結界魔法も張れない落ちこぼれは必要ないと家族に追放された私は聖女になり御膳上等王太子に溺愛され幸せに暮らしてます。助けてくれ?今更もう遅い

 「ねぇお父様お母様、お姉様ってラペルトリ家にいらないんじゃないかしら」
 妹のティアンヌは散々私を虐め私の物を欲しがり奪い
遂には私を追い出そうとしてきました。
「そうよ、ティアンヌの言う通りだわ。結界魔法も張れないフロラリスなんてラペルトリ家に必要ないわ」
 「うむ。私も早くフロラリスを追い出そうと思っていたのだ。
何せフロラリスは結界魔法も張れない落ちこぼれ。ラペルトリ家の恥で無駄飯ぐらいなのだからな」
「何があっても私に助けを求めないでください。私は今後絶対に貴方達を助けません」
 私はラペルトリ家を出て自由に人間らしい暮らしをし恋をし愛されて生きて行くのですから。
貴方達を助けに戻るのなんてごめんこうむりますわ。
 「フロラリス、お前を聖女として勧誘しに来た」
 御膳上等王太子デュドルフの称号で称えられる王太子が私を勧誘しに来ました。
 「あら、結界魔法も張れない落ちこぼれの私はもういらないのでしょう」
 私は聖女として王城で勤め、デュドルフに求愛され
私もデュドルフを好きだったので結婚することにしました。
 私達は愛し合いとっても幸せです。
ハッピーエンド。
 妹と両親は「助けてくれ」「お姉様助けて」「私達が悪かったわ」
今更謝って助けを求めてきますが今更もう遅い。
 私は今後絶対に貴方を助けないという条件に同意してくれたでしょう。
絶対に助けませんよ。
貴方達なんて知るもんですか、かってに苦しんでろばーーーーーーか(笑)ざまぁ(笑)
妹と両親はバッドエンド。
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