自称病弱な妹に虐げられ婚約者を奪われ婚約破棄され心が壊れた聖女は家族と婚約者を地獄に送る。私の心を壊したのは貴方達よ。今更謝ってももう遅い!

幼い頃からずっと家族に虐げられてきました。
妹のルーチェは自称病弱で怠け者で私に領地の仕事も聖女の仕事も全部押し付けて遊んでいました。
ルーチェはむかつく事に可愛いのです。
誰が見てもルーチェを可愛いと言います。
むかつきますよね。
そのむかつきで、私の心は壊れていきました。
私の心はいつまで持つのでしょうか。
 「ねぇブスお姉様〜ルーチェの変わりに聖女の仕事しておいてね〜
ルーチェは〜お姉様の婚約者のパルトニーノとセックスしてくるわ〜。
お姉様の婚約者のパルトニーノはルーチェが貰うわ〜。
何か文句あるのかしら〜。
ルーチェは可愛いんだから、パルトニーノもルーチェと結婚した方が喜ぶわよ〜。
お姉様は〜豚とでも結婚して豚とセックスしてればいいんじゃないかしら〜。
お姉様にはお似合いよ〜。
もう用意してるわよ〜。どうかしらこの雄豚。
中々のイケメン豚でしょ〜。お姉様にはもったいないんじゃないかしら〜」
 もう、私の心は壊れるでしょう。
私は、心が完全に壊れてしまったら、ルーチェに一番に復讐して殺そうと決めていました。
そのために、常に斧を持ち歩いていました。
 「貴女の事、ずっと殺したかったわルーチェ!!貴女が憎くて仕方がないわ!!
地獄に落ちて!!地獄で永遠に苦しめこの外道!!」
 ルーチェは地獄で永遠に苦しむようですざまぁ(笑)
 「俺様は真実の愛に目覚めた!!」
 「俺様はお前の妹のルーチェを愛しているんだ!!」
 「オルディーナ!!お前に婚約破棄を告げてやるぞ!!
追放なんて言わん!!殺してやる!!
ルーチェの仇だ!!地獄に落ちろ外道ブス聖女!!」
 はぁー!?私が外道ブス聖女!?
仮に私が死んでも、私は天国に行きますよ。
私は虐げられてきた分、死後の世界では報われるはずです。
報われないといけません。
殿下は地獄で永遠に苦しむのが決まっていますよね。
 「殿下、地獄でルーチェと永遠に苦しみなさい」
 「許せオルディーナ!!お前は長女だから少し厳しく教育する事もあったが、
それもお前を思っての事だ!!」
 「ごめんなさい!!許してオルディーナ!!助けて!!殺さないで!!
貴女を産んだのは私よ!!」
 はぁ、もう何も言わないで下さい。お父様お母様。
せめて最後ぐらいは潔く死んで下さい。
貴方達の大切なルーチェは地獄で苦しんでいますよ。
どうぞ、私を除いた家族で未来永劫地獄で苦しんで下さい。
私は死んでも天国に行くので、貴方達とはもう二度と会う事はありません。
 「さようなら、お父様お母様」
24h.ポイント 0pt
0
小説 195,618 位 / 195,618件 ファンタジー 45,178 位 / 45,178件

あなたにおすすめの小説

夫に朝食を出したら文句をつけられ離婚されました。男尊女卑の国で虐げられてきた私はイケメンに助けられるのを待つのを辞め自分で助かる事にしました

甘いからあげ
ファンタジー
「フランカ。なんだこれは」  男尊女卑の国でマザコンDVモラハラ王太子夫に虐げられる私は聖女としての仕事が忙しいのに、 家事を一人でしていました。 それなのに夫はあろうことか忙しいながら私が出した朝食に文句をつけてきました。 はぁっ!? “女なんて外れは放っておけばいい。それより早く男を産め” 女性が一人目に女児を産むと必ずこのような事を言われます。 “一人目に女を産む女は出来損ない” お兄様と妹ばかり可愛がられました。 お兄様は出来の悪い出来損ないの癖に男だというだけで長男というだけで持て囃されました。 私の方が優秀なのに。 私の方が優秀なのにぃぃぃ!!! 妹は男尊女卑の国に迎合していました。 男性を立て卑屈に卑しい女性である事を受け入れ、両親にも殿方にも愛されました。 女性の敵ですね。 あのような女性の敵である女性の妹が生きていたらこの国の男尊女卑女性蔑視が改善される事はないでしょう。 あと嫌いで憎たらしくて邪魔なので処分してあげることにします。  「もう辞めてくれ」  はぁ?もう辞めてくれ? それがどうかしましたか。 辞めてくれと言えば辞めて貰えるとでも思いましたか。 今更もう遅い!ざまぁ! 誰も私を止められません。

「お前の代わりはいくらでもいる」と聖女を剥奪され家を追放されたので、絶対に家に戻らないでおこうと思います。〜今さら戻れと言ってももう遅い〜

水垣するめ
恋愛
主人公、メアリー・フォールズ男爵令嬢だった。 メアリーは十歳のころに教皇から聖女に選ばれ、それから五年間聖女として暮らしてきた。 最初は両親は聖女という名誉ある役職についたことに喜んでくれたが、すぐに聖女の報酬のお金が莫大であることに目の色を変えた。 それから両親は「家のために使う」という口実を使い、聖女の報酬を盛大なパーティーや宝石のために使い始める。 しかしある日、それに苦言を呈していたところ、メアリーが高熱を出している間に聖女をやめさせられ、家も追放されてしまう。 そして平民の子供を養子として迎え入れ、「こいつを次の聖女に仕立て上げ、報酬の金を盛大に使う」と言い始めた。 メアリーは勝手に聖女をやめさせられたことに激怒するが、問答無用で家を追放される。 そうして両親は全てことが上手く行った、と笑ったが違った。 次の聖女に誰がなるか権力争いが起こる。 男爵家ごときにそんな権力争いを勝ち残ることができるはずもなく、平民の子供を聖女に仕立て上げることに失敗した。 そして金が欲しい両親はメアリーへ「戻ってきてほしい」と懇願するが、メアリーは全く取り合わず……。 「お前の代わりはいる」って追放したのはあなた達ですよね?

勇者ブレイドの冒険~無能な勇者(リーダー)呼ばわりで皆脱退?!でもかわいい女の子たちとハーレムパーティー組んだんで戻りたいと言っても遅い!

三浦ウィリアム
ファンタジー
 勇者・ブレイドと仲間たちが魔王討伐のため立ち上がった。勇者とその一行は各地の魔王の手下たちを討伐していた。  しかしこのパーティーは壊滅してしまった。魔物にやられたから?いやそうではない。無能な勇者ブレイドは仲間たちに三下り半を突きつけられ解散してしまったのだ。  無能な勇者と言われて仲間を失ってしまったがブレイドは無辜の民のため魔王を討伐する志を捨てない。そんなブレイドに新たな仲間ができる。そして無能な勇者と呼ばれた男の快進撃が始まる。 MAGNET MACROLINK エブリスタ カクヨム 小説家になろう pixiv ツギクル ノベルアップ+ note (敬称略) において同時投稿中です

駒として無能なお前は追放する?ええ、どうぞ?けど、聖女の私が一番権力を持っているんですが?

水垣するめ
恋愛
主人公エミリー・ヘミングスは男爵家の令嬢として生まれた。 しかし、父のトーマスから聖女として働くことを強制される。 聖女という地位には大きな権力と名声、そして金が入ってくるからだ。 エミリーは朝から晩まで働かされ、屋敷からも隔離され汚い小屋で暮すことを強要される。 一度駒として働くことが嫌になってトーマスに「聖女をやめたいです……」と言ったが、「駒が口答えするなっ!」と気絶しそうになるぐらいまで殴られた。 次に逆らえば家から追放するとまでいわれた。 それからエミリーは聖女をやめることも出来ずに日々を過ごしてきた。 しかしエミリーは諦めなかった。 強制的に働かされてきた聖女の権力を使い、毒親へと反撃することを決意する。

国王ごときが聖女に逆らうとは何様だ?

naturalsoft
恋愛
バーン王国は代々聖女の張る結界に守られて繁栄していた。しかし、当代の国王は聖女に支払う多額の報酬を減らせないかと、画策したことで国を滅亡へと招いてしまうのだった。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ゆるふわ設定です。 連載の息抜きに書いたので、余り深く考えずにお読み下さい。

本物の聖女なら本気出してみろと言われたので本気出したら国が滅びました(笑

リオール
恋愛
タイトルが完全なネタバレ(苦笑 勢いで書きました。 何でも許せるかた向け。 ギャグテイストで始まりシリアスに終わります。 恋愛の甘さは皆無です。 全7話。

今まで国に尽くしてきた聖女である私が、追放ですか? だったらいい機会です、さようなら!!

久遠りも
恋愛
今まで国に尽くしてきた聖女である私が、追放ですか? ...だったら、いい機会です、さようなら!! 二話完結です。 ※ゆるゆる設定です。 ※誤字脱字等あればお気軽にご指摘ください。

処理中です...