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10話 僕はペキルパ・アストリー。 どこにでもいるごく普通の騎士家子息でスパダリ有能イケメン。 両親は海外で仕事しているとかはない

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 ---ペキルパ・アストリー過去---
  セテスプラー学園にはガルシア男爵家嫡女ガルシア男爵家領第一聖女レビリアが同学年で入学する。
守銭奴で金に汚いとろくな評判を聞かない。
金金金金と、まぁ僕の嫌いな貴族だ。
貴族は義理人情だ仁義だ恩義だを重んじるのが貴族で、そこを蔑ろにして金金金なんてーのは貴族とも認められないような
クソ野郎だ。
直接会ってみなきゃ分からないが、まぁ評判通りのクソ野郎なら潰すしかない。
貴族にふさわしくないクソ野郎は潰さなきゃならねー。
騎士家子息だからって、男爵令息令嬢の下に付くなんて考えなかった。
タイマンで勝って下に付けて、まぁそんな風に舎弟弟分兵隊増やしてきた。
兵隊にしておくにも気に食わないクソ野郎は潰してきた。
気にくわないやつを下に付ける気もないし、気にくわないやつの下に付く気もない。
気に食わないやつに負けて下に付くぐらいなら死ねばいい。
まぁ、そんなどこにでもいる少し突っ張った騎士家子息だ。
 セテスプラー学園でも舎弟弟分兵隊引き連れて、がんがんのし上がって来た。
今まで通りの僕だ。これが僕だ。誰かに曲げられる気なんてねぇ。
 ガルシア男爵家領第一聖女レビリア、まぁ自然にこいつとぶつかる事になった。
戦力はペキルパ軍団が劣ってる。当然、ガルシア男爵家を含めてないレビリア個人の軍団との戦力を比べてだ。
ガルシア男爵家が出てくれば流石に勝ち目はねぇ。
それでも、そんな事で敵に下るようなのは下につけてきてない。
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