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1話 「お姉様ぁ~フランクフルトちょ~だ~い」 「えー!!!妹からお金を取るのーーー!!! フランクフルトぐらい頂戴よーーー!!!」
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「いらっしゃいませ」
はぁ。。。いらっしゃいませとは言いますよ。仕事ですから。
本当は来てほしくない人でもね。
妹のリリアミィが来店したのです。
「お姉様ぁ~フランクフルトちょ~だ~い」
「150円です」
「えー!!!妹からお金を取るのーーー!!!
フランクフルトぐらい頂戴よーーー!!!
お姉様のお店でしょーここーーー!!!」
はぁ、リリアミィがみっともなく店内で騒ぎ立てます。
リデボネス王国第1聖女としての仕事、ガルシア男爵家領第一聖女としての仕事、ガルシア男爵家領長女としての仕事
それだけでなく、本来は婚約者のリデポネス王国王太子ピトモスのする仕事まで私がやっているのです。
ピトモスは馬鹿で怠け者で勉強も訓練も努力もしないので、リデポネス王国王太子の仕事なんて出来るわけもなく、いや出来てもしないのでしょうが、
とにかく私がクソクズ馬鹿婚約者の分の仕事までしているのです。
リリアミィも第二聖女としての仕事もガルシア男爵家領次女としての仕事もろくにせず遊んでばかりで、リリアミィの分の仕事も私がしているのです。
両親もろくに仕事をせず、ガルシア男爵家領の統治管理の多くを私がやっています。
ええ、睡眠不足にならないわけがありません。
いつ寝ろというのですか。
それなのに妹が騒ぎ立てるので頭が痛いです。
もう嫌です、私が何をしたというのですか。
私が一度でも悪い事をしましたか。
一度でも妹を虐めましたか。
それなのに、私は寝るまもなく多種多様に仕事をし、妹に虐められ、更にはブルトスロード家所有の冒険者向けのコンビニの仕事までしているのです、
この仕事量、信じられますか。
私が自分で信じられません。
もうずっと、寝ていません。
それなのに私は不思議と生きています。
これも私が聖女だからでしょうか。
なんとか生きていますが、辛さは一般人と同じように辛いのです。
ただ聖女の聖力や加護の力気力でなんとか体が死んでいないだけです。
はぁ。。。いらっしゃいませとは言いますよ。仕事ですから。
本当は来てほしくない人でもね。
妹のリリアミィが来店したのです。
「お姉様ぁ~フランクフルトちょ~だ~い」
「150円です」
「えー!!!妹からお金を取るのーーー!!!
フランクフルトぐらい頂戴よーーー!!!
お姉様のお店でしょーここーーー!!!」
はぁ、リリアミィがみっともなく店内で騒ぎ立てます。
リデボネス王国第1聖女としての仕事、ガルシア男爵家領第一聖女としての仕事、ガルシア男爵家領長女としての仕事
それだけでなく、本来は婚約者のリデポネス王国王太子ピトモスのする仕事まで私がやっているのです。
ピトモスは馬鹿で怠け者で勉強も訓練も努力もしないので、リデポネス王国王太子の仕事なんて出来るわけもなく、いや出来てもしないのでしょうが、
とにかく私がクソクズ馬鹿婚約者の分の仕事までしているのです。
リリアミィも第二聖女としての仕事もガルシア男爵家領次女としての仕事もろくにせず遊んでばかりで、リリアミィの分の仕事も私がしているのです。
両親もろくに仕事をせず、ガルシア男爵家領の統治管理の多くを私がやっています。
ええ、睡眠不足にならないわけがありません。
いつ寝ろというのですか。
それなのに妹が騒ぎ立てるので頭が痛いです。
もう嫌です、私が何をしたというのですか。
私が一度でも悪い事をしましたか。
一度でも妹を虐めましたか。
それなのに、私は寝るまもなく多種多様に仕事をし、妹に虐められ、更にはブルトスロード家所有の冒険者向けのコンビニの仕事までしているのです、
この仕事量、信じられますか。
私が自分で信じられません。
もうずっと、寝ていません。
それなのに私は不思議と生きています。
これも私が聖女だからでしょうか。
なんとか生きていますが、辛さは一般人と同じように辛いのです。
ただ聖女の聖力や加護の力気力でなんとか体が死んでいないだけです。
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