婚約者はおべっか聖女をお望みなので婚約破棄を受けいれてあげます。妹は貴方のお望み通りのおべっか聖女なので現実から逃げて底辺のままでいて下さい

甘いからあげ

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2話 学校に全部投げないで下さい。そんなのは家庭で保護者が教える事ですよ。教師は生徒の母親じゃありません!

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 「そう、じゃあ貴女お茶とお菓子は準備しているのかしら」
 当然、準備してきていますよね。
 「持ってないわよお姉様ぁ」
 はぁ?まさかお茶とお菓子も持って来ずお茶会に参加しようというのかしら。
それでは強盗でしょう。
 「お茶とお菓子がないのならお茶会への参加はできないわよ」
 もう十分に私まで恥をかかせてくれました。
これで約束通り妹はお茶会にもパーティにも参加させなくていいでしょう。
 「貴女の友達、常識がないのね」
 イアサントに指摘されました。
 あぁ、妹の常識がないため私まで情けなくなります。
どうして妹はこうも常識がないのでしょうか。
 「貴女の婚約者って強盗なんですね。ベルコ男爵家は強盗になる教育をしているのですか。
それともその恥知らずは生まれつきの強盗なのですか。
どちらなのですか。答えて下さい早く。どうして答えられないのですか。
早く早く早く早く!
ベルコ男爵家ではどういう教育をして来たんですか。
妹の不出来は姉である貴女の責任でもあるのではないですか。
妹の恥は貴女の恥でもあるでしょう。
貴女の妹の様子だと、まともに教育を受けていないでしょうから、貴女もまともに教育を受けていないんじゃないですかエグラベル。
貴女の両親って学校に全部投げてるんですか。
学校は勉強をする場所であって最低限の教育も出来てない馬鹿を教育する場所ではありませんよ。
家で基本的な教育も含めた家庭教師を雇って教育を受ける所から始めた方がいいんじゃないかしら。
誰がそんな仕事を引き受けてくれるんでしょうね。
そもそもそんなのは貴女の両親がするべき事ですよね。
何故そんな当たり前の事も自分達でせず人に学校に投げるんですか。
なんで他人や教師がそんな人達の教育をしないといけないのですか。
そんなの家庭でやる事でしょう。
社会は貴女達のお母様じゃないんですよ。
そんなにお母様に甘えたいなら今すぐ家に帰って「お母様ー」って泣きつきなさいよマザコン。
ファザコンでもあるんですか。きっも。死んで下さい」
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