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3話 はぁ、幼い頃から妹に虐められ両親に虐められ、第一執事のルッダサーレまでもが私をいじめるのでしょうか
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「いえ、私の権限ではそれは出来ませんし、私の実力でララシスをどうこうなんて出来やしませんよ。
やりたきゃご自分でどうぞ」
はぁー!?イケメン執事ルッダサーレ・スケフィンスが職務放棄宣言をします。
「はぁー、ルッダサーレ、職務放棄ね。職務放棄はよくないわよ」
はぁ、幼い頃から妹に虐められ両親に虐められ、第一執事のルッダサーレまでもが私をいじめるのでしょうか。
家族に愛されずぞんざいな扱いを受けている私の事などぞんざいに扱ってもいいだろうという事なのでしょうか。
まったく、使用人というのは本当にどうしようもなく卑しい獣なのですね。
「主、執事の職務を超えた要求ですし、そんな要求に答える必要はありません。
私程度がララシスに勝てるわけないじゃなですか。
馬鹿なんですか。馬鹿ですね。
ララシスをどうこうしたければご自分でお好きなようにして下さい。
たかだか執事に無茶振りするんじゃねぇよ馬鹿」
え、あの、はぁー!?
第一執事の分際で主に向かって口答えですか!?
これは酷いですねぇ。こんな事が許されていいのでしょうか。
許されていいわけありませんよね。
「ルッダサーレ、口が過ぎるわよ」
「あー、そりゃすんません。
事実を指摘されて気に食わないから第一執事をどうにかするんですか。
もうお好きにどうぞ」
はぁー、開き直りやがりましたこのクズ。
開き直りは最低です。
殿方のくせに、第一執事の癖に開き直り!?はぁ!?
「いいわ、貴方は後で罰を受けてもらうわ」
「はぁ、そーっすか。お好きにどうぞ」
「らららららら!!お姉様ったら執事に逆切れ八つ当たりで惨めねぇ~。
そんな事しているようじゃ~ララシスに勝てるはずありませんよね~
第一執事に八つ当たりして虐めてないで~ララシスに向かってくればいいじゃないの~。
あ~ララシスに勝てるわけがないから第一執事ルッダサーレに八つ当たりしてるのねお姉様~。
最低ですね~」
!!はぁ!?私が八つ当たり!?
私が八つ当たりなんてするわけないじゃないですか。
やりたきゃご自分でどうぞ」
はぁー!?イケメン執事ルッダサーレ・スケフィンスが職務放棄宣言をします。
「はぁー、ルッダサーレ、職務放棄ね。職務放棄はよくないわよ」
はぁ、幼い頃から妹に虐められ両親に虐められ、第一執事のルッダサーレまでもが私をいじめるのでしょうか。
家族に愛されずぞんざいな扱いを受けている私の事などぞんざいに扱ってもいいだろうという事なのでしょうか。
まったく、使用人というのは本当にどうしようもなく卑しい獣なのですね。
「主、執事の職務を超えた要求ですし、そんな要求に答える必要はありません。
私程度がララシスに勝てるわけないじゃなですか。
馬鹿なんですか。馬鹿ですね。
ララシスをどうこうしたければご自分でお好きなようにして下さい。
たかだか執事に無茶振りするんじゃねぇよ馬鹿」
え、あの、はぁー!?
第一執事の分際で主に向かって口答えですか!?
これは酷いですねぇ。こんな事が許されていいのでしょうか。
許されていいわけありませんよね。
「ルッダサーレ、口が過ぎるわよ」
「あー、そりゃすんません。
事実を指摘されて気に食わないから第一執事をどうにかするんですか。
もうお好きにどうぞ」
はぁー、開き直りやがりましたこのクズ。
開き直りは最低です。
殿方のくせに、第一執事の癖に開き直り!?はぁ!?
「いいわ、貴方は後で罰を受けてもらうわ」
「はぁ、そーっすか。お好きにどうぞ」
「らららららら!!お姉様ったら執事に逆切れ八つ当たりで惨めねぇ~。
そんな事しているようじゃ~ララシスに勝てるはずありませんよね~
第一執事に八つ当たりして虐めてないで~ララシスに向かってくればいいじゃないの~。
あ~ララシスに勝てるわけがないから第一執事ルッダサーレに八つ当たりしてるのねお姉様~。
最低ですね~」
!!はぁ!?私が八つ当たり!?
私が八つ当たりなんてするわけないじゃないですか。
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