妹は私の婚約者まで奪い私は婚約破棄されました。隣国が攻めてきたから助けてくれ?今更もう遅い。その隣国の王太子の妻は私だから助けるわけがない
「お姉様、お姉様の婚約者のバスティン君をちょうだい」
「そうやって暴れても駄目よ。人はあげられるものではないのよ」
「なんでそんな意地悪言うのお姉様」
「そうだわ。意地悪なお姉様がくれないというのなら私のものにしてしまえばいいのよ」
「フォクト男爵家令息バスティンぐらいお父様お母様に頼めば私のものにしてくれるはずよ」
私の婚約者は本当に妹のものになってしまいました」
「助けてお姉様、隣国のミクトレイム王国が攻めてきてるの」
「また暴れればいいんじゃないかしら。癇癪起こして暴れれば誰もが貴方の要求に答えてきたんですもの」
「助けてくれクリエラ。たかが男爵の俺がミクトレイム王国に敵うわけがない」
「へぇ、そうなんですか。でも私はもう勘当された身なのでどうにもできませんわ」
「ねぇ、お願いだから助けてクリエラ。貴方は私の娘でしょう」
「元お父様も元お母様も娘はルシアラ1人で十分だ。お前はいらないなんて言っていましたよね」
助けるわけがない。
私はミクトレイム王国王太子妃なのだから、私もこの領土を落としに来たんですよ。
元妹と元お母様は娼婦にしてあげましょう。
え、元お父様も需要あるんですか。
こんなのでよければいいんじゃないでしょうか。
好きなだけ使ってあげて下さい。
お父様は雌の喜びに目覚めたようです。
いやいやいやきもいきもいきもいきもい。
私きもすぎて吐きましたわ。
元婚約者のバスティンは生け捕りにしたんですけどどうしましょうかね。
バスティンが悪いわけじゃないんですが、貴族にとって弱さは罪。
弱いのでルシアラのものになったんでしょう。
貴方にも罪を償ってもらいます。
「お前は美しく優秀だ。俺様の妻に相応しい。そうだろう」
「ええ。私達は釣り合っているわ。釣り合っているだけでなく愛し合っているわ」
「俺様達はこのまま幸せに生きるぜ!」
「ええ、ついでにがんがん領土拡大しましょう」
「ああ、俺様達なら出来る」
「とりましょうか」
「てっぺん」
私達夫婦は愛し合い幸せに暮らしてっぺんをとります。
「そうやって暴れても駄目よ。人はあげられるものではないのよ」
「なんでそんな意地悪言うのお姉様」
「そうだわ。意地悪なお姉様がくれないというのなら私のものにしてしまえばいいのよ」
「フォクト男爵家令息バスティンぐらいお父様お母様に頼めば私のものにしてくれるはずよ」
私の婚約者は本当に妹のものになってしまいました」
「助けてお姉様、隣国のミクトレイム王国が攻めてきてるの」
「また暴れればいいんじゃないかしら。癇癪起こして暴れれば誰もが貴方の要求に答えてきたんですもの」
「助けてくれクリエラ。たかが男爵の俺がミクトレイム王国に敵うわけがない」
「へぇ、そうなんですか。でも私はもう勘当された身なのでどうにもできませんわ」
「ねぇ、お願いだから助けてクリエラ。貴方は私の娘でしょう」
「元お父様も元お母様も娘はルシアラ1人で十分だ。お前はいらないなんて言っていましたよね」
助けるわけがない。
私はミクトレイム王国王太子妃なのだから、私もこの領土を落としに来たんですよ。
元妹と元お母様は娼婦にしてあげましょう。
え、元お父様も需要あるんですか。
こんなのでよければいいんじゃないでしょうか。
好きなだけ使ってあげて下さい。
お父様は雌の喜びに目覚めたようです。
いやいやいやきもいきもいきもいきもい。
私きもすぎて吐きましたわ。
元婚約者のバスティンは生け捕りにしたんですけどどうしましょうかね。
バスティンが悪いわけじゃないんですが、貴族にとって弱さは罪。
弱いのでルシアラのものになったんでしょう。
貴方にも罪を償ってもらいます。
「お前は美しく優秀だ。俺様の妻に相応しい。そうだろう」
「ええ。私達は釣り合っているわ。釣り合っているだけでなく愛し合っているわ」
「俺様達はこのまま幸せに生きるぜ!」
「ええ、ついでにがんがん領土拡大しましょう」
「ああ、俺様達なら出来る」
「とりましょうか」
「てっぺん」
私達夫婦は愛し合い幸せに暮らしてっぺんをとります。
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