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無実の罪で婚約破棄されました。 10人の少年を殺害はしましたが、私は何も悪いわけがない。 絶対に私は無罪です
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「へレア、お前に婚約破棄を告げる」
はぁ?私が婚約者として格下だからと舐めてるんでしょうが、
正統な理由なく婚約破棄をするのだから処刑なのはジェナワイス王国の法律で決まっている。
どうぞ処刑されてください。死ね。やったわ、このクソ婚約者が死ねる所を見れるなんて幸せっ。
「婚約破棄は構いませんが、罰は受けてもらいますよ」
さぁ、処刑されろ。死ーね。苦しめ。生を懇願しながら死ね。
「俺がなんの罰を受けるというんだ。罰を受けるのはお前だろう」
はぁー?私が罪を犯したことなんてないのだけれど、なんの罪をふっかけるつもりなのかしら。
「10人の少年を殺害。死刑は確実だな」
えっ。意味が分からない。馬鹿なのかな。馬鹿なんでしょうね。
相手が決闘を挑んできたのだ。決闘で殺して罪になるわけがない。
「相手が決闘を挑んできたのよ。殺して罪になるわけがないでしょう」
こんな簡単な事も分からないなんて、今まで何も学んでこなかったんでしょうね。
「命乞いする相手を殺したのだろう」
えっ!?信じられない。この馬鹿、教育をまったく受けてないのでしょうか。
決闘が始まった時点で殺しても殺されても文句なしという契約なのだけれど。
もう法律とかでなく当然の倫理観が通じない。
「それが、何の罪になるというの」
私は呆れて口も開かなくなり、言葉を出せるようになるまで少し時間がかかった、
本当に呆れて口も開かないなんて事あるのね。
---
馬鹿なのかこいつ。馬鹿なんだろうな。もう一々まともに教えてやるのも疲れた。
この馬鹿と婚約者である事に疲れた。早く死刑になってくれ。
一応は婚約者という情も情けも持ち合わせてる俺だが、今回の事はもうどうにもできない。俺はこいつのような下等な人間ではない。
こいつは下等な生き物だから、俺に苦しんで死ねとか思っているんだろうが、俺はこんな下等生物とは違う。
元婚約者に苦しんで死ねなど思わない。
伯爵令息として斬首系にしてやるぐらいはできる。
優秀な斬首職人も雇ってやろう。
お前の好きな乙女ゲームも供えてやるから死後好きなだけ乙女ゲームやっててくれ。
お前の知能では現世で生きて行く事はできないんだ。
もう処刑されるとなると思えば可哀想な奴だった。
容姿は良かったし、好みだった。
『私達はもう疲れたんだ。君が気に入らなかったらその時はもう捨てても良い。
君が娘をどうしようが私達が今後娘の事で何か要求することはない』
人と呼んでいいのか分からない知能。
乙女ゲームのやりすぎで頭がおかしくなったのか、
乙女ゲームは関係なく元からそういう性格なのか決闘抗争に明け暮れていた。
現実はとうに決闘は禁止されている。
両親も疲れ果て、貴族の政略結婚等と言えるものではなく、少女を1人引き取ったようなものだ。
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はぁ?私が婚約者として格下だからと舐めてるんでしょうが、
正統な理由なく婚約破棄をするのだから処刑なのはジェナワイス王国の法律で決まっている。
どうぞ処刑されてください。死ね。やったわ、このクソ婚約者が死ねる所を見れるなんて幸せっ。
「婚約破棄は構いませんが、罰は受けてもらいますよ」
さぁ、処刑されろ。死ーね。苦しめ。生を懇願しながら死ね。
「俺がなんの罰を受けるというんだ。罰を受けるのはお前だろう」
はぁー?私が罪を犯したことなんてないのだけれど、なんの罪をふっかけるつもりなのかしら。
「10人の少年を殺害。死刑は確実だな」
えっ。意味が分からない。馬鹿なのかな。馬鹿なんでしょうね。
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こんな簡単な事も分からないなんて、今まで何も学んでこなかったんでしょうね。
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えっ!?信じられない。この馬鹿、教育をまったく受けてないのでしょうか。
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こいつは下等な生き物だから、俺に苦しんで死ねとか思っているんだろうが、俺はこんな下等生物とは違う。
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お前の知能では現世で生きて行く事はできないんだ。
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現実はとうに決闘は禁止されている。
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