妹は可愛い少女だったのですが美少女というわけではなかったので今は己をいつまでも美少女だと勘違いしている 痛い女です。もう貴女は愛されませんよ

甘いからあげ

文字の大きさ
上 下
4 / 6

4話 貴女は美少女じゃないから必至に殿方に媚を売って。惨めねぇ。そうでもしないと殿方に相手にしてもらえないのね。必至ねぇ(笑)

しおりを挟む
 苦しんでいますね。痛いでしょうね。ざまぁ(笑)
マリリスが苦しんで痛そうにしているとスカっとします。
もっともっと苦しめてあげましょう。
マリリスは私をずっと虐げ続けてきたのですから、
これぐらいの苦しみは受けてもらわないといけません。
少しは他者の気持ちを考えるべきなのですマリリスは。
 「貴女、いつまで自分が美少女だと思っているんですか」
 「マリリスは美少女よ~。皆がそう言ってくれるもの~」
 「はぁ、マリリス。貴女他者の言葉をそのまま信じるのかしら。
馬鹿ねマリリス。
貴女はそもそも美少女じゃないのよ。
可愛く振る舞ってるだけのぶりっこカス売女の事を美少女とは言わないのよ。
美少女ってのはね、殿方に媚を売ったりしなくてもいいのよ。
貴女は美少女じゃないから必至に殿方に媚を売って。
惨めねぇ。
そうでもしないと殿方に相手にしてもらえないのね。
必至ねぇ(笑)
まぁ、必至な事は良いことよマリリス。
他の事でもっと必至になればいいのにとは思うし、
私は絶対そんな事に必至にならないわ。
そんな事するぐらいなら必至で空き缶集めやりながらダンボールで暮らしてる方がましだもの(笑)
ずっと貴女の事を見下してきたわマリリス。
皆貴女の事を馬鹿にして見下してきたのよマリリス。
貴女が無様で見ていて面白かったから、こんなに見下せる者が存在するなんて面白いから、
貴女を見てるとこんなクズとは違うと優越感を持てるから、
だからわざわざ生かしておいてあげたのよ。
殺そうと思えばいつでも貴女の事なんて殺せたのよマリリス。
でも安心して、これからも貴女の事を殺したりなんてしないわ。
だって面白いもの。
こんなに面白い生き物は他にいないわよ。
皆貴女の事を見て楽しんでるのよ。
よかったわね、貴女なんかにも価値があって。
これからも見下されて笑われて生きていきなさい。
それだけが貴女の存在価値なのだからね。
あ、貴女の意思で死ぬのならどうぞ好きにして。
私は貴女みたいに惨めで皆から見下されて笑われる生き方するぐらいなら
とっくに死んでるもの。
マリリス、貴女はまったく自覚していなかったのかメンタルが強いのかどちらかしら。
まったく自覚がないならそれはそれで凄いわね。
多くの殿方に愛されているだの私は美少女だのそこまで思い込めているなら、それも幸せな生き方かもしれません。
私は絶対嫌だけれどね。
それとも自覚した上で生きてるのかしら。
私なら耐えられず心が死んでるわ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

強制力がなくなった世界に残されたものは

りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った 令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達 世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか その世界を狂わせたものは

【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?

アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。 泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。 16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。 マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。 あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に… もう…我慢しなくても良いですよね? この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。 前作の登場人物達も多数登場する予定です。 マーテルリアのイラストを変更致しました。

聖女はただ微笑む ~聖女が嫌がらせをしていると言われたが、本物の聖女には絶対にそれができなかった~

アキナヌカ
恋愛
私はシュタルクという大神官で聖女ユエ様にお仕えしていた、だがある日聖女ユエ様は婚約者である第一王子から、本物の聖女に嫌がらせをする偽物だと言われて国外追放されることになった。私は聖女ユエ様が嫌がらせなどするお方でないと知っていた、彼女が潔白であり真の聖女であることを誰よりもよく分かっていた。

聖女の、その後

六つ花えいこ
ファンタジー
私は五年前、この世界に“召喚”された。

嘘つきと言われた聖女は自国に戻る

七辻ゆゆ
ファンタジー
必要とされなくなってしまったなら、仕方がありません。 民のために選ぶ道はもう、一つしかなかったのです。

婚約破棄……そちらの方が新しい聖女……ですか。ところで殿下、その方は聖女検定をお持ちで?

Ryo-k
ファンタジー
「アイリス・フローリア! 貴様との婚約を破棄する!」 私の婚約者のレオナルド・シュワルツ王太子殿下から、突然婚約破棄されてしまいました。 さらには隣の男爵令嬢が新しい聖女……ですか。 ところでその男爵令嬢……聖女検定はお持ちで?

聖女召喚

胸の轟
ファンタジー
召喚は不幸しか生まないので止めましょう。

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

処理中です...