「私は4時間もあれば出来るわよお姉様~」遊んでばかりで私に聖女としての仕事を全部おしつけてくる妹がそう言うのでさせてみた。出来るといいですね
「お姉様~今日もフラムスティード領の結界をちゃんと張ったかしらぁー。
お姉様は私と違って可愛くないのだからぁー、せめて結界ぐらいちゃんと張らなきゃねぇー。
それぐらいしか取り柄がないのでしょうお姉様ー」
「私は4時間もあれば出来るわよお姉様~」
!ノノアはまた私を可愛くないと虐めてきます。
『可愛くない』私はこの心をずたずたに切り刻む言葉にずっと虐められてきました。
どうしてこんな酷い事が言えるのでしょう。
私が一度でもノノアに酷い事を言ったでしょうか。
言うわけがありません。
私はノノアに慈悲深いお姉様として接しているのに、ノノアは何故私にこんな酷い事を言えるのでしょうか。
お姉様は私と違って可愛くないのだからぁー、せめて結界ぐらいちゃんと張らなきゃねぇー。
それぐらいしか取り柄がないのでしょうお姉様ー」
「私は4時間もあれば出来るわよお姉様~」
!ノノアはまた私を可愛くないと虐めてきます。
『可愛くない』私はこの心をずたずたに切り刻む言葉にずっと虐められてきました。
どうしてこんな酷い事が言えるのでしょう。
私が一度でもノノアに酷い事を言ったでしょうか。
言うわけがありません。
私はノノアに慈悲深いお姉様として接しているのに、ノノアは何故私にこんな酷い事を言えるのでしょうか。
あなたにおすすめの小説
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
最弱聖女と婚約破棄を告げられた私が一週間結界を張る事を辞めた結果。今更謝ってももう遅い!! 妹と元婚約者は約束通り拷問処刑でざまぁ(笑)
甘いからあげ
ファンタジー
「ビノア。お前のような最弱聖女とは婚約破棄だ」
「煩い黙れ!!証明など必要ない!!
とにかくお前が全て悪いんだ!!」
「そうよそうよ!!全てお姉様が悪いのよ!!」
「はぁ、仕方ないわね。それじゃあ私が結界を張るのを一週間やめてみましょう。
きっと、酷い事になりますよ。
今まで私がペレパンタ王国を護っていたのですから」
「ふんっ!!お前のような最弱聖女なぞいなくても何も代わりはしない!!
いいだろう!!
一週間後今までと代わりない被害なら、お前は拷問処刑だ!!
それでいいな!!」
「助けてくれ!!」
はぁ、今更助けてくれと言われましても私に今更なんの関係があるのでしょう。
今更助けてくれと言われてももう遅いのです。
「さぁ、約束通り拷問処刑ね」
美しい姉と痩せこけた妹
サイコちゃん
ファンタジー
若き公爵は虐待を受けた姉妹を引き取ることにした。やがて訪れたのは美しい姉と痩せこけた妹だった。姉が夢中でケーキを食べる中、妹はそれがケーキだと分からない。姉がドレスのプレゼントに喜ぶ中、妹はそれがドレスだと分からない。公爵はあまりに差のある姉妹に疑念を抱いた――
【完結】慈愛の聖女様は、告げました。
BBやっこ
ファンタジー
1.契約を自分勝手に曲げた王子の誓いは、どうなるのでしょう?
2.非道を働いた者たちへ告げる聖女の言葉は?
3.私は誓い、祈りましょう。
ずっと修行を教えを受けたままに、慈愛を持って。
しかし。、誰のためのものなのでしょう?戸惑いも悲しみも成長の糧に。
後に、慈愛の聖女と言われる少女の羽化の時。
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
「もう遅い!」・・・と言う気はありませんが、皆様、何がいけなかったのかちゃんと理解してますか?でないとまた同じ結果になってしまいますよ?
***あかしえ
恋愛
持って生まれた異能のせいで聖女と呼ばれ、王太子殿下の婚約者となっていましたが、
真の聖女は妹だったとか、その妹を虐めていたとか、
不特定多数の男性といかがわしい関係だったとか・・・事実無根な叱責を受け、
婚約破棄の末に国外追放されたのも昔のことです。
今はもう、私は愛しのマイダーリンを見つけて幸せになっていますから!
今更ではありますが・・・きちんと自らの罪を受け入れて、
あの時どうするべきだったのか、これからどうするべきなのかを分かっているのであれば、
皆さんをお助けするのは吝かではありませんよ?
悪役令嬢の私は死にました
つくも茄子
ファンタジー
公爵家の娘である私は死にました。
何故か休学中で婚約者が浮気をし、「真実の愛」と宣い、浮気相手の男爵令嬢を私が虐めたと馬鹿げた事の言い放ち、学園祭の真っ最中に婚約破棄を発表したそうです。残念ながら私はその時、ちょうど息を引き取ったのですけれど……。その後の展開?さぁ、亡くなった私は知りません。
世間では悲劇の令嬢として死んだ公爵令嬢は「大聖女フラン」として数百年を生きる。
長生きの先輩、ゴールド枢機卿との出会い。
公爵令嬢だった頃の友人との再会。
いつの間にか家族は国を立ち上げ、公爵一家から国王一家へ。
可愛い姪っ子が私の二の舞になった挙句に同じように聖女の道を歩み始めるし、姪っ子は王女なのに聖女でいいの?と思っていたら次々と厄介事が……。
海千山千の枢機卿団に勇者召喚。
第二の人生も波瀾万丈に包まれていた。