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無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ 第一番
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しおりを挟むJakob Ludwig Felix Mendelssohn Bartholdy(1809-1847)
ドイツ・ロマン派の作曲家。裕福な銀行家の息子として生まれ、早くから音楽的にも恵まれた教育を受けた。姉の死が過労の神経にこたえ没する。彼の音楽はロマン派における重要な役割を果たした。後期な形式に対する繊細な感情、無理のない和声と旋律との処理に対する細心さ、全体の態度と気分との均衡がとれていることなどを特徴とする。
ヴァイオリン協奏曲 e mollOp.64はメンデルスゾーン35歳の作品。ベートーベン、ブラームス、チャイコフスキーと並ぶ四大ヴァイオリン協奏曲と呼ばれる名曲。ヴァイオリンの扱いが魅惑的で歌と華麗なる技巧をふんだんに盛り込んでいる。全ての楽章は中断することなく演奏される。これは当時としては新しい手法だった。
第一楽章は幸福と、満ち足りた者の憂愁とを併せ持つような美しい旋律から始まる。
第二楽章はメンデルスゾーンらしい甘美な楽章である。更に第三楽章は軽快で情熱的な楽章であり、繊細なオーケストラと独奏ヴァイオリンが疾走感を持って響きあう。
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