が使えないことはわかったよ。
彼も人族の言葉は使えないんだろうな。
どうやって指示を出してるのか気になるね」
「余計なお世話さ。
それで質問は終わりでいいかい?」
「ああ。
それと……」
俺はマジックバッグから札束キューブをドンと出す。
眉を吊り上げたアイリーンさんに俺は告げる。
「足りるかな?」
「なにがだい?
あたしたちを買い取ろうってなら無駄だよ。
そういうのは好きじゃないしねえ」
「別に買い取る気はないさ。
俺としてもあなたたちに深く関与する気はない。
対価で動くならば、こうでもした方が話が早いと思ったまでだよ。
依頼は従業員の保護。
足りなければまた言ってくれ」
「強気だね。
あたしたちが金だけ奪ってとんずらする可能性は考えないのかい?
裏切らないとも限らないよ」
「まあ、その時はその時だ。
ただ、一つだけ言っておこうか」
次第に目を見開いていくアイリーンさんに俺は静かに告げた。
「もしウチの従業員に傷でもつけてみなよ……
その時は容赦しないからね」
0
お気に入りに追加
96
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
異世界でただ美しく! 男女比1対5の世界で美形になる事を望んだ俺は戦力外で追い出されましたので自由に生きます!
石のやっさん
ファンタジー
主人公、理人は異世界召喚で異世界ルミナスにクラスごと召喚された。
クラスの人間が、優秀なジョブやスキルを持つなか、理人は『侍』という他に比べてかなり落ちるジョブだった為、魔族討伐メンバーから外され…追い出される事に!
だが、これは仕方が無い事だった…彼は戦う事よりも「美しくなる事」を望んでしまったからだ。
だが、ルミナスは男女比1対5の世界なので…まぁ色々起きます。
※私の書く男女比物が読みたい…そのリクエストに応えてみましたが、中編で終わる可能性は高いです。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
異界の師、弟子の世界に転生する
猫狐
ファンタジー
イシュリア皇国。その守護者として君臨する者がいた。
守護者は圧倒的な力を持ち、国が異界から攻められれば即座にはじき返す程の力を持っていた。
しかし、その守護者にも師匠がいた。
昔攻め入ったとある部屋にぽつんと寝ていた青年に何も出来ず、その強さに弟子入りした。
しかし修行し元の国の守護者となるまで強くなるも、遂に師匠を超えることなく、師匠は病で命が絶たれてしまった。
願わくば師匠が自分の世界にて転生し、今度は無事に暮らせるように。
その願いは聞き届けられた。
※この作品は同じ名前で小説家になろう様にも掲載しています
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
続きまだですか?
面白いので期待してます。