妹は努力せずに金持ち有能イケメン美男子に愛されたいようです。私は努力を続けたので金持ち有能イケメン美男子第２王子に愛されています

１話 妹は努力せず金持ち有能イケメン美男子に愛されたいようです

　「ルルネ、勉強をしなさい」
　妹のルルネは勉強もせず遊んでばかります。
嫌な事から逃げているだけのクズです。
私は妹が憎いです。殺したいです。邪魔です。
お父様お母様はルルネを溺愛しているので、ルルネをボッティーニ家嫡女にするのではないでしょうか。
そう考えると、妹も両親も殺したくなります。
　「嫌よ。私は勉強なんてしたくないわ。金持ち有能イケメン美男子に愛されて幸せに暮らすのだから、
私が勉強なんてする必要はないわ。
結婚相手は勉強してて欲しいけれど、私はしたくないわ」
　クズですね。なんで６歳児の知能も知識もない馬鹿を金持ち有能イケメン美男子が愛するのでしょう。
有能な人と結婚したければ、貴女も有能になりなさい。
　「そのためには、貴女も勉強すればいいわ」
妹は嫌な事から逃げ続けているクズですから、今更才女になれとはいいません。
今から逃げずに頑張って努力を続けても、８歳程度の知識知能を身に着けられれば上出来でしょう。
妹が勉強して１５歳程度の知識知能を身に着けるようになるにはどれだけ上手く行っても、その時には妹はもう
３０代を進みすぎてアラフォーの限界ギリギリのアラフォーでしょう。
それではもう遅いですから、妹にそこまで求めはしないのです。
　「もー。私は勉強したくないって言ってるでしょ。
私は可愛いから金持ち有能イケメン美男子がいくらでも愛してくれるわよ」
　はぁー。殺したい。
　「もういいわ」
　こんなクズに人の世界の道理を教えるなんて無理です。
私には無理です。
誰かできる人がいれば変わりにやって下さい。
変わりに教えられる事ができたら３００万円あげます。
　「やっと分かってくれたのねお姉様。
お姉様って物分かりが悪い馬鹿だから４万回言っても分からない馬鹿で困ったわ。
知能つけた方がいいのはお姉様の方よね」