私は名字を変えません! 婚約破棄された聖女はイケメン第ニ王子に溺愛される。 追放ざまぁされた殿下が今更助けてくれと言われてももう遅い!ざまあ

 「アナスタージア、お前のように名字を変えないブスでヒステリックでうるさい
聖女には婚約破棄を告げてやる!!」
は、はぁー!?
殿下はどうやら自分に正しい事を言う者は”うるさい”と認識し排除しようとするようです。
 「俺様は真実の愛に目覚めたんだ!!」
 「驚かないで聞けよ。俺様はお前の妹のマリエルを愛しているんだ!!
これは真実の愛だ!!
誰にも止められん!!誰にも邪魔させん!!」
 「お姉様〜お姉様の婚約者のゲオルク頂戴〜」
 「アナスタージア!!お前はお姉様なのだから、婚約者ぐらいマリエルにくれてやれ!!」
は、はぁー!?殿下なんていらないけれど、嫌がる私に無理矢理婚約させたのはお父様お母様よね。
 「そうよアナスタージア!!婚約者ぐらいマリエルにあげられないの!?
なんて酷いのよ貴女は!!」
 「さてゲオルク、自分がした事の重さは分かっているな」
 「お父様、許してくれ」
 「はぁー!?許してくれ!?今更許せるか!!
こんな馬鹿に王位を継がせる気はないからと甘やかして育ててきたが、
今度ばかりは許せんぞ!!」
 自業自得ですね殿下(笑)私は殿下と違ってイケメンで賢くて知略に優れた第二王子ゲルカフに溺愛されもふもふしたりしながら幸せに暮らしています。
今更助けてくれと言ってきてももう遅い!!
婚約破棄してきたのは貴方なのですから、今更助けるわけがありません。
貴方がどうなろうともう他人の私には関係のない事なのです。
ざまぁ(笑)
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