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 意識が、ふと目覚めた。
 これは夢なのか。ふわふわとした感覚の中、どこからともなく幼い女の子の声が聞こえてくる──

「幼女とおまんこえっち、したくないですか?」

 冷静に考えれば正気を疑う質問が、挨拶をするかのような気軽さで投げかけられた。だが、判然としない認識のため、ぼーっとそれを聞き流す。

「ぷにっぷにの、ろりまんこのちっちゃな穴に、あなたのでかちんぽぶち込みたくないですか?」

 少しずつ意識が覚醒していく。内容をゆっくりと頭の中で咀嚼していく。結果、その質問に対する回答は「はい」であることが判明した。しかし、それを恥ずかしげもなく誰が答えられると言うのか。

「もう、返事してくださいよ~」

「……俺がロリコンであることを知ってて聞いてるだろ。というか、どなたですか……?」

「わたしはサキュバスだよ~♡名前はまだない!」

「サキュバス?」

「そうそう!ファンタジー世界とかによく出てくる、あのサキュバスちゃんだよ!」

 サキュバスってなんだよ。随分と頭のおかしな夢だな。疲れてるのかな、俺。

 この声のキャラクターをイメージしてみる。うーん、小学2年生……8歳くらいだろうか。

「そんなことよりね、目、開けてよ」

 その言葉を皮切りに、夢の中だというのにふわふわとした意識が、現実のものに昇華したような気がした。元々そうだったのかもしれないとさえ、思う。

 俺は、目を開けた。

「は、だか?」

 視界に映し出されたのは、いつもの俺の部屋。そして、お腹の上辺りで、黒い尻尾を振りながら空中を揺蕩う、一糸纏わぬ幼児。そう、幼児である。これは、幼稚園児にしか見えない。それくらい、身体が小さかった。

「私ね、産まれたてだから、身体がちっちゃいんだ~!でもでも、サキュバスだからね、こんな幼児ボディでも、搾精できちゃうんだよ!」

「何をするつもりだ?まさか・・・」

 サキュバスと言えば、男を逆レイプすることで有名だ。実際、俺が今まで読んできたそういった作品ではそのような展開が五万とある。だから、そこから導き出されるこのサキュバスの目的は───

「わたしとセックスしよ?」

 予想通りのものだった。世の中の男性全員が羨望するようなシチュエーションではあるが、このサキュバスは幼過ぎる。

 ロリコンの俺でも限度というものが・・・

 口を動かし、拒否の言葉を、と思う間もなくサキュバスの顔は目の前にあった。唇から柔らかい感触が伝わってくると共に、生暖かい液体が入ってくる。

「んむっ!?」

 液体は止まる事を知らず、口の中がそれで溢れかえるまでどくどくと流し込まれる。仕舞いには、布団のシーツにシミができていた。

「ぷはぁっ……どう?わたしの涎美味しい?」

「んーーー!ん~!?ん!んー!」

 か、身体が痺れて動かない!?というか、俺のファーストキスが……。特に、守ってもおらずいつでもウェルカムだったが。

 サキュバスはまだ生え変わってもいない白い乳歯をちらと見せて、妖しく微笑む。

「サキュバスの体液にはね、男性の体を痺れさせる効果があるんだよ~。身動き取れなくなっちゃったね!」

 ここで「一旦待って」と声を出そうとしたが、やはり口を動かすことも封じられてしまっているため、喋れない。

 半ば俺は人形と化してしまっているようだった。

「それじゃ、さっそくお兄さんのおちんちん頂いちゃおうかな~。良いよね、ロリコンさんだし」

 そんな訳あるかー!ロリコンはロリコンでも幅があるの!俺は小学生高学年くらいが良いの!

 心の声も虚しく、相手に伝わることはなかった。

 ちいさなお手手はゆっくりと俺のズボンを脱がしていく。

「わたしみたいな子供じゃないと、射精できない身体になっちゃうかもだけど・・・ゆるしてね」

 パンツが露になると、それも躊躇いなく脱がしていく。そして、俺の息子がニョキっと出てきた。

 童貞である俺は、幼児が相手とは言え、少なからずエッチをすることに期待をし、勃起してしまっていた。

「わぁ~!お兄さんのおちんちん、びんって出てきたよ!もう、準備万端だね。色々妄想しちゃったのかな?」

 サキュバスは早速とばかりに、俺のおちんちんの真上に立ち、騎乗位の姿勢を取った。目の前に来た事によって、このロリサキュバスのサイズ感が、より一層強調される。

「ねえ、わたしのおまんこ見て。毛とか一切生えてなくて、ぴったりと閉じてるすじまんだよ」

 毛むくじゃらの、大してケアもしてない俺のおちんちんと、サキュバスの綺麗なつるつるろりまんこが、犯罪的なコントラストを生み出す。

 俺は言い表せない焦燥感と妙な興奮、そしてサキュバスの唾液の効能による身体の縛りが合わさって、ダメだと分かっているのにどうすることもできないこのシチュエーションに、酩酊してしまいそうになった。

「えへへ、それじゃ、お兄ちゃんのおちんちん頂いちゃうね。えいっ!」

 おまんこは、おちんちんの先っぽを覆い隠すと、軽いキスを通り越して、深い熱烈なキスを交わす。ぐちゅっという水音が部屋に響く。

「んんっ!?ふわぁ、わぁ、んんっ!んっ!あぁっ、おちんちん、おっきい」

 サキュバスは小さな体をよがらせて、嬌声を上げる。対する俺も、感じたことのない快感が下半身から伝わってきて、頭がショートしそうになる。

「ふつうの人間の子供おまんこだったら、絶対に入らないし、すっごく痛いと思うけど、わたしサキュバスだからね。全然へっちゃらなんだ」

 俺が何も反応を見せないので、本当に人形に語りかけるかのように、喋り続ける。

「サキュバスのおまんこは、特別なんだよ~。不思議でしょ?んっ、んぁっ、ぁぁあぁあっ、あはっ、全部飲み込んじゃった」

 小さなおまんこは、俺の濃い陰毛に隠れて見えない。そして、俺の肉棒もろりまんこに隠れてしまった。

「見える?お兄さんのおちんちん、私のおまんこの中に入っちゃったよ。ねえ、どうかな?私のきつきつおまんこの中、気持ちいい?」

 時折、ぎゅーっと締め付けられる感覚がある。ふと、サキュバスの方に、視線を向けると、こんな、幼い女の子の中に入っちゃったんだと強く実感できた。

「あったかくて、とろとろでしょ?オナホなんかよりも、何倍も気持ちいいよね。ほら、いっぱい動いてあげるからね」

 そう言うと、徐に腰を上下させて小さなおまんこで、おちんちんを出し入れし始めた。ただでさえ、イキそうな程の快感であったのに思わず叫びたくなる。

 ぬちゅっ、ずちゅっ、ぐちゅっ、ぬちゅっ

「んっ!んくっ、あっ、ぁあっ、んぅ~っ、ぅあっ、んっ、あっ、いやらしい音がいっぱい鳴ってるね」

 身体が軽いためか、ぱんぱんと言った音は鳴らず水音がよく響く。幼女の粘液と俺の粘液が混ざり合い、淫靡な協奏をしていた。

「どうっ、かな?わたし、サキュバスだから、こういうエッチの知識とか、最初から、たくさんあるけど、わたしも、これ、はじめてなんだよ?」

 俺も勿論これがはじめてのセックスであった。最初の童貞卒業がこんな幼い女の子で、サキュバスで、逆レイプだなんて男性は、世界広しと言えど俺ただ一人だけだろうと思う。

 ずちゅっ、ぬちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ

 水音と、サキュバスの嬌声だけが聞こえる。サキュバスの息遣いが、じんわりと空気を伝ってきた。

 だんだん、意識も朦朧としてくる。最初の頃の感覚に、だんだんと落ちていく。

 これは、本当に夢なのか。自分に問う。現実としか思えない感触を、触覚、視覚、嗅覚、味覚、聴覚全てを通して感じ取っている。

「んぅ、ぁれ?お兄さん、目がとろんってしてきちゃってるよぉ。えへっ、すっごく気持ち良くなってくれてるんだねっ!もっと、たくさん、気持ち良くしてあげるね」

 そんな狂った快感に、とどめを刺すように、キスをしてくる。それも、啄むようなものじゃなくて、ねっとり舌を絡めて唾液を交換するキスだ。

「はーむっ、んむっ、はっ、れろれろ~、れろん、れろん、べぇ~、ぺろぺろ、ちゅっ、じゅうぅ~、ちゅっ、ちゅう」

 俺は舌が動かせないので、向こうが唇を割って、舌を這わせてきた。口の中を、支配するかのように俺の舌を舐め、歯を舐めてくる。

「セックスしながら~、ベロチュー。これ、わたしも気持ち良すぎて、頭おかしくなっちゃうかも」

 サキュバスはおまんこピストンの速度を上げ、より激しく水音を鳴らす。もう、俺は何がどうなっているのか分からなかった。ただ、恐ろしいほどの快感が行きどころもなく、ひたすらに攻めてきていた。

 そして遂に、精液を堰き止めていた理性が完全に決壊し、サキュバスの中を白く染め上げる。

どぴゅっ、どぴゅぴゅ、びゅるっ、びゅるるるる~!

「あっ、あぁー!お兄さん、もうイッちゃったの?わたし、まだまだ足りないよー。ね、もっとしよ」
 
 サキュバスは射精の余韻に一切浸らせることなく、容赦ないピストン運動を再開する。
 
 ぐちゅっ、ずちゅ、ずちゅ、ぬちゅっ!

 息子が勝手に自立し、おまんこの中でむくりと起き上がる。

 俺はほとんど気絶していると言って差し支えない状態で、本当にただの人形となってしまった。

「ほーら、もっともっと、ぱんぱんぱんぱんっ!えへへ、すぐおちんちん硬くなっちゃったね。それじゃあ、今度はたっくさんわたしのよだれ飲ませてあげるね」

 再び、顔を近づけてくると、小さな手を俺の唇に這わせて上下に広げてくる。

「お口開けて~よし!ぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅ~、だえきいっぱんおくちのなかにたへて……」



「んべぇ~」

 幼い口から、だらりと糸を引いて、大量の唾液が降ってきた。たくさんの泡で白くなった唾液だ。

「わぁー、すごい。お兄さんのお口の中、私が出した唾液でいっぱいになっちゃった。あぁ、口から溢したらダメだよぉ」

 受け止めきれなかった唾液が、つーっと、重力に引かれて落ちていく。しかし、全て余すことなく飲ませたいのか、溢れた分は指で掬って口の中へと入れられた。

「おちんちんも、すっごく硬いね。また出ちゃうのかな?おまんこ、ぎゅぎゅーってして、おちんちん締め付けてあげるね!」

 俺の息子は間違いなく限界を迎えているというのに、意思に反してサキュバスに従順な反応を示す。

 1回目の時と比べて、気持ちいいよりも痛いが優ってきていた。

「ど、どうかな?気持ちいい?気持ちいいよね」

 もう、やめてほしいという気持ちが強くなってくる。

どぴゅ!どぴゅぴゅ!どびゅーー!びゅくびゅく、びゅるるる!

「あ、また出たね!2回目~!んぅーでも、わたしまだし足りないなぁ。ねえ、わたしのおまんこ孕むまでしよ!」

 涙を出して訴えたくても、もうやめてという言葉を伝えたくても、サキュバスの唾液の効能がそれを許さない。

「じゃあ3回戦はじめ~!」

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 サキュバスは分かっているのだろうか。今、搾り取っているその男性の意思がない事に。死にそうになっているということに。

 陰茎は再び勃起し、身体の栄養を全て精液に変換して、サキュバスのおまんこに注ぎ続ける。

 夢はやがて現実と溶け合い、夢は現実となった。ロリコンの彼に、朝は訪れない。
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