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適当に聖女の証がどうとか言ってくるし働かずに生きていきたいと言っても聖女の証だとか言ってくる。雑過ぎる
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私は普通を通り越した怠け者な事以外は普通の中学生だ。毎日寝っ転がってスマホ触ってテレビ見て
三食とおやつが誰かが作ってくれたらいいなって願ってた。
進学しなきゃ働かないといけないんだろうけど、進学も面倒くさい。
中学だって行きたくないぐらいに面倒くさい。
学校でいじめられてるとかあれば行かない言い訳にできるかもしれないけど、虐められたことも嫌がらせもされたことがない。
友達は人並にいるし、学校で虐められてるから学校行かないなんて言っても嘘なのはばればれだ。
そんな事をぶつぶつつぶやきながら毎日だらだらしていたら、島の会議に呼ばれた。
私みたいな怠け者の中学生になんのようだと考えれば、なんとなく分かる。
パパは絶対行くな。島の事には関わるな。知ってる人だとしても声をかけられても絶対に行くなと言っている。
しつこく声をかけてくるなら、ママの弟卓也さんの世話になれって言われた。
卓也おじさんも「あの島が嫌なら家に来るといい」と昔から言ってくれている。
まぁ、パパは昔からそうだ。身の危険を感じたら、島を出て卓也おじさんを頼れって言われてる。
卓也おじさんは悪い人じゃないけど、いやいい人なんだろうけど厳格な人だからなぁ。私は苦手。嫌いじゃないんだけどね。
そもそも行くななんて言われなくても、私みたいな怠け者の中学生がなんでそんな年寄りが集まってきゃっきゃっしてそうな場所に行かなきゃならないのかと
当然の対応をしていたが、行ったら1万貰えるって聞いたので、行った。お小遣いなんて普通の中学生並の私に1万は大金。
会議所には、意外と同年代も若者もいた。皆の視線が私に集まる。10分ぐらい遅れてきたからかな。ごめんなさい。
大学を卒業したばかりといった年ごろの青年が、私に声をかける。
「よく来てくれたね。杏子ちゃん。俺は宮葉良輔。よろしくね」
この人見た目はまぁ悪くないかな。胡散臭いけど。
今日来てもらったのは聖女として活動してくれないかって話なんだけど」
予想通りの話だった。
会議所の人達が、口々にほくろの位置が聖女様の証だとか髪質がどうとか手相が声質が聖女様の証だとか並びたてる。
ようは証なんてどうでもよくて何か並べ立てているだけだ。
ろくに動かないから少したるみぎみの体以外私の体に特徴なんてないよ。聖女の証なんてあるわけない。
カードを選んで下さいと言われたのでカードを選べば聖女の証だ。
好きな言葉を聞かれて、働かずに生きていきたいと答えれば聖女の証だと言われる。
もうちょっと台詞考えようよ雑すぎる。
でも私のように働かずに生きていきたいというような怠け者が聖女に向いてるのは本当だ。
この島の聖女って、何もしなくても食事が出て毎日寝っ転がってればいいんだから。
「聖女って言っても学校行きながらでいいし、めったにやる事はないから」
宮葉さんが嬉しい説明をしてくれる。私が怠け者だって事前調査されてるのかも。
まぁまともに勉強してまともに働こうとする人は聖女になんてならないし。
「実家のままでもいいし住む場所もお世話付きで用意するよ」
「家賃や光熱費とかお世話の人の人件費とかいらないの」
「いらないよ」
「お嬢様になったみたい。お世話の人って執事さん?メイドさん?」
「聖女ね。まぁメイドさんって言ってもいいかな」
「友達に自慢しよー。私専属のメイドさんがお世話してくれろようになったって」
「うん。いっぱい自慢してくれた方がいいね。聖女としての知名度は高い方がいいからね」
「あ、聖女としての仕事で電話とか使うかもしれないよね。自分で払うの嫌だから経費でスマホの通話料下りる?」
「スマホはこっち持ちで契約しておいたよ」
「準備いいね」
三食とおやつが誰かが作ってくれたらいいなって願ってた。
進学しなきゃ働かないといけないんだろうけど、進学も面倒くさい。
中学だって行きたくないぐらいに面倒くさい。
学校でいじめられてるとかあれば行かない言い訳にできるかもしれないけど、虐められたことも嫌がらせもされたことがない。
友達は人並にいるし、学校で虐められてるから学校行かないなんて言っても嘘なのはばればれだ。
そんな事をぶつぶつつぶやきながら毎日だらだらしていたら、島の会議に呼ばれた。
私みたいな怠け者の中学生になんのようだと考えれば、なんとなく分かる。
パパは絶対行くな。島の事には関わるな。知ってる人だとしても声をかけられても絶対に行くなと言っている。
しつこく声をかけてくるなら、ママの弟卓也さんの世話になれって言われた。
卓也おじさんも「あの島が嫌なら家に来るといい」と昔から言ってくれている。
まぁ、パパは昔からそうだ。身の危険を感じたら、島を出て卓也おじさんを頼れって言われてる。
卓也おじさんは悪い人じゃないけど、いやいい人なんだろうけど厳格な人だからなぁ。私は苦手。嫌いじゃないんだけどね。
そもそも行くななんて言われなくても、私みたいな怠け者の中学生がなんでそんな年寄りが集まってきゃっきゃっしてそうな場所に行かなきゃならないのかと
当然の対応をしていたが、行ったら1万貰えるって聞いたので、行った。お小遣いなんて普通の中学生並の私に1万は大金。
会議所には、意外と同年代も若者もいた。皆の視線が私に集まる。10分ぐらい遅れてきたからかな。ごめんなさい。
大学を卒業したばかりといった年ごろの青年が、私に声をかける。
「よく来てくれたね。杏子ちゃん。俺は宮葉良輔。よろしくね」
この人見た目はまぁ悪くないかな。胡散臭いけど。
今日来てもらったのは聖女として活動してくれないかって話なんだけど」
予想通りの話だった。
会議所の人達が、口々にほくろの位置が聖女様の証だとか髪質がどうとか手相が声質が聖女様の証だとか並びたてる。
ようは証なんてどうでもよくて何か並べ立てているだけだ。
ろくに動かないから少したるみぎみの体以外私の体に特徴なんてないよ。聖女の証なんてあるわけない。
カードを選んで下さいと言われたのでカードを選べば聖女の証だ。
好きな言葉を聞かれて、働かずに生きていきたいと答えれば聖女の証だと言われる。
もうちょっと台詞考えようよ雑すぎる。
でも私のように働かずに生きていきたいというような怠け者が聖女に向いてるのは本当だ。
この島の聖女って、何もしなくても食事が出て毎日寝っ転がってればいいんだから。
「聖女って言っても学校行きながらでいいし、めったにやる事はないから」
宮葉さんが嬉しい説明をしてくれる。私が怠け者だって事前調査されてるのかも。
まぁまともに勉強してまともに働こうとする人は聖女になんてならないし。
「実家のままでもいいし住む場所もお世話付きで用意するよ」
「家賃や光熱費とかお世話の人の人件費とかいらないの」
「いらないよ」
「お嬢様になったみたい。お世話の人って執事さん?メイドさん?」
「聖女ね。まぁメイドさんって言ってもいいかな」
「友達に自慢しよー。私専属のメイドさんがお世話してくれろようになったって」
「うん。いっぱい自慢してくれた方がいいね。聖女としての知名度は高い方がいいからね」
「あ、聖女としての仕事で電話とか使うかもしれないよね。自分で払うの嫌だから経費でスマホの通話料下りる?」
「スマホはこっち持ちで契約しておいたよ」
「準備いいね」
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