私の物を盗む夫に婚約破棄されました。盗人呼ばわりと言われても事実を指摘しただけなのですが。慰謝料を貰いイケメン貴公子と幸せに暮らしています

２話「嫌だね。面倒臭い。じゃがっこぐらいでがたがたうるさい。黙ってろブス。俺はお前のようなブスが妻でも我慢してやってるんだぞ」

　「どうしたんだって。それは私のじゃがっこですよ。
今すぐ謝ってじゃがっこを買ってきなさい。
そうすれば許してあげます」
　こんな事で許す甘すぎる所は私の欠点です。
　「はぁー？面倒くせぇよ。
また今度買い物行った時に買えばいいだろ」
　はぁ？開きなおりですか。最低ですね。
　「駄目よ。今すぐ謝って買ってきなさい」
　なんでこんな人として当然の事ができないのでしょう。
こんな事で許すと言っているのに、何故そんな事ができないのでしょう。
パパママに甘やかされて育ったんんでしょうが、だからと言ってもこれは酷いです。
　「嫌だね。面倒臭い。じゃがっこぐらいでがたがたうるさい。黙ってろブス。
俺はお前のようなブスが妻でも我慢してやってるんだぞ」
　！！！！え、これ、切れてもいいですよね。
　「お前のようなブスと結婚したのはパパがお前と結婚しろと言ったからだ。
本当はお前のようなブスと結婚なんてしたくなかった」
　はぁ？
　「はぁー。パパの言いなりって貴方もう何歳よ。情けないわね。
死になさい」
　「２６歳だ。俺はパパとママには逆らえないんだ」
　うわきもっ。
　なんでこんなに未完成品が出来上がるんでしょうか。
なんで私こんな未完成品と結婚したのでしょう。
両親に決められ無理矢理結婚したのです。
誰が好き好んでこんな容姿も気持ち悪く低収入でいい所が何もない殿方と結婚するというのでしょうか。
　「もうさ、きもいから死んでよ。聞こえたかしら。分かるかしら。死んでって言ってるの。
はい、死んで死ーんでー死－ねー」
　もう、こんな夫は殺しても無罪ですよ。
ですが自分で責任もって死になさいよ。
　「貴方のような弱い人間は必要ないわ。
誰も貴方のような弱い人間を必要としてないわ。
良かったわね。
言い訳しなくても貴方もう死んでいいから」
　どうやって言い訳する気でしょうか。
本当にこのボンクラは何で生きてるんでしょうか。
生きてる意味ないでしょう。
何の目的もなく向上する気もなく努力しない。
それなのになんでまだ生きているのですか。