万引きした妹が「これぐらいいいじゃないのー」はぁ!?万引きは犯罪ですし「これぐらい」!?ぶちきれたので絶対に許しません。泣いても無駄ですよ

甘いからあげ

文字の大きさ
上 下
4 / 10

4話 え、本当ですか?本当に、リリアミィってテミケミアントン大陸1可愛くて美しい以外良い所がないのですか。 そんな事ないですよね

しおりを挟む
 ---レビリアが寝ている間----
 「フランクフルトだ!!フランクフルトを寄越せ!!」
 はぁー。大声でうるさいわねぇー。人がフランクフルト食べてるのにー大声でもー。
でもー私も店番レジ打ちはするとお姉様と約束したのでー対応はしなければなりませんー。
はぁー面倒臭いですねぇー。
 「フランクフルトねぇー。あれ、フランクフルトがないわねぇー」
困りましたね。フランクフルトがありません。
まったく、お姉様はフランクフルトの在庫管理発注も出来ないのかしら。
まったく、どうしようもないお姉様ですねー。
フランクフルトの在庫管理も出来ないお姉様にーガルシア男爵家当主は務まりませんねー。
これではーやはりーガルシア男爵家次期当主はーリリアミィがなるべきですよねー。
当然ですよねー。
リリアミィはー可愛くてー美しくてーあとー!!あとー!!
困りましたー!!リリアミィはーテミケミアントン大陸1ー可愛くてー美しいのですがー
他に良い所がありませんでしたー。
え、本当ですか?本当に、リリアミィってテミケミアントン大陸1可愛くて美しい以外良い所がないのですか。
そんな事ないですよね。
何か良い所ありますよね。
きっとありますよ。
うーんうーん。ありませんねー。
まぁいいのですーリリアミィはーテミケミアントン大陸1可愛くて美しいのですからーこれ以上望むと我儘になりますー。
 「フランクフルトはもうないのー。でもーこれはリリアミィは悪くないのよー。
フランクフルトの在庫管理も出来ないお姉様が悪いのよー。
だからーフランクフルトは諦めてーミニウィンナーでも買って帰りなさいなー。
貴方ミニウィンナーっぽいからーミニウィンナーで十分よー。
どうせ皮余りミニウィンナーでしょー。
ふーんだっ!!皮余りミニウィンナーのくせにーフランクフルトなんて贅沢なのよー!!
身の程を知りなさい!!この皮皮皮!!!!
 「なんだと!!俺様は!!皮など余っていないジャンボフランクフルトだ!!」
 「あー、はいはいはーい。そこで一生そう言ってなさいよー」
 「うるさい!!黙れ!!証拠を見せてやる!!」
 「あ、見せなくていいわよー。分かってるものー。皮余りミニウィンナーだって事はー」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

側妃に追放された王太子

基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」 正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。 そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。 王の代理が側妃など異例の出来事だ。 「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」 王太子は息を吐いた。 「それが国のためなら」 貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。 無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。

婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ! 

タヌキ汁
ファンタジー
 国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。  これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。

そんなに妹が好きなら死んであげます。

克全
恋愛
「アルファポリス」「カクヨム」「小説家になろう」に同時投稿しています。 『思い詰めて毒を飲んだら周りが動き出しました』 フィアル公爵家の長女オードリーは、父や母、弟や妹に苛め抜かれていた。 それどころか婚約者であるはずのジェイムズ第一王子や国王王妃にも邪魔者扱いにされていた。 そもそもオードリーはフィアル公爵家の娘ではない。 イルフランド王国を救った大恩人、大賢者ルーパスの娘だ。 異世界に逃げた大魔王を追って勇者と共にこの世界を去った大賢者ルーパス。 何の音沙汰もない勇者達が死んだと思った王達は……

断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた

兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。

怖いからと婚約破棄されました。後悔してももう遅い!

秋鷺 照
ファンタジー
ローゼは第3王子フレッドの幼馴染で婚約者。しかし、「怖いから」という理由で婚約破棄されてしまう。

『王家の面汚し』と呼ばれ帝国へ売られた王女ですが、普通に歓迎されました……

Ryo-k
ファンタジー
王宮で開かれた側妃主催のパーティーで婚約破棄を告げられたのは、アシュリー・クローネ第一王女。 優秀と言われているラビニア・クローネ第二王女と常に比較され続け、彼女は貴族たちからは『王家の面汚し』と呼ばれ疎まれていた。 そんな彼女は、帝国との交易の条件として、帝国に送られることになる。 しかしこの時は誰も予想していなかった。 この出来事が、王国の滅亡へのカウントダウンの始まりであることを…… アシュリーが帝国で、秘められていた才能を開花するのを…… ※この作品は「小説家になろう」でも掲載しています。

聖女の、その後

六つ花えいこ
ファンタジー
私は五年前、この世界に“召喚”された。

だから聖女はいなくなった

澤谷弥(さわたに わたる)
ファンタジー
「聖女ラティアーナよ。君との婚約を破棄することをここに宣言する」 レオンクル王国の王太子であるキンバリーが婚約破棄を告げた相手は聖女ラティアーナである。 彼女はその婚約破棄を黙って受け入れた。さらに彼女は、新たにキンバリーと婚約したアイニスに聖女の証である首飾りを手渡すと姿を消した。 だが、ラティアーナがいなくなってから彼女のありがたみに気づいたキンバリーだが、すでにその姿はどこにもない。 キンバリーの弟であるサディアスが、兄のためにもラティアーナを探し始める。だが、彼女を探していくうちに、なぜ彼女がキンバリーとの婚約破棄を受け入れ、聖女という地位を退いたのかの理由を知る――。 ※7万字程度の中編です。

処理中です...