聖女の素質レベル7の5流聖女は必要ないと婚約破棄聖女追放されました。聖女の素質レベル74の妹は素質が高いだけで聖女が務まると勘違いしています

甘いからあげ

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1話 妹は音声物が好きなようです。そのお金家族のお金ですよね。貴女は1円も稼いだ事ありませんものね

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 やられましたわ。完敗です。
 朝食を食べようとしたら、ひきこもりデブ妹のマリアナに食事を食い尽くされていました。
何も残っていません。
ひきこもりの癖に何故そんなに食べる必要があるのでしょう。
殆ど動かないので食べる必要もないでしょうに、それでも食べるからデブなんですね。
死ね。
 「マリアナ。出てきなさい」
 妹の部屋の前に行き、声をかけます。
返事がありません。
 「マリアナ!返事しなさい」
 大きな声で叫んでも返事がありません。
返事がなく仕方がないので扉を開けると、妹はヘッドホンをしながらオナニーをしていました。
 ディスプレイを見ると、何やら催眠音声物を聞きながらオナニーをしているようです。
 その催眠音声物を買う金はどこから出してるのですか。
ドラーギ男爵家のお金からですよね。
ひきこもりで1円も稼いだ事がないデブが何故催眠音声物を人のお金で買っているのですか。
そんな事が許されると思っていますか。
死ね。
 「マリアナ、話を聞きなさい」
マリアナのヘッドフォンを外すとようやく気付いたようです。
 「マリアナ、貴女また夜中の間に家族の食事を食べつくしましたね」
 妹はいつも深夜、家族が寝静まってから台所に行き食事を漁ります。
泥棒ですね。
家族でも泥棒は許されませんよ。
いつまでそんな事が許されると思っているのですか。
私ももう我慢が限界に近づいてきてますよ。
 「あら、それが何か悪いのかしら」
 !妹は悪びれもしません。開き直っています。最低です。
せめて謝るべきでしょう。
死んで下さい。
 「悪いに決まっているでしょう馬鹿。そんな当たり前の事も分からないのかしら。
もう死にたいのかしら。
いいわよ。死んでも。
私の言ってること理解できるかしら馬鹿。
貴女馬鹿だものね。
死ねって言ってるのよ分かるかしら。
分からなくてもいいから死になさい。
貴女生きててもどうせこのまま家族の食事を食いつくしてオナニーしてるだけでしょう。
そんな人生に何か価値があるのかしら。
ないわよね。
自立した人間が自堕落な生活をしていてもそれもクズですが、まぁまだ生きていてもいいでしょう。
でも貴女は違いますよね。
自分では一円も稼がず家族のお金で醜く太って醜態を晒してオナニーをしているクズですよね」
 死んで下さい。本当に。
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