妹よ王子よひきこもり生活はどうですか。もう外に出たいのですか。一生ひきこもりたいと言ったのは貴方達ですよ。今更外に出たいと言ってももう遅い!

「お姉様、カレンシアずっとひきこもっていたいわ。
ひきこもりって最高ね。働く人達って本当に馬鹿よ。
カレンシアは賢いの。だからカレンシア働かないのよ。
カレンシアのように美しく可愛く綺麗で賢い人間は働かなくていいのよ。
醜いブスブサイク共は働けばいいんじゃないかしら。
働く人って底辺負け組平民奴隷。
少しは頭使ったら考えたら働かなくてもいいのいに。
ひきこもってずっとゲームしていたいわ。
カレンシアは忙しいのよ。
ゲームのサブスクにも入っているし、サブスクから消えるまでに全部遊ばなきゃいけないもの。
あ〜カレンシア忙しい〜。
でも〜この時間がとても大切な時間で人間らしい時間なのよ〜。
品位もなく野蛮な人間達には分からないでしょうね〜。
お姉様〜カレンシアの分のバルベス男爵家領の仕事もバルベス男爵家領第二聖女の仕事も、
全部お姉様がやっておいてね〜。
それぐらいいでしょ〜お願〜い」
 「俺様はひきこもってゲームだけしている!!この貴重な時間を何故理解できない!!
お前のように!!ひきこもってゲームだけしていたいという当たり前の事も分からない聖女には
婚約破棄を告げてやる!!」
「俺様は真実の愛に目覚めたんだ!!」
「俺様はお前の妹のカレンシアを愛しているんだ!!」
「カレンシアと2人でひきこもってゲームを続けるんだ!!」
「頼む!!外に出してくれ!!」
「お姉様〜外に出して〜。カレンシアが悪かったわ〜ごめんなさ〜い」
「あらあら、一生ひきこもりたいと言ったのは貴方達でしょう。
もう出てこなくていいから、そこで一生ひきこもってなさい。
今更外に出たい許してくれと言われてももう遅いのよ」
「第二王子ルイスラーノはイケメンで賢くてゲームで月1億カッパー稼ぐし、婚約破棄されて良かったわ」
「今更許してくれ助けてくれと言われても、夫のルイスラーノが離してくれません」
「あ、夫はゲームに忙しく私の事を束縛してませんね。
でも夫は私を愛しています!!
夫に溺愛されていると言ったら溺愛されているんですー!!ざまぁ!!
そこで死んでなさいばーか自業自得よざまあ!!」
「こっち向いてルイスラーノ。ねぇってば!!
ゲームばかりしていないで私と向き合ってよ!!
確かに貴方はゲームするのが仕事だけれども!!
それでも!!溺愛する妻を放っておくのは問題があるんじゃないのかしら!!」
 「わふっ」
 「ぽめん。貴方は私の傍を離れないわよね」
 もふもふペットのぽめんは私の事を愛してくれています。
もう、離れません。
 「わふ!わふわ!わふんっ!」
 「え、ぽめん。どうしたのぽめん。そのもふもふ、メス?女の子?」
 「待ってー待ってぽめんー私を置いていかないでー」
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