6 / 23
6.モンスター料理と魔石
しおりを挟む
●5月1日 自宅 水沢健司
「さて、それじゃあもうすぐお昼時でもあるし、トカゲ料理に挑戦するわよ」
「毒があったら大変じゃからやめとけ」
「大丈夫。さっきヘルプを調べてあのトカゲが食用になることは確認したから」
「そんなことまで、載っているんですか⁉ うわ、本当だ」
清美の指摘にヘルプを確認していた水沢が驚きの声を上げる。
「ね、本当でしょう」
「……はあ、言ってもやめそうにないし、仕方がないか」
清美の言葉に、伊吹がため息をつく。
「私も見学させてもらっていいですか?」
キッチンに向かおうとする清美に、水沢がそう尋ねた。
「トカゲを捌くくらい、一人でできるけど?」
「いえ、未知のモンスターですし、純粋に解体するところを見学したいと思って」
「そう言うことなら、かまわないわよ」
「うーん。魚を捌く時の応用で何とかなるかと思ったけど、骨格が異なるから予想より難しいわね」
「皮を剥がすのにも、もう少し慣れが必要ですね」
「まあ、皮と内臓を取り除いておけば、鳥の骨付き肉みたいなものだから、食べられるわよ」
「ところで、内臓を調べていて気になったのですが、この心臓と対になった位置にある器官は何なんですかね?」
「どれどれ。切り開いて中を見てみるわね」
そう言って清美は水沢が示した部位を、まな板の上に取り出し包丁で2つに切ろうとした。
しかし、包丁は何か固いものにあたり途中で止まる。
清美は指でその固いものを取り出すと、水道の水で洗った。
「あら、中から奇麗な石が出てきたわ」
そう言って、清美は1センチ角ほどの赤い石を、水沢に見せる。
「何かしら? もしかして魔石?」
清美はその石を見つめながら、わくわくとした表情で言った。
「どうでしょうかね? 食道にはつながっていませんでしたので、ただの砂嚢とも思えませんが。とりあえず保管しておきましょう」
水沢は、石を蓋つきのビンの中にしまいながら、そうつぶやく。
「それで、トカゲはどう料理するつもりですか?」
「コンソメで、野菜と一緒にポトフ風に煮込んでみようかと思うの」
「ポトフですか。いいですね」
しばらくして、料理が三人の前に並べられる。
大きく乱切りにされた人参、ジャガイモ、玉ねぎといった色とりどりの野菜とともに、大きめに切られた骨付き肉が浮かんでいる。
「これが、トカゲ料理か。見かけは脂身のない鶏肉っぽいのう」
「お味の方はと……うん、なかなかいけるじゃない。あっさりとしていながらも旨味があって、口の中でとろけるような柔らかさね」
「野生動物ですからもっと筋張っていて硬かったり、臭みがあったりすると予想していましたが、意外と柔らかくて癖のない味ですね」
ぶつぶつ言いながらも、ポトフを食べていた伊吹が感想を言う。
「不味くはないが……普通じゃな。わざわざトカゲを食う必要があるとも思えんが」
「確かにゲームでよくあるように、モンスターの肉を食べたら、他の物が食べられなくなるというほど極端においしいというわけではないわね」
その言葉に伊吹がぎょっとする。
「おい、それは依存性があるということではないのか」
「まあ、今のところその様子もありませんし、大丈夫では?」
「むしろ、少しコクが足りない気がします。何日か冷蔵庫で熟成させてからの方が、よかったのかも知れませんね」
「余計なことを言うな」
「そうか、熟成かあ……何日か置いてから、また挑戦してみるわ」
ふと、思いついたように水島がステータスを表示させ、それを確認する。
「おや、トカゲの肉を食べたことで1ポイントだけですが、経験値が入ったようです」
「1ポイントかあ。レベル1までに60回となるとどうなのかしら」
「そうですね。ですが、特に危険をおかさずに、食事のたびに経験値が入ると考えると、長期的には悪くないのかもしれません」
「……毎食、トカゲを食わせるつもりかい」
食事を終え、三人がリビングでお茶を飲んでいる時、清美が思い出したように水島に話しかける。
「ねえ、そういえばあの魔石はどうなったの」
「ここにありますよ」
そう言って、ガラス瓶に入れられた石を見せる。
「そんな石ころが何かの役に立つのか?」
伊吹の疑問に、清美が食いつき気味に説明を始める。
「魔石と言ったらすごいのよ。ネット小説なんかじゃ、万能のエネルギー源と言われているんだから」
「まあ、この石が魔石と決まったわけではありません。それに、万能のエネルギー源は明らかに言いすぎですよ」
「うーん。やっぱり?」
「ええ、ガソリン自動車に、この石を入れても動かないのは明らかでしょう? そして、新しい燃料が開発されたからと言って、今自分が持っているガソリン自動車をわざわざ買い替えようとは、なかなか思わないでしょう」
「水素燃料や電気動力の自動車も、なかなか普及しないものねえ」
「かといって、発電所のような大型設備となると、さらに大変ですしね。既存の設備は、化石燃料や水力、原子力といった、既にあるエネルギー源に特化しています。これを別のエネルギー源に対応させるのは、ほぼ不可能です」
「ほぼということは、完全に不可能というわけではないんじゃろう?」
「確かにその通りですが、改修費用が、改修後の運用で得られる利益を上回るでしょうね。化石燃料が完全に枯渇したという事態にでもならない限り、現実的ではありませんよ」
「また、改修するにしろ、新造するにしろ、発電所のような大型の建造物の建築には、数年から10年単位の時間と、数千億円から兆単位の金が必要です。仮にエネルギー源が魔石にシフトするにしても、相当な時間が必要です」
「じゃが、ダンジョンの中で落ちているものを拾ってくるだけじゃ、ただみたいなもんじゃろう?」
伊吹の思い付きには、清美が反論する。
「甘いわね。誰かが必要とするものなら、それには必ず値段が付くのよ。そもそも、地面に落ちているものが無料というなら、石油も石炭も無料ということになるはずだけれども、そうじゃないでしょう?」
「それに、供給側の原価、つまり人件費などの問題もあります。命がけでダンジョンに潜っていながら、生活費も稼げないで餓死するのは誰だって嫌でしょう?」
「まあ、そうは言っても供給過剰になれば、価格が大暴落ということもあり得るのだけれど……」
「その場合には、魔石を掘る人間自体がいなくなり、需要と供給のバランスを保とうとするでしょうね」
伊吹は、参ったという風に手を上げる。
「分かった、分かった。わしの負けじゃ」
「ふふん。元SF研を舐めないでよね」
「……この石が魔石と決まった訳ではないんですが……」
「それで、仮に魔石が手に入ったとして、それを利用するのにはどうすれはいいと思う?」
「魔石固有の性質については、空想の領域をでないので置いておくとして……やはり、熱エネルギーとして取り出す方法を探すのが手っ取り早いでしょうね」
清美も、その意見に同意する。
「熱さえ取り出せれれば、それで水を沸騰させて蒸気タービンで発電機を回せばいいものね。蒸気タービンは、火力発電所や原子力発電所で用いられている、十分に実績のある方法だから問題ないと思うわ」
あきれたように、伊吹が呟く。
「SF研は、そんなことばかり考えとるのか……」
「その通りよ!」
「さて、午後からもダンジョン探索よ。トビトカゲを5匹、いえ、14匹以上倒して、レベル3まで上げるわよ」
清美の元気な声がリビングに響き渡った。
「さて、それじゃあもうすぐお昼時でもあるし、トカゲ料理に挑戦するわよ」
「毒があったら大変じゃからやめとけ」
「大丈夫。さっきヘルプを調べてあのトカゲが食用になることは確認したから」
「そんなことまで、載っているんですか⁉ うわ、本当だ」
清美の指摘にヘルプを確認していた水沢が驚きの声を上げる。
「ね、本当でしょう」
「……はあ、言ってもやめそうにないし、仕方がないか」
清美の言葉に、伊吹がため息をつく。
「私も見学させてもらっていいですか?」
キッチンに向かおうとする清美に、水沢がそう尋ねた。
「トカゲを捌くくらい、一人でできるけど?」
「いえ、未知のモンスターですし、純粋に解体するところを見学したいと思って」
「そう言うことなら、かまわないわよ」
「うーん。魚を捌く時の応用で何とかなるかと思ったけど、骨格が異なるから予想より難しいわね」
「皮を剥がすのにも、もう少し慣れが必要ですね」
「まあ、皮と内臓を取り除いておけば、鳥の骨付き肉みたいなものだから、食べられるわよ」
「ところで、内臓を調べていて気になったのですが、この心臓と対になった位置にある器官は何なんですかね?」
「どれどれ。切り開いて中を見てみるわね」
そう言って清美は水沢が示した部位を、まな板の上に取り出し包丁で2つに切ろうとした。
しかし、包丁は何か固いものにあたり途中で止まる。
清美は指でその固いものを取り出すと、水道の水で洗った。
「あら、中から奇麗な石が出てきたわ」
そう言って、清美は1センチ角ほどの赤い石を、水沢に見せる。
「何かしら? もしかして魔石?」
清美はその石を見つめながら、わくわくとした表情で言った。
「どうでしょうかね? 食道にはつながっていませんでしたので、ただの砂嚢とも思えませんが。とりあえず保管しておきましょう」
水沢は、石を蓋つきのビンの中にしまいながら、そうつぶやく。
「それで、トカゲはどう料理するつもりですか?」
「コンソメで、野菜と一緒にポトフ風に煮込んでみようかと思うの」
「ポトフですか。いいですね」
しばらくして、料理が三人の前に並べられる。
大きく乱切りにされた人参、ジャガイモ、玉ねぎといった色とりどりの野菜とともに、大きめに切られた骨付き肉が浮かんでいる。
「これが、トカゲ料理か。見かけは脂身のない鶏肉っぽいのう」
「お味の方はと……うん、なかなかいけるじゃない。あっさりとしていながらも旨味があって、口の中でとろけるような柔らかさね」
「野生動物ですからもっと筋張っていて硬かったり、臭みがあったりすると予想していましたが、意外と柔らかくて癖のない味ですね」
ぶつぶつ言いながらも、ポトフを食べていた伊吹が感想を言う。
「不味くはないが……普通じゃな。わざわざトカゲを食う必要があるとも思えんが」
「確かにゲームでよくあるように、モンスターの肉を食べたら、他の物が食べられなくなるというほど極端においしいというわけではないわね」
その言葉に伊吹がぎょっとする。
「おい、それは依存性があるということではないのか」
「まあ、今のところその様子もありませんし、大丈夫では?」
「むしろ、少しコクが足りない気がします。何日か冷蔵庫で熟成させてからの方が、よかったのかも知れませんね」
「余計なことを言うな」
「そうか、熟成かあ……何日か置いてから、また挑戦してみるわ」
ふと、思いついたように水島がステータスを表示させ、それを確認する。
「おや、トカゲの肉を食べたことで1ポイントだけですが、経験値が入ったようです」
「1ポイントかあ。レベル1までに60回となるとどうなのかしら」
「そうですね。ですが、特に危険をおかさずに、食事のたびに経験値が入ると考えると、長期的には悪くないのかもしれません」
「……毎食、トカゲを食わせるつもりかい」
食事を終え、三人がリビングでお茶を飲んでいる時、清美が思い出したように水島に話しかける。
「ねえ、そういえばあの魔石はどうなったの」
「ここにありますよ」
そう言って、ガラス瓶に入れられた石を見せる。
「そんな石ころが何かの役に立つのか?」
伊吹の疑問に、清美が食いつき気味に説明を始める。
「魔石と言ったらすごいのよ。ネット小説なんかじゃ、万能のエネルギー源と言われているんだから」
「まあ、この石が魔石と決まったわけではありません。それに、万能のエネルギー源は明らかに言いすぎですよ」
「うーん。やっぱり?」
「ええ、ガソリン自動車に、この石を入れても動かないのは明らかでしょう? そして、新しい燃料が開発されたからと言って、今自分が持っているガソリン自動車をわざわざ買い替えようとは、なかなか思わないでしょう」
「水素燃料や電気動力の自動車も、なかなか普及しないものねえ」
「かといって、発電所のような大型設備となると、さらに大変ですしね。既存の設備は、化石燃料や水力、原子力といった、既にあるエネルギー源に特化しています。これを別のエネルギー源に対応させるのは、ほぼ不可能です」
「ほぼということは、完全に不可能というわけではないんじゃろう?」
「確かにその通りですが、改修費用が、改修後の運用で得られる利益を上回るでしょうね。化石燃料が完全に枯渇したという事態にでもならない限り、現実的ではありませんよ」
「また、改修するにしろ、新造するにしろ、発電所のような大型の建造物の建築には、数年から10年単位の時間と、数千億円から兆単位の金が必要です。仮にエネルギー源が魔石にシフトするにしても、相当な時間が必要です」
「じゃが、ダンジョンの中で落ちているものを拾ってくるだけじゃ、ただみたいなもんじゃろう?」
伊吹の思い付きには、清美が反論する。
「甘いわね。誰かが必要とするものなら、それには必ず値段が付くのよ。そもそも、地面に落ちているものが無料というなら、石油も石炭も無料ということになるはずだけれども、そうじゃないでしょう?」
「それに、供給側の原価、つまり人件費などの問題もあります。命がけでダンジョンに潜っていながら、生活費も稼げないで餓死するのは誰だって嫌でしょう?」
「まあ、そうは言っても供給過剰になれば、価格が大暴落ということもあり得るのだけれど……」
「その場合には、魔石を掘る人間自体がいなくなり、需要と供給のバランスを保とうとするでしょうね」
伊吹は、参ったという風に手を上げる。
「分かった、分かった。わしの負けじゃ」
「ふふん。元SF研を舐めないでよね」
「……この石が魔石と決まった訳ではないんですが……」
「それで、仮に魔石が手に入ったとして、それを利用するのにはどうすれはいいと思う?」
「魔石固有の性質については、空想の領域をでないので置いておくとして……やはり、熱エネルギーとして取り出す方法を探すのが手っ取り早いでしょうね」
清美も、その意見に同意する。
「熱さえ取り出せれれば、それで水を沸騰させて蒸気タービンで発電機を回せばいいものね。蒸気タービンは、火力発電所や原子力発電所で用いられている、十分に実績のある方法だから問題ないと思うわ」
あきれたように、伊吹が呟く。
「SF研は、そんなことばかり考えとるのか……」
「その通りよ!」
「さて、午後からもダンジョン探索よ。トビトカゲを5匹、いえ、14匹以上倒して、レベル3まで上げるわよ」
清美の元気な声がリビングに響き渡った。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!

異世界に召喚されたおっさん、実は最強の癒しキャラでした
鈴木竜一
ファンタジー
健康マニアのサラリーマン宮原優志は行きつけの健康ランドにあるサウナで汗を流している最中、勇者召喚の儀に巻き込まれて異世界へと飛ばされてしまう。飛ばされた先の世界で勇者になるのかと思いきや、スキルなしの上に最底辺のステータスだったという理由で、優志は自身を召喚したポンコツ女性神官リウィルと共に城を追い出されてしまった。
しかし、実はこっそり持っていた《癒しの極意》というスキルが真の力を発揮する時、世界は大きな変革の炎に包まれる……はず。
魔王? ドラゴン? そんなことよりサウナ入ってフルーツ牛乳飲んで健康になろうぜ!
【「おっさん、異世界でドラゴンを育てる。」1巻発売中です! こちらもよろしく!】
※作者の他作品ですが、「おっさん、異世界でドラゴンを育てる。」がこのたび書籍化いたします。発売は3月下旬予定。そちらもよろしくお願いします。
【完結】元ドラゴンは竜騎士をめざす ~無能と呼ばれた男が国で唯一無二になるまでの話
樹結理(きゆり)
ファンタジー
ドラゴンが治める国「ドラヴァルア」はドラゴンも人間も強さが全てだった。
日本人とドラゴンが前世という、ちょっと変わった記憶を持ち生まれたリュシュ。
しかしそんな前世がありながら、何の力も持たずに生まれたリュシュは周りの人々から馬鹿にされていた。
リュシュは必死に強くなろうと努力したが、しかし努力も虚しく何の力にも恵まれなかったリュシュに十八歳のとき転機が訪れる。
許嫁から弱さを理由に婚約破棄を言い渡されたリュシュは、一念発起し王都を目指す。
家族に心配されながらも、周囲には馬鹿にされながらも、子供のころから憧れた竜騎士になるためにリュシュは旅立つのだった!
王都で竜騎士になるための試験を受けるリュシュ。しかし配属された先はなんと!?
竜騎士を目指していたはずなのに思ってもいなかった部署への配属。さらには国の争いに巻き込まれたり、精霊に気に入られたり!?
挫折を経験したリュシュに待ち受ける己が無能である理由。その理由を知ったときリュシュは……!?
無能と馬鹿にされてきたリュシュが努力し、挫折し、恋や友情を経験しながら成長し、必死に竜騎士を目指す物語。
リュシュは竜騎士になれるのか!?国で唯一無二の存在となれるのか!?
※この作品は小説家になろうにも掲載中です。
※この作品は作者の世界観から成り立っております。
※努力しながら成長していく物語です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる