キモオタ婚約者をズバッ!婚約破棄を告げられましたが私が泣いて謝るとでも思いましたか。泣いて謝るのは馬鹿婚約者でしたね(笑)今更もう遅いですよ
「ミスル。何時まで経っても結婚しない貴女に婚約者を用意してあげたわ。喜びなさい」
「宜しく頼むでござるよ。ふぅむ。貴女が拙者の婚約者ミスル氏でござるか」
「ミスル氏、婚約破棄を告げてやるでござる」
「拙者は真実の愛に目覚めたでござる」
「姉者、ツアロット氏は頂いたのですー」
「あらそう。そんなのでよければあげるけれど、姉の婚約者と不倫なんて、その罪の重さは分かっているのかしら」
「分かっていないのですー」
「分かっていなくても、罪の重さは変わりませんよ」
「ツアロット、貴方もロメリアも罪は償ってもらいますよ」
「今更謝ってももう遅いっ!」
「私を今までずっとよくも虐めてくれましたねお母様お父様」
「虐めてなんて、そんな悪意ある言い方をしないで頂戴」
「あら、今更命乞いですか。もっと早くにしておくべきでしたわねお母様。
もうお母様もお父様も犯した罪が重すぎます。
今更謝られてももう遅いんです」
「馬鹿ですねぇ。なんで私を虐めてきたんですか」
「こうなる事ぐらい考えられなかったのですか。馬鹿ですねぇ」
「自業自得ですよ」
「宜しく頼むでござるよ。ふぅむ。貴女が拙者の婚約者ミスル氏でござるか」
「ミスル氏、婚約破棄を告げてやるでござる」
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「姉者、ツアロット氏は頂いたのですー」
「あらそう。そんなのでよければあげるけれど、姉の婚約者と不倫なんて、その罪の重さは分かっているのかしら」
「分かっていないのですー」
「分かっていなくても、罪の重さは変わりませんよ」
「ツアロット、貴方もロメリアも罪は償ってもらいますよ」
「今更謝ってももう遅いっ!」
「私を今までずっとよくも虐めてくれましたねお母様お父様」
「虐めてなんて、そんな悪意ある言い方をしないで頂戴」
「あら、今更命乞いですか。もっと早くにしておくべきでしたわねお母様。
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