自称病弱な妹と婚約者が私のベッドで性行為をしていました。もう二度と妹に寝取られないようにしました。今更謝られてももう遅い自業自得ですよざまぁ

６話ダーニエルを愛したわぁ〜真実の愛なのよぉ〜クラーラはダーニエルを真実に愛していたわぁ〜ダーニエルが欲しかったわぁ〜

 ロネッテの突きが近づいてくる。
覚悟？はは、俺様は本当に覚悟が出来ていたのか？
　近づいてきたのはロネッテの殺意。
小学校一年の時に近づいてきたのは救いだ。
　”一緒に遊びましょう”あの時は、まるでそんな風に遊びの誘いを持ちかけてきたようだった。
　俺様は怯えていた。
ロネッテ、お前怖いよ。
お前は強いよロネッテ。
俺様は、お前を親友だと認めたかった。
けれど、認められなかった。
俺様如きが、本当にロネッテと並び立つ存在でいいのかと。
お前を殺せば、親友だよな。
一度距離を取ろうとする。
剣のリーチで素手のロネッテの射程外から戦おうとする。
ロネッテは小学校一年中退の馬鹿だから、単純に間合いを詰めてくるはず。

ーーークラーラ視点ーーー
　胴体と離れた頭で、残りの時間で、今までの思い出が蘇ってきたわぁ。
これが走馬灯というものかしらぁ。
いくらクラーラが病弱でもぉ～本当に走馬灯を見るのなんて始めてだわぁ。
クラーラは賢いからぁ～お姉様と同学年で小学校に入学してぇ～お姉様を殺そうとしてぇ～お姉様にいっぱい殴られてぇ～。
痛かったなぁ～。
今度はぁ、あの時みたいに痛くないなぁ～。
そうよねぇ～あの時も～お姉様はクラーラの事を殺そうとしたら殺せてたんだからぁ～。
　ダーニエルと出会ってぇ～ダーニエルを愛したわぁ～。
真実の愛なのよぉ～。
クラーラはダーニエルを真実に愛していたわぁ～。
ダーニエルが欲しかったわぁ～。
ダーニエルの婚約者になったお姉様が羨ましかったわぁ～。
強いお姉様が羨ましかったわぁ～。
お姉様が、邪魔で仕方がなかったわぁ～。
お姉様がぁ～嫌いで嫌いでどうしようもないぐらい嫌いだったわぁ～。
お姉様に何度も助けられてぇ～どれだけ惨めな気持ちだったか分かるかしらお姉様ぁ～。
お姉様を殺してぇ～お姉様からダーニエルを奪い取ってぇ～。
でも～クラーラはお姉様に負けてぇ～死ぬのよねぇ～。