家でも学校でも妹に虐められています。妹はどれだけ私を虐めれば気が済むのでしょうか。病弱なハンリィネに頂戴と言われてもこの席は譲れません！

３話 家でも学校でも妹に虐められています。妹はどれだけ私を虐めれば気が済むのでしょうか。この席は譲れません！この席を譲れば私は終わりでしょう

 　はぁ、ヤコースはもうハラルトと始めてしまいました。
　「フーベルト、お前はびびってんのか」
　はぁ、有能イケメン執事ガスパルも主の私が何も言ってないのにハンリィネ家来美男子執事フーベルトにコールしています。
　「君如きが僕に釣り合うだなんて、随分自意識過剰だな」
　「ああ、僕じゃ私に釣り合いませんってか。それじゃ仕方ないな。悪いな弱いものいじめみたいになっちゃって。
これからは”僕は弱いからふっかけないで下さい”って前後に書いたプラカード首から下げて壁に肩擦らせて歩けよ」
　はぁ、有能なはずのガスパルも始めてしまいました。
アデリンダ軍とハンリィネ軍の兵隊達もぞろぞろと集まってきました。
　「お姉様ぁ、お姉様が病弱なハンリィネに席を譲ってくれないからぁ、もう引けない所まで来ちゃったわねぇ（にたぁ」
　はぁ、私はまたハンリィネのにたぁとしたにたぁ顔を見逃しませんでした。
私だけでなく多くの者が見ています。
だから、なんだと言うのでしょうか。
　「皆ぁ、ハンリィネは病弱なのにぃ～お姉様ったら食堂の席も譲ってくれないのぉ～。
皆助けて～病弱なハンリィネを助けて～」
　はぁ～～。。。ハンリィネは殿方達に媚を売ります。
殿方達がハンリィネに寄ってきます。
　家でも学校でも妹に虐められています。
妹はどれだけ私を虐めれば気が済むのでしょうか。
この席は譲れません！
この席を譲れば私は終わりでしょう。
　ハンリィネに殴りかかりました。
早くしないと、ハンリィネが媚を売ってる殿方達が集まってきてしまいます。
そうすれば、私達アデリンダ軍では勢力負けしてしまいます。
　はは、引くに引けない状況なのですから。やるしかないのですね。
一発ハンリィネを殴るともう楽しくて楽しくて仕方がなくなっていました。
ハンリィネに今まで虐げられてきたからでしょうか。
ハンリィネが痛がると嬉しくなります。
ハンリィネは私と殴り合うつもり様子を見せますが、私は賢いのでハンリィネのそんな手に騙されるわけがありません。
はい、殴り合う不利をして意識を上に向けさせてロー。
ハンリィネのそんな分かりきったローに私がひっかかるわけがあｒ！！
　「あらあらぁ、お姉様ったら馬鹿ねぇ。ハンリィネがぁ、そんなばればれの策を使うとでも思ったのかしらぁ。
ハンリィネは病弱だからぁ、頭を策を使わないとだめなのよぉ」
　はぁ。騙されました！！喉に突きをくらいました。ハンリィネはずるい女性なのです！！
いつも私を騙して虐待して！！許せません！！