上 下
2 / 2

2話 はぁ?ネスレインは注意されると逆切れして開き直ってきました。"俺は悪くない!お前のせいだ!お前が悪いんだ!"そう言いたいのですか?

しおりを挟む
 「情けない顔してるわねぇ。情けない収入と同じね。父親の顔がこれじゃあ、そりゃあ息子のトダンスも情けない顔になりますよね。
あー、情けない。
両親に無理矢理こんな情けない殿方と結婚させられて、私はなんて可哀想なのでしょう。
私はこんなにも美しく奇麗で可愛いのですから、本来息子の容姿もこんなに酷い出来ではないはずなのです。
これはつまり貴方の遺伝子が悪いのでしょう、ねぇネスレイン」
 本当に、これは全てネスレインと私を虐げてきた両親と妹のチルチが悪いのです。
私が何も悪いわけがないのです。
私に悪い所など何もないのです。
私に欠点はなく私は素晴らしいのです。
 「うるさいっ!俺も確かに褒められた容姿ではないが、容姿の事を言えばお前こそブスではないかっ!!
人が黙っていてやれば調子に乗って俺の事にばかり文句をつけて!!
言っておいてやるがトダンスの容姿は俺達の容姿をほぼ半分ずつ引き継いだしょぼい容姿だぞ!!
俺のせいにだけするな!!」
 はぁー!?ネスレインは注意されると逆切れして開き直ってきました。
"俺は悪くない!!お前のせいだ!!お前が悪いんだ!!"
そう言いたいのですか?なんで責任転嫁するのですか?貴方の責任でしょう。

 ---トダンス---
 はぁ。なんだか聞いていて悲しくなってくるぜっ!!
お母様は42歳になっても未だに両親に無理矢理結婚させられたと言っているし、
いったいいつまで言っているんだろうか。
そんなに嫌ならお父様と結婚しなければよかっただろうに。
いつもいつまでも被害者気取りで、悲劇のヒロイン気取りなんだろうな。
容姿に関しては、本当にお父様が言ってるようにお父様もお母様もいいものではないから、まぁこんなものじゃないか。
お父様とお母様の子供の俺の容姿がそんなによかったら俺は誰の子供なんだとなるぞ。
むしろこの程度で安心するよ。
ああ、この二人の子供なんだろうなってな
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

聖女の素質レベル7の5流聖女は必要ないと婚約破棄聖女追放されました。聖女の素質レベル74の妹は素質が高いだけで聖女が務まると勘違いしています

甘いからあげ
ファンタジー
 「メエナ・ドラーギ、君に婚約破棄を告げてやる。感謝しろ」  「はぁ?」  「君は実の妹のマリアナをいじめただろう」  「ワサイン、私はお姉様にいじめられたのよ」  「いじめてません」  「君はなんて酷い人間なんだ。こんな聖女は追放だ」  「ドラーギ男爵家領とルベルティ伯爵家領を護っているのは誰だと思ってるんですかね」  「君のような素質レベル7の5流聖女より、君の妹のマリアナの方が聖女の素質も高いんだ。 マリアナの聖女の素質レベルは74だぞ」 マリアナが聖女として今までより堅牢に護ってくれるから問題ない」  「事実、今までも結界が破られ騎士や兵士に死者が出てるんだぞ」  「民には怪我人1人出ていませんよね」  「そうよお姉様ぁ。聖女としての素質は私の方が高いのだから、私が聖女をやれば1人の被害もでないわ。 私の聖女素質レベルは74よ74。お姉様は7よね7(笑)桁一つ足りてないわよざーこ」  やれやれ、今まで何の努力もしてこなかったひきこもりデブの妹は、素質が高いだけで聖女が務まると思っているようです。  「そうですか。追放は構いませんが、何があっても私は助けませんからね」  「はんはっハハハハハハハ!誰が君のような素質レベル7の5流聖女に助けなど求めるか」   →「助けて!僕が悪かった。金ならいくらでも払う。ルベルティ男爵領を全て譲る。だから助けてくれ」  「お姉様、助けて。努力を続けていたお姉様は素晴らしく私なんかではお姉様の変わりにならないと分かったわ。 ごめんなさい。だから助けてお姉様」  「あらあらー。『誰が君のような素質レベル7の5流聖女に助けなど求めるか』 『私が聖女をやれば1人の被害もでないわ』 そう言ったのは誰だったかしらー」 「助けるわけないじゃない。苦しんで死になさいクズども」  「私は見た通り美男子イケメンに愛されて幸せなので、どうでもいいです。 これからは幸せに生きます。さようなら」

馬鹿王太子に婚約破棄され容姿端麗頭脳明晰美男子第一王子の妻になりました。私の事をいじめてきた妹と両親が 助けてくれと言っても今更もう遅いっ!

甘いからあげ
恋愛
 「今更謝ってももう遅いっ!謝れば許されるとでも思ってるんですか。 世界中が貴方のお母様ですか。貴方が謝って許してくれるのは貴方のお母様だけよ」  第一王位継承者ピエルカレに婚約破棄され第二王位継承者フルジリオの妻になりました。  第二王位継承者フルジリオは容姿端麗頭脳明晰と評判のひきこもりです。  「君には何の期待もしていないし、好きにしていていいぞ」  「そうやってすねていじけてひきこもってるカスが言うじゃない」  「お前面白い女だな」  「貴方は面白い所がまったくないわね。 せめて顔だけでも面白ければいいんだけど貴方の顔って良くできてて面白くもないんだもの」   「この僕にここまで言うとはな」  「ひきこもって何からも逃げてきたのだから、そりゃあ今まで誰にも何も言われなかったでしょうね。 逃げてるだけじゃないの」  「お姉様、助けて。お姉様がいないと大変な事になるというのが分かったわ」  「サンドラ。助けてくれ。帰ってきてくれ。俺達はお前の実の親だぞ」  「助けてちょうだいサンドラ。貴女を産んだのは私よ」  「はぁ?助けるわけないじゃない。今まで私をいじめてきて都合よく助けろですか。 死んでろばーか」  「私はフルジリオと幸せに暮らしていてもふもふわんこポピロスもいるので貴方達なんて死んでくれてかまいません。 むしろ死ね下種野郎ども」  「わふっ」

妹は詐欺だと裁判を起こすようです。今更助けてと言われても辞めておいた方がいいと忠告しましたよね。妹はお父様お母様にも見捨てられました(笑)

甘いからあげ
ファンタジー
「こんなの~ネット環境がない人はその分損してるじゃない~でしょ~ヌスク~」 「そうだっ!スイリナのいう通りだっ!これだと2000円分はDLCの値段を本体に上乗せしているようなものではないかっ! その分本体価格を下げてネット環境のある人が有料DLCで買えばいいっ!」 「こんなの詐欺よ~訴えなきゃ~」 「はぁー、そう。まぁ辞めておいた方がいいと忠告しておくけれど、どうしても訴えるというわけね」 「辞めるわけないわぁ~私が勝つに決まってるものぉ~」 「スイリナ!なんて事をしてくれたんだっ!今まで甘やかしてきたが、今回の事は許される事ではないぞっ!」 「そんなぁー。許してぇ~。助けてお父様ぁ~」 「駄目だっ!なんとかしようとしても今更もう遅いっ!どうにもならんっ!」 「お前はもう成人してるんだ!自分で起こした裁判だっ!自分で責任を取れっ!」 「ごめんなさ~い。私が悪かったわぁお姉様ぁ~。助けて~。 お姉様の言う通り詐欺じゃなかったわ~」 「今更謝られてももう遅いのよスイリナ」

お母様の再婚相手のイケオジに溺愛されています。イケオジは妻に離婚を告げ私と結婚し私達は幸せです。私を虐めていた義理の妹はイケオジ夫が追放ww

甘いからあげ
ファンタジー
 「お義姉様ぁ~お義姉様の安物くさいしょっぼいブレスレット私がもらってあげるわぁ~」  「こんな安物使ってるとぉ~ただでさえ安物顔と安い体が更に安くなるわよぉ~。 だから~ミュリリが貰ってあげるのぉ~感謝してねぇ~お義姉様ぁ~」  「お義姉様ぁ~お義姉様って~邪魔だからぁ~とっととウォルマン伯爵家から出ていってくれるぅ~」  「お義姉様のようなやっすい聖女がいると~ウォルマン伯爵家が舐められるから~とっとと出ていけって言ってるのぉ~。 出て行かないなら~」  「ビレイナ、お前に離婚を告げてやる」  「俺はお前の娘のニメレイナを愛している」  「俺は真実の愛に目覚めたんだ」  「ミュリリ、実の娘といえどこれは見過ごすわけにはいかないな」

婚約破棄……そちらの方が新しい聖女……ですか。ところで殿下、その方は聖女検定をお持ちで?

Ryo-k
ファンタジー
「アイリス・フローリア! 貴様との婚約を破棄する!」 私の婚約者のレオナルド・シュワルツ王太子殿下から、突然婚約破棄されてしまいました。 さらには隣の男爵令嬢が新しい聖女……ですか。 ところでその男爵令嬢……聖女検定はお持ちで?

婚約者は立っておしっこをして汚すうえ掃除もしません。座っておしっこするように何度注意しても逆切れして言う事を聞きません 。婚約破棄入りました

甘いからあげ
ファンタジー
 「俺様を誰だと思ってるんだっ!クセマイス王国王太子ペオパル様だぞっ! クセマイス王国王太子ペオパル様は座っておしっこなどせんっ!」  「俺様は真実の愛に目覚めたんだ」  「お姉様ぁ、お姉様の婚約者のペオパルは私がもらうわねぇ」  「ペオパルの妃には私のように立っておしっこする可愛い聖女の方がふさわしいぁ」  「ルイラは可愛い上に立っておしっこする俺様に文句を言わんっ!ルイラも立っておしっこをするっ! 聖女としての実力もクセマイス王国を護るのに十分だっ!」  「ペオパルっ!持病で休職していたとはいえ、クセマイス王国第一聖女をかってに追放するなぞ許されんぞっ! どう責任をとるつもりだっ!」  「お兄様、お兄様のように立っておしっこする馬鹿王太子は王太子にふさわしくない。 これからは僕のように座っておしっこするイケメン賢人が王位を継ぐに相応しいんだ」  「俺様が悪かった、これからは座っておしっこするしトイレを使った後はトイレ掃除をする。 だから許してくれ」  「いえ、今更許してくれと言われても、私はもう座っておしっこするうえにトイレの後に完璧にトイレ掃除をする イケメン賢人完璧王太子に愛されているので貴方なんていりませんし、 『そうですか。そこまで言うなら構いませんがどうなっても知りませんよ』と言ったじゃないですか。 今更もう遅いっ!」

不倫がしたいのですね、いいですよご勝手に。

杉本凪咲
恋愛
夫から告げられたのは不倫の承諾。 結婚三年目の衝撃的な出来事に私は唖然となる。 その後、私は不倫を認めるが……

3年振りに帰ってきた地元で幼馴染が女の子とエッチしていた

ねんごろ
恋愛
3年ぶりに帰ってきた地元は、何かが違っていた。 俺が変わったのか…… 地元が変わったのか…… 主人公は倒錯した日常を過ごすことになる。 ※他Web小説サイトで連載していた作品です

処理中です...