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親友のパーティ聖女レベル11(笑)は、ポーション士レベル41の私に役割を奪われないように私に文句をつけてくるが、責めたり見捨てたりしないって
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※にこにこうさぴーは人を食べる凶悪なモンスターです。ペットや愛玩動物ではありません。
ナレーション:にこにこうさぴーの攻撃。ジュリオは1ダメージを受けた。
「っ」
ナ:ジュリオは痛みから短い声を出す。
愛するジュリオの足がかじられた。早く回復しないと。
私はジュリオの背中にミドルポーションを投げつける。
ナ:ジュリオは背中にミドルポーションを投げつけられ、割れた瓶の破片が背中に刺さり1ダメージを受けた。
ライフは2しか減ってないが57ライフ回復した。
攻撃力が10%上昇した。防御力素早さがが5%上昇した。
状態異常を受けていないが、毒、麻痺、眠りの状態異常回復の効果も付与された。
「緊急時以外はポーション瓶投げつけるの辞めろつってんだろうがぁ。痛いんだよ。モンスターに齧られたより痛いし。
背中を信頼する仲間に預けてるのに背中から瓶割りつけられたらそりゃ痛いわ。心まで痛いわ」
ジュリオが叫ぶが緊急事態だよ。
「無駄に力が漲ってくるけど、このポーション作るのに幾らかかったんだよ。かかってもない状態異常まで治るような気がするぞ」
ジュリアがにこにこうさぴーを振り払い、攻撃のタイミングを計りながら喋る。
「ミドルポーション付加レベル17だよ。2000カッパーかかったよ。
「こんな事で2000カッパー使ってたら利益なくなるだろうがぁ!」
「あれぐらいなら私の神聖魔法で治すからポーション瓶投げつけなくていいって言ってるでしょ」
パーティ聖女のアンナが会話に入って来る。
パーティ聖女は文字通りパーティ内の聖女。
本物の聖女とは違って珍しくも凄くもない。
ポーションの半分の治癒力しかなくてもパーティ聖女としては認められる。
「神聖魔法発動するよりポーション瓶投げつけた方が早いのよ」
「そんなに急ぐ事じゃなかったろ。MP使って回復する程でもなかったぞ」
魔法使いのロベルトも会話に入って来る。
なんだか私が悪いようだ。アンナの事は大好きな親友で、ずっ親だけど
パーティの役割としてはかぶってしまうため
パーティを組んで戦うようになってからは文句をつけられることが多い。
ポーション士レベル41のヴィオラ様が凄すぎてパーティ聖女レベル11のアンナじゃ用無しになってしまうから
私に文句をつけて自分の存在意義を作ろうとするのは仕方ないし責めたりはしないけれど。
私はアンナがパーティ聖女(笑)レベル11(笑)でも見捨てることは絶対ないのに。
私達ずっ親だもん。
ロベルトの事も好きで友達だし、物知りで色んな事を教えてくれるし。ロベルトの話は面白いし。
でもパーティの仲間としては私のやる事に文句をつけてくる。
緊急時だからポーション瓶投げつけてるのに私の何が悪いのか分からない。
困った仲間達ね。
ジュリオがにこにこうさぴーを足で蹴り飛ばす。
「勇者必殺圧迫落下」
ジュリオが飛び上がりにこにこうさぴーを踏みつけると、にこにこうさぴーは自由に動けなくなった。
「お前への恨みはそんなにない。お前を殺すのは俺の背中にポーション投げつけた婚約者への怒りから来る八つ当たりだ。
悪く思うな」
背中にポーション投げつけられたの怒ってるようだ。
まぁその怒りがなくてもにこにこうさぴーは凶悪なモンスターだから殺さないといけないし、ポーションの素材にもなるんだから
ぜひ殺さないとね。
ナレーション:にこにこうさぴーの攻撃。ジュリオは1ダメージを受けた。
「っ」
ナ:ジュリオは痛みから短い声を出す。
愛するジュリオの足がかじられた。早く回復しないと。
私はジュリオの背中にミドルポーションを投げつける。
ナ:ジュリオは背中にミドルポーションを投げつけられ、割れた瓶の破片が背中に刺さり1ダメージを受けた。
ライフは2しか減ってないが57ライフ回復した。
攻撃力が10%上昇した。防御力素早さがが5%上昇した。
状態異常を受けていないが、毒、麻痺、眠りの状態異常回復の効果も付与された。
「緊急時以外はポーション瓶投げつけるの辞めろつってんだろうがぁ。痛いんだよ。モンスターに齧られたより痛いし。
背中を信頼する仲間に預けてるのに背中から瓶割りつけられたらそりゃ痛いわ。心まで痛いわ」
ジュリオが叫ぶが緊急事態だよ。
「無駄に力が漲ってくるけど、このポーション作るのに幾らかかったんだよ。かかってもない状態異常まで治るような気がするぞ」
ジュリアがにこにこうさぴーを振り払い、攻撃のタイミングを計りながら喋る。
「ミドルポーション付加レベル17だよ。2000カッパーかかったよ。
「こんな事で2000カッパー使ってたら利益なくなるだろうがぁ!」
「あれぐらいなら私の神聖魔法で治すからポーション瓶投げつけなくていいって言ってるでしょ」
パーティ聖女のアンナが会話に入って来る。
パーティ聖女は文字通りパーティ内の聖女。
本物の聖女とは違って珍しくも凄くもない。
ポーションの半分の治癒力しかなくてもパーティ聖女としては認められる。
「神聖魔法発動するよりポーション瓶投げつけた方が早いのよ」
「そんなに急ぐ事じゃなかったろ。MP使って回復する程でもなかったぞ」
魔法使いのロベルトも会話に入って来る。
なんだか私が悪いようだ。アンナの事は大好きな親友で、ずっ親だけど
パーティの役割としてはかぶってしまうため
パーティを組んで戦うようになってからは文句をつけられることが多い。
ポーション士レベル41のヴィオラ様が凄すぎてパーティ聖女レベル11のアンナじゃ用無しになってしまうから
私に文句をつけて自分の存在意義を作ろうとするのは仕方ないし責めたりはしないけれど。
私はアンナがパーティ聖女(笑)レベル11(笑)でも見捨てることは絶対ないのに。
私達ずっ親だもん。
ロベルトの事も好きで友達だし、物知りで色んな事を教えてくれるし。ロベルトの話は面白いし。
でもパーティの仲間としては私のやる事に文句をつけてくる。
緊急時だからポーション瓶投げつけてるのに私の何が悪いのか分からない。
困った仲間達ね。
ジュリオがにこにこうさぴーを足で蹴り飛ばす。
「勇者必殺圧迫落下」
ジュリオが飛び上がりにこにこうさぴーを踏みつけると、にこにこうさぴーは自由に動けなくなった。
「お前への恨みはそんなにない。お前を殺すのは俺の背中にポーション投げつけた婚約者への怒りから来る八つ当たりだ。
悪く思うな」
背中にポーション投げつけられたの怒ってるようだ。
まぁその怒りがなくてもにこにこうさぴーは凶悪なモンスターだから殺さないといけないし、ポーションの素材にもなるんだから
ぜひ殺さないとね。
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