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1話 妹はここで断罪しましょう。私の事をずっと虐待してきて私のものをなんでも欲しがり遂には私の婚約者まで欲しがったのですから自業自得ですよ
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「お姉様ぁ、ミヤーネはお父様お母様にも可愛がられてるけどぉ。
お姉様はお父様お母様にまったく可愛がられないわねぇ。
当然よねぇ。
お姉様は可愛くないしブスだし勉強もしないし。
お金を稼ぐのだってミヤーネの方が上手いものぉ。
ミヤーネがいればお姉様なんていらないわよねぇ」
はぁ、妹のミヤーネは馬鹿だ馬鹿だと思っていましたが、
ここまで馬鹿だとは。
ミヤーネ、この状況分かっていますか。
ミヤーネと2人でダンジョンに潜ってるので、今ミヤーネを殺しても何とでも理由をつけられます。
モンスターに食べられただのトラップに引っかかって行方不明だのなんとでも言えます。
「お姉様の婚約者のヨルクねぇ、ミヤーネが貰おうと思ってぇ。
ねぇいいでしょう~。婚約者ぐらいミヤーネに頂戴よぉ」
はぁ、ミヤーネは幼い頃から私の物をなんでも欲しがってきましたが、遂には私の婚約者まで欲しくなったようです。
婚約者のヨルクは私がオンプル王国第一聖女だからという事もあり伝統だなんだで王太子のヨルクと結婚するのが
当然だという事になっていました。
お父様お母様は虐待して蔑ろにしてる私が王太子妃になるなんて、厄介払にもなるし、オンプル王国との繋がりを求めて
無理矢理私とヨルクを婚約させました。
当然、私はまったくヨルクを愛していません。
なのでミヤーネが貰ってくれればヨルクと結婚しなくても済むのでありがたい事なのです。
ですが、ミヤーネには何もあげたくありません。
ミヤーネに奪われるわけにはいきません。
なので、ミヤーネはここで断罪してあげましょう。
私の事を幼い頃からずっと虐待してきて、私のものをなんでも欲しがり、遂には私の婚約者まで欲しがったのですから。
自業自得ですよ。
ミヤーネを投げて関節技でミヤーネの両手両足その他諸々折りました。
ざまぁ(笑)
「お姉様何するのぉ。酷いわぁ」
はぁ、酷い。酷いですか。
貴女の方がもっと酷い事をしてきたのですよ。
今回の事も、酷すぎますよ。
ミヤーネが罪の自覚もないので、私は苛立ち、ミヤーネの胸辺りを蹴ったり踏みつけたりしました。
「辞めてぇ。ミヤーネもう動けないのにぃ。これ以上酷い事は辞めてぇ。
痛いわぁ」
はぁ!?辞めて!?よく『辞めて』なんて言えましたね。
私はまた怒りました。
ミヤーネの喉を蹴りました。
ミヤーネの喉を何度も何度も蹴り、体重を乗せて踏みつけました。
するとミヤーネは私を傷つける言葉を発しなくなりました。
お姉様はお父様お母様にまったく可愛がられないわねぇ。
当然よねぇ。
お姉様は可愛くないしブスだし勉強もしないし。
お金を稼ぐのだってミヤーネの方が上手いものぉ。
ミヤーネがいればお姉様なんていらないわよねぇ」
はぁ、妹のミヤーネは馬鹿だ馬鹿だと思っていましたが、
ここまで馬鹿だとは。
ミヤーネ、この状況分かっていますか。
ミヤーネと2人でダンジョンに潜ってるので、今ミヤーネを殺しても何とでも理由をつけられます。
モンスターに食べられただのトラップに引っかかって行方不明だのなんとでも言えます。
「お姉様の婚約者のヨルクねぇ、ミヤーネが貰おうと思ってぇ。
ねぇいいでしょう~。婚約者ぐらいミヤーネに頂戴よぉ」
はぁ、ミヤーネは幼い頃から私の物をなんでも欲しがってきましたが、遂には私の婚約者まで欲しくなったようです。
婚約者のヨルクは私がオンプル王国第一聖女だからという事もあり伝統だなんだで王太子のヨルクと結婚するのが
当然だという事になっていました。
お父様お母様は虐待して蔑ろにしてる私が王太子妃になるなんて、厄介払にもなるし、オンプル王国との繋がりを求めて
無理矢理私とヨルクを婚約させました。
当然、私はまったくヨルクを愛していません。
なのでミヤーネが貰ってくれればヨルクと結婚しなくても済むのでありがたい事なのです。
ですが、ミヤーネには何もあげたくありません。
ミヤーネに奪われるわけにはいきません。
なので、ミヤーネはここで断罪してあげましょう。
私の事を幼い頃からずっと虐待してきて、私のものをなんでも欲しがり、遂には私の婚約者まで欲しがったのですから。
自業自得ですよ。
ミヤーネを投げて関節技でミヤーネの両手両足その他諸々折りました。
ざまぁ(笑)
「お姉様何するのぉ。酷いわぁ」
はぁ、酷い。酷いですか。
貴女の方がもっと酷い事をしてきたのですよ。
今回の事も、酷すぎますよ。
ミヤーネが罪の自覚もないので、私は苛立ち、ミヤーネの胸辺りを蹴ったり踏みつけたりしました。
「辞めてぇ。ミヤーネもう動けないのにぃ。これ以上酷い事は辞めてぇ。
痛いわぁ」
はぁ!?辞めて!?よく『辞めて』なんて言えましたね。
私はまた怒りました。
ミヤーネの喉を蹴りました。
ミヤーネの喉を何度も何度も蹴り、体重を乗せて踏みつけました。
するとミヤーネは私を傷つける言葉を発しなくなりました。
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