上 下
2 / 2

2話 「お姉様ぁ、許してぇ。ごめんなさぁいい」はぁ!?『許してぇ』!?許せるわけないじゃないの。今更謝ってももう遅い!!ざまあ(笑)

しおりを挟む
 今から遊びに行くというなら、私を殺してから遊びに言ったらどうかしら。
出来ないわよねぇ。
今まで遊び呆けてきて、私を殺す?はっ。無理無理無理ぃぃぃぃっっ!!」
 「そうねぇ。お姉様なんてもう殺した方がいいわねぇ。
じゃあ~今殺すわ~。
マリーミア遊んでいたいから~お姉様を殺すために努力するよりぃ、
お姉様を殺して遊ぶわ~」
 はぁ、マリーミアは努力もせず遊んでいたいようです。
最低ですね。それで私を殺す?出来るわけがありません。
 マリーミアが剣を抜こうとしている間にマリーミアを殴り関節技でマリーミアの骨を折りました。
 ざまぁ!!努力をしていないから、武器などに頼るのです。
武器を使う者を否定する気はありません。
武器を使うのではなく武器に頼る者を否定するのです私は。
私のように努力を続けてきた聖女は、武器など使わずともマリーミアぐらい殺せます。
 「お姉様ぁ、許してぇ。ごめんなさぁいい。
マリーミアではやっぱりお姉様を殺せなかったわぁ」
 はぁ!?『許してぇ』!?許せるわけないじゃないの。
今更謝ってももう遅い!!
マリーミアの首の骨を折り、マリーミアを殺しました。
ざまあ(笑)
マリーミアを殺すと、とても幸せな気持ちになりました。
今まで、ずっと自称病弱で努力をしない怠け者のマリーミアに虐待されてきました。
それが、遂にマリーミアを殺せたのです。
さようなら、マリーミア。
さようなら。マリーミアに虐待されていた可哀想な私。
さぁて、マリーミアの舎弟兵隊を始末してお父様もお母様も殺さないといけませんね。
お父様もお母様も怠け者で自称病弱なマリーミアを溺愛していましたから、
きっとマリーミアを殺した私を放ってはおかないでしょう。
はぁ、マリーミアが私の事を殺そうとして、私は正当防衛の範疇の抵抗をしただけなんですが。
それでなんでお父様お母様に恨まれないといけないのでしょうか。
まぁ、お父様お母様は元から私の事を逆恨みで憎んで虐待してきましたからね。
どうでもいいですよね。
お父様お母様にとって、理由なんてどうでもいいのでしょう、

しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

護国の聖女、婚約破棄の上、国外追放される。〜もう護らなくていいんですね〜

ココちゃん
恋愛
平民出身と蔑まれつつも、聖女として10年間一人で護国の大結界を維持してきたジルヴァラは、学園の卒業式で、冤罪を理由に第一王子に婚約を破棄され、国外追放されてしまう。 護国の大結界は、聖女が結界の外に出た瞬間、消滅してしまうけれど、王子の新しい婚約者さんが次の聖女だっていうし大丈夫だよね。 がんばれ。 …テンプレ聖女モノです。

冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります

真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」 婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。  そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。  脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。  王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。

実は私が国を守っていたと知ってましたか? 知らない? それなら終わりです

サイコちゃん
恋愛
ノアは平民のため、地位の高い聖女候補達にいじめられていた。しかしノアは自分自身が聖女であることをすでに知っており、この国の運命は彼女の手に握られていた。ある時、ノアは聖女候補達が王子と関係を持っている場面を見てしまい、悲惨な暴行を受けそうになる。しかもその場にいた王子は見て見ぬ振りをした。その瞬間、ノアは国を捨てる決断をする――

お飾りの聖女は王太子に婚約破棄されて都を出ることにしました。

高山奥地
ファンタジー
大聖女の子孫、カミリヤは神聖力のないお飾りの聖女と呼ばれていた。ある日婚約者の王太子に婚約破棄を告げられて……。

【完結】王女と駆け落ちした元旦那が二年後に帰ってきた〜謝罪すると思いきや、聖女になったお前と僕らの赤ん坊を育てたい?こんなに馬鹿だったかしら

冬月光輝
恋愛
侯爵家の令嬢、エリスの夫であるロバートは伯爵家の長男にして、デルバニア王国の第二王女アイリーンの幼馴染だった。 アイリーンは隣国の王子であるアルフォンスと婚約しているが、婚姻の儀式の当日にロバートと共に行方を眩ませてしまう。 国際規模の婚約破棄事件の裏で失意に沈むエリスだったが、同じ境遇のアルフォンスとお互いに励まし合い、元々魔法の素養があったので環境を変えようと修行をして聖女となり、王国でも重宝される存在となった。 ロバートたちが蒸発して二年後のある日、突然エリスの前に元夫が現れる。 エリスは激怒して謝罪を求めたが、彼は「アイリーンと自分の赤子を三人で育てよう」と斜め上のことを言い出した。

婚約破棄……そちらの方が新しい聖女……ですか。ところで殿下、その方は聖女検定をお持ちで?

Ryo-k
ファンタジー
「アイリス・フローリア! 貴様との婚約を破棄する!」 私の婚約者のレオナルド・シュワルツ王太子殿下から、突然婚約破棄されてしまいました。 さらには隣の男爵令嬢が新しい聖女……ですか。 ところでその男爵令嬢……聖女検定はお持ちで?

お嬢様はお亡くなりになりました。

豆狸
恋愛
「お嬢様は……十日前にお亡くなりになりました」 「な……なにを言っている?」

断罪されたので、私の過去を皆様に追体験していただきましょうか。

下菊みこと
恋愛
悪役令嬢が真実を白日の下に晒す最高の機会を得たお話。 小説家になろう様でも投稿しています。

処理中です...