私は名字を変えません！ 婚約破棄された聖女はイケメン第ニ王子に溺愛される。 追放ざまぁされた殿下が今更助けてくれと言われてももう遅い！ざまあ

３話「聖女片目必殺スクリュードライバー！！」 剣で斬った殿下の右目に聖女なら携帯していて当然のドライバーを差し込み回転させます

※失明人体欠損あります。
苦手な方は注意お願いします。

　「で？それがどうしたというのかしら？」
　殿下がぎゃーぎゃーと左耳がどうのとごちゃごちゃうるさくてむかつくので、
殿下の右耳も引きちぎりました。
耳って簡単に引きちぎれるんですよね！！
人間の耳を引きちぎるのはとても気持ちよく楽しいです！！
私、癖になっちゃいそう！！
普通、急所は魔法なり気なりで守っているものなんですが。
殿下は耳をちゃんと守っていないようです。
フィラザフリムノイスナー王国王太子という者が、防御もまともに出来ていないとは困ったものですね。
自業自得でしょうざまぁ！！
　「ふざけるなー！！なんで俺様の右耳まで引きちぎった！！」
　はぁ？うるさいですね。むかつきますね。
　「はぁ？自業自得でしょう。
ゲオルク、貴方って人のせいにするのだけは上手いのね。
両耳引きちぎった程度でぎゃーぎゃーとうるさいのよ！！
耳なんて引きちぎっても聴こえなくなるわけでもないし、どうでもいいじゃないの。
殿方の癖に耳ぐらいでうるさい！！
貴方の耳が引きちぎられてようがなかろうが誰も気にしないわよ。
このナルシスト！！
なんなら今すぐ外に出てみなさいよ！！
誰も貴方の耳なんて気にしないわよ！！
これ以上ごちゃごちゃ騒ぐようならこの程度じゃ済まないわよ！！」
　！！ゲオルクが私の右耳を剣で切り落としました。
！！はぁ！？逆ギレで暴行！？なんて粗暴なのでしょう！！
は、ははは。
流石にこれは温厚な聖女の私も笑って許せません。
仕方ないですね。
あの程度の痛みでは足りないようなので、もう少し痛みをあたえてあげましょう。
　殿下の右目を切ります。
しかし、このボンクラ馬鹿殿下がら空きですね。
私も右耳を切り落とされましたが。
　「聖女片目必殺スクリュードライバー！！」
　剣で斬った殿下の右目に聖女なら携帯していて当然のドライバーを差し込み回転させます。
ドライバーは武器としても優秀で、人類の歴史と共に聖女はドライバーをサブウェポンとして携帯してきました。
別に誰でも使える片目必殺技なのですが、聖女は日頃からこの必殺技の訓練をしているので、
命中制度も威力も土壇場で使う者とは違います。
ずっと、殿下にこの聖女片目必殺スクリュードライバーを決めてみたかったのです。
そのためにずっと毎日毎日訓練してきたのです。
外すわけがありません。
この一撃で確実に絶対に片目を完全失明させます。
それができなければ聖女失格です。