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3話 今まで妹にいじめられてきた分、妹をぼっこぼこにして泣かしてやりたいです
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「どうしたの。500円あれば職安への往復の電車代になるでしょう」
職安への往復の電車代は460円です。
残ったお金でお菓子でも買いなさい。
「嫌よ。売りたくないわ」
はぁー。やれやれ。カードも売れないような人間に金を稼ぐ気なんてあるわけがありません。
やはり嘘だったようですね。
分かり切っていましたがね。
「本音が出たわね。貴女は始めから金を稼ぐ気なんてないのよ」
大体、妹の明らかな嘘に少しでも期待するのが馬鹿なのです。
お母様も妹も本当に馬鹿ですね。
「本当よ。でも"袖の中"は売りたくないの」
いい年してカード1枚手放せないなんて、妹は本当にクズですね。
いつまでも少女のつもりなのでしょうか。
いつまでも少女のつもりでファイティングファンタジアやゲームばかりしていてはいけないのよ。
いい加減大人になりなさい。
「他のカードじゃだめなの」
駄目です。私は貴女から袖の中を買い取り袖の中で貴女をぼっこぼこにして毎日泣かしてやるつもりなのです。
泣いても泣いてももう腕がドローできなくなるぐらいに悲鳴を上げても
ドロー補助機でドローさせて泣かし続けてやるつもりです、
そのためにドロー補助機を300万出して買ったのですから。
ドロー補助機は私の部屋で埃を被って待機しています。
300万あれば"袖の中"なんて好きなだけ買えたのですが、まぁそれはいいでしょう。
そして私がいつまでも"袖の中"に囚われているうちにカードはどんどん入れ替わっています。
いつまでも"袖の中"に囚われている場合ではありません。
今を生きなければいけません。
だからこそ、妹の"袖の中"を買い取り"袖の中"で妹をぼっこぼこに泣かして過去の悲しみを断ち切り今を生きるのです。
「駄目よ。"袖の中"よ"袖の中"」
いっつもいっつも私のユニットを奪いやがってこのクズ。
次は私が貴女のユニットを奪ってやるのだからね。
妹のデッキには巨大クリーチャーが複数入っています。
ああ、早く妹を泣かせたいわ。ぼっこぼこにしてあげるわ。
職安への往復の電車代は460円です。
残ったお金でお菓子でも買いなさい。
「嫌よ。売りたくないわ」
はぁー。やれやれ。カードも売れないような人間に金を稼ぐ気なんてあるわけがありません。
やはり嘘だったようですね。
分かり切っていましたがね。
「本音が出たわね。貴女は始めから金を稼ぐ気なんてないのよ」
大体、妹の明らかな嘘に少しでも期待するのが馬鹿なのです。
お母様も妹も本当に馬鹿ですね。
「本当よ。でも"袖の中"は売りたくないの」
いい年してカード1枚手放せないなんて、妹は本当にクズですね。
いつまでも少女のつもりなのでしょうか。
いつまでも少女のつもりでファイティングファンタジアやゲームばかりしていてはいけないのよ。
いい加減大人になりなさい。
「他のカードじゃだめなの」
駄目です。私は貴女から袖の中を買い取り袖の中で貴女をぼっこぼこにして毎日泣かしてやるつもりなのです。
泣いても泣いてももう腕がドローできなくなるぐらいに悲鳴を上げても
ドロー補助機でドローさせて泣かし続けてやるつもりです、
そのためにドロー補助機を300万出して買ったのですから。
ドロー補助機は私の部屋で埃を被って待機しています。
300万あれば"袖の中"なんて好きなだけ買えたのですが、まぁそれはいいでしょう。
そして私がいつまでも"袖の中"に囚われているうちにカードはどんどん入れ替わっています。
いつまでも"袖の中"に囚われている場合ではありません。
今を生きなければいけません。
だからこそ、妹の"袖の中"を買い取り"袖の中"で妹をぼっこぼこに泣かして過去の悲しみを断ち切り今を生きるのです。
「駄目よ。"袖の中"よ"袖の中"」
いっつもいっつも私のユニットを奪いやがってこのクズ。
次は私が貴女のユニットを奪ってやるのだからね。
妹のデッキには巨大クリーチャーが複数入っています。
ああ、早く妹を泣かせたいわ。ぼっこぼこにしてあげるわ。
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