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101話 「実椿はえっちな百合物は好きじゃないの」
しおりを挟む「よくないの」
「実椿はえっちな百合物は好きじゃないの」
「ぷんこぷんこなの」
「実椿が毎週日曜日に見てるきゅーてぃーばにー幼女のえっちな百合同人誌なんて」
「実椿はみたくなかったの」
「ぷんこぷんこ」
「ぷるぷるだったの」
「実椿にはちょっとぷるぷるだったの」
「実椿、幼女だから」
よくないようです。
残念です。
しかし、そんなぷるぷるするような内容だったんでしょうか。
どんなハードなきゅーてぃばにー幼女のえっちな百合同人誌を見たんでしょうかね。
「それに、悪党は裁かれるの」
「今更何をしなくても裁かれるの」
前世の記憶はありませんが、私は裁かれるべき事をしてきました。
それは、記憶がなくても分かります。
「実椿様、どうかそんな言葉は使わないでくれ」
「なぜ、月恵様が裁かれなければならないんだ」
「!ぷこっ!」
「おじさん、正気なのっ!?」
「ええ、私もそう思うわ」
「おじさん、正気かしら」
「正気じゃないわね」
「前世の記憶がなくても」
「私は裁かれるべき事をしてきたもの」
「それぐらい、記憶がなくてもわかるわ」
「パパママねぇ」
うーん、パパママ。
「月恵様まで何を言ってるんだ」
「貴女は、貴女達は」
「パパママの傍に座ってもおかしくない人達なんだぞ」
ここで、座るより美少女が隣で寝てる方がいいとか、そんな事をふざけて言っても
なんの意味がありません。
誰が、そんなの興味がないなんていえましょうか。
私は言えません。
興味がないわけではありません。
欲しくないわけではありません。
私だって、パパママに会いたい。
パパママの傍に座りたい。
誰が、その感情を否定できますか。
私はできませんし、そんな人を私は知りません。
けど、私は私で、パパママの傍に座るような生き方はできません。
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