婚約破棄された聖女の私が敵国に行けばイケメン王子に溺愛され愛ある幸せな日々が待ってました。 元婚約者に自称病弱な妹?もう首落としてきましたよ

甘いからあげ

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聖女候補生は私を無視して決闘を始める。無視って一番辛い虐めなのね。 されてみてよく分かりました。

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「あんたねぇ、私達の事馬鹿にしてるの」
 私は聖女候補生の1人なのだが、優秀過ぎて妬まれる。
聖女候補生なのだが、だんとつ優秀なのでもう王太子のエイブラハムとの婚約が決まっている。
レミーギ王国の国王は聖女を王妃にするのが伝統で常に国王は聖女を王妃にしている。
 聖女候補生をし、聖女になろうとする者達にとって一番多い願望は王妃になる事だ。
もうすでに王太子と婚約している私を僻むのはまぁクズどもに当然の事でしょうね。
なんとかして私を陥れ無実の罪をでっちあげ追放しようと他のクズな聖女候補生どもは企んでいる。
 今も聖女候補生の1人で馬鹿なうえ、自分の努力不足を認められず
他人を非難して逃げるクズ少女のマトローナが難癖をつけてくる。
はぁ、面倒だなぁ。早く死ねばいいのにこのクズ。馬車に跳ねられて死なないかな。
 「マトローナちゃん、許してあげてぇ~。クラリスちゃんは優しい子だからそんなにすぐには怒らないけど、
あまりにマトローナちゃんちゃんが馬鹿すぎてつい態度に出ちゃっただけなのよ~」
甘く甲高い声で喋る聖女候補生の1人オティーリエが慈悲深くて優しい私アピールをしようとして口を挟んでくる。
 「誰が馬鹿すぎだてめぇ」
 「マトローナちゃんの事よぉ~」
 「やんのかてめぇ」
 やっぱりマトローナは馬鹿でクズだから何かを指摘されたら逆切れして逃げてるクズだ。
 「わたしぃ、決闘なんて大嫌いだけどぉ、聖女候補生として決闘申し込まれたら逃げるわけには行かないから
、決闘申し込まれたら、受けるわよぉ」
 は?なんで私を置いて馬鹿2人が決闘する流れになってるのかしら。
 「上等だてめぇ」
 貴方達は下等人間だけれどね。
 「そうよねぇありがとう。私って女としても聖女候補としても上等だからぁ。
マトローナちゃんは女としても聖女候補生としても下等よねぇ」
下等なのは貴女もよ。何を私は上等だからって顔して言ってるのかしら。死ね。
「オティーリエ、あんたに決闘を申し込むよ」
 マトローナは顔を真っ赤にしている。
 ねぇねぇ。私を置いて話進めないでよ。
 「その決闘の申し込み、受けて立つわよ~」
 「ヘイ。ワ・タ・シ・ワ・タ・シ。貴女達の一番の敵は私のはずよ」
大きな声で喋り手をぱしんぱしん叩いてみる。
 「今からでいいかい」
 「いいわよぉ。時間おいたらマトローナちゃん怖気づいて逃げちゃうでしょぉ。逃げてる人追いかけてたら私が
虐めてるみたいに思われちゃうし~」
 無視だよ。どうやら無視という虐めに出たらしい。無視はやめて。今までの虐めで一番傷つく。
 「誰が逃げるかよてめぇ」 
 
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