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2話 努力をしない怠け者の両親は努力をしない怠け者のクソデブ妹を可愛がり甘やかし溺愛します
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「酷いわぁお姉様~どうして妹にそんな酷い事言えるのかしら~。
マリアナは可哀想な美女なのに、優しくして下さい」
はぁ!?えっと。私はマリアナに酷い事なんて言っていませんし、
貴女は可哀想でもなく自業自得で同情する余地もありません。
そして何より、貴女は美女ではありません。
デブです。デブ女です。
「マリアナ、貴女に酷い事なんて一言も言ってないわ。
貴女は可哀想なのではなく怠けてるだけの自業自得なデブよ。
それなのに可哀想?
ふざけないでよ。可哀想な人達はいるわよ。
でも貴女は可哀想なんかじゃないわデブ。
全部貴女が怠けてるのが悪いんじゃないのデブ。
貴女は美女なんかじゃなくただのデブ女よデブデブ。
貴女のようなひきこもりのデブ女ってなんのために生きてるのかしらねぇ。
死ね!!」
はぁ、長年溜め込んできた不満が一気に出てしまいました。
ずっと、ずっと、マリアナにも毒両親に虐められても溜め込んできました。
全部我慢してきました。
マリアナや毒両親が怖くて、何も言えなかったのです。
だから私は虐げられ放題でした。
抵抗もせず思ったことも言わないので当然です。
言わなければならなかったのです。
恐れて虐げられているだけだから、尚更好き放題に虐げられてきたのです。
私はこれからマリアナに何をされるのでしょうか。
マリアナは両親に私を悪者に仕立て上げるかもしれません。
きっとそうするでしょう。
妹は、いつも私を悪者に仕立て上げてきました。
両親はクソデブのマリアナを溺愛してかわいがってきました。
私のように努力を絶やさない人格も優れた聖女の娘より、
両親は怠け者で努力をしないマリアナを溺愛しています。
それはそうでしょう。
両親も怠惰で努力もしていませんから、私のような努力を絶やさない人格の優れた人間を見ると
劣等感が刺激されてしまうのでしょう。
努力しない怠け者は、努力しない怠け者を側に置いて可愛がるのです。
努力しない怠け者は、私のような努力を絶やさない人格の優れた人間を煙たがり虐めて否定するのです。
マリアナは可哀想な美女なのに、優しくして下さい」
はぁ!?えっと。私はマリアナに酷い事なんて言っていませんし、
貴女は可哀想でもなく自業自得で同情する余地もありません。
そして何より、貴女は美女ではありません。
デブです。デブ女です。
「マリアナ、貴女に酷い事なんて一言も言ってないわ。
貴女は可哀想なのではなく怠けてるだけの自業自得なデブよ。
それなのに可哀想?
ふざけないでよ。可哀想な人達はいるわよ。
でも貴女は可哀想なんかじゃないわデブ。
全部貴女が怠けてるのが悪いんじゃないのデブ。
貴女は美女なんかじゃなくただのデブ女よデブデブ。
貴女のようなひきこもりのデブ女ってなんのために生きてるのかしらねぇ。
死ね!!」
はぁ、長年溜め込んできた不満が一気に出てしまいました。
ずっと、ずっと、マリアナにも毒両親に虐められても溜め込んできました。
全部我慢してきました。
マリアナや毒両親が怖くて、何も言えなかったのです。
だから私は虐げられ放題でした。
抵抗もせず思ったことも言わないので当然です。
言わなければならなかったのです。
恐れて虐げられているだけだから、尚更好き放題に虐げられてきたのです。
私はこれからマリアナに何をされるのでしょうか。
マリアナは両親に私を悪者に仕立て上げるかもしれません。
きっとそうするでしょう。
妹は、いつも私を悪者に仕立て上げてきました。
両親はクソデブのマリアナを溺愛してかわいがってきました。
私のように努力を絶やさない人格も優れた聖女の娘より、
両親は怠け者で努力をしないマリアナを溺愛しています。
それはそうでしょう。
両親も怠惰で努力もしていませんから、私のような努力を絶やさない人格の優れた人間を見ると
劣等感が刺激されてしまうのでしょう。
努力しない怠け者は、努力しない怠け者を側に置いて可愛がるのです。
努力しない怠け者は、私のような努力を絶やさない人格の優れた人間を煙たがり虐めて否定するのです。
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