猫だけに吐く弱音 ~余命3か月を宣告された家族の軌跡~
人間ドックの予約を勝手にドタキャンするような医者嫌いの父。頭痛と眩暈を訴えたので病院へ連れていけば、余命3か月の末期ガンの診断が。肺ガンからの脳腫瘍はすでに3センチにもなっていた。母の希望で本人への告知は無し、家族だけが本当の病名を知る闘病生活。父は猫の前でだけ弱音を吐いた。もうダメかもしれん、と。癌細胞に徐々に蝕まれていく父の身体と、少しずつ固まっていく家族の覚悟。
★第6回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。
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こちらも ゆっくりですが読ませて頂きます。
アルファポリスにも連載していたのを知らなかったので投票を使い切ってしまったので投票は出来なくて、ごめんなさい。
大賞、応援しています。
コメントをありがとうございます。
そうなんです、今回は大賞参加に合わせて、コッソリとこちらで連載させていただいてました^^
とは言っても、カクヨムの方がメインなので、いずれはあちらでも公開させていただくつもりでいます。
応援、ありがとうございます!
退会済ユーザのコメントです
コメントをありがとうございます。
今回も猫の存在に助けられたところは多いです。私は猫無しでは全然書けません……。
うちの父が亡くなったのも二十年ほど前なので、当時100万円だったガンマナイフ治療が今は70万円になっていると知ってビックリしました。
少し調べただけでも以前とは随分変わっているようで、いつか詳しい方に違いを突っ込まれるかもとドキドキしてます。
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以前の部署の上司が肺がんの脳転移で亡くなりました。ガンマナイフ治療を受けるとおしゃって地元へ帰っていき、一度効いたと言って元気な顔を職場に見せに来てくれたんですが……。あの頃の事を思い出しました(涙
コメントをありがとうございます。
人物設定などを大きく変えてはいるのですが、癌闘病に関する箇所は亡くなった実父を思い出しながら書かせていただきました。
実は7割くらいはノンフィクションです。
作中同様に父も一度目のガンマナイフ治療はよく効いて、まるで完治したかのように元気な姿を見せてくれました。
長時間も頭を固定されるので、患者にはとても辛い治療だそうですが、上司の方もとても頑張られたのですね。
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