妹は努力せずに金持ち有能イケメン美男子に愛されたいようです。私は努力を続けたので金持ち有能イケメン美男子第２王子に愛されています

２話 「学歴なんて必要ないわ」→「そうね、貴女程度がやる仕事には学歴は必要ないでしょうね」「学歴が必要な仕事は貴女には出来ないでしょうから」

 「そうね、貴女に知能なんて必要ないものね。
貴女は自分では何もしないのでしょう。
何もしない者に知能も知識も必要ないものね。
あっても何もしないなら意味がないものね。
ボッティーニ男爵家を出て好きなだけ金持ち有能イケメン美男子に愛されていなさい。
もう今日にでも出て行ったらどうかしら。荷造り手伝うわよ。
さぁ、旅立ちの準備をしましょう。
デレピタもあげるわ」
　この邪魔者がいなくなるならなんでもあげます。
お金も手切れ金に１０００万円あげてもいいぐらいです。
　「デレピタ。デレピタ」
　デレピタに反応したようです。
妹は私の物を欲しがり奪って来ました。
妹に奪われてきました。
両親はルルネを溺愛しているので、私がルルネの望む物を差し出さないと、
両親は私の事をいじめるのです。
とても痛く悲しく、泣きたくなるようないじめを両親にされました。
なんで、実の娘にそんないじめができるのでしょう。
　しかし、デレピタだけはいくら妹が欲しがっても差し出しませんでした。
私のデレピタを盗もうとした妹の小指を１本折ってあげれば、馬鹿な妹でもこりたようで、
それからは私のデレピタを盗もうとはしなくなりました。
　「あら、馬鹿ってデレピタが好きだものね。
馬鹿は生産中はデレピタの事を馬鹿にして『デレピタなんていらないしー』
なんて言っておいて、生産終了してから『デレピタ欲しいけどもう売ってない』って焦るのよね。
本当、馬鹿よね。
なんで生産中に買っておかないのかしら。
二度とボッティーニ男爵家に関わらないならデレピタTVもあげるわよ」
　本当に、もうなんでもあげられる物はあげるので、二度とボッティーニ男爵家に近づいて欲しくないんです。
二度と私の前に現れないで下さい。
　「デレピタTV」
　妹はデレピタTVもデレピタも凄くほしそうです。
　『デレピタTVって(笑)こんなの誰が買うのよ』
そう言って笑っていたのは誰でしたかねぇ。