1 / 3
1話 家族に虐げられ地下室暮らしを強いられてます。 身の程を知らないメイドに身の程を教えてあげます
しおりを挟む
「レソナ様、地下室の掃除をお願いしますね」
はぁ?
メイドのサーミスに地下室の掃除をお願いされました。
え?なんでですか。
なんでメイド風情がクリッパ男爵家嫡女レソナに地下室の掃除を頼むのでしょう。
首を切られたいんでしょうか。
二重に首を切られたいんですね。
「一応、理由を聞いてあげるわ」
首を切るにしても、理由ぐらい聞いておかないと後から気がかりになりますからね。
「レソナ様は地下室に住んでるでしょう。ですから、地下室はレソナ様の自室みたいなものでしょー。
だから、自室の掃除は御自分でして下さいと言う事です。
クリッパ男爵家で蔑ろにされてるレソナ様でもそれぐらいは分かりますよね。
分からないかもしれませんねぇ。
そんな事も分からないボンクラだから、蔑ろにされるんですものねぇ」
言い訳にもなりません。部屋の掃除はメイドの貴女の仕事です。
「いいわ、話つけましょうか。私の部屋に来なさい」
身の程をこのメイドに教えてあげないといけません。
「分かりましたぁー」
サーミスと並んで自室に向かいます。
「あら、臆病なんですねぇ。大丈夫よ。後ろからなんて小賢しい真似しませんから」
信じるに値しません。
「メイド風情の貴女なんかの言葉を信用できないわ」
---地下室前---
「へぇ、よく地下室で寝泊まりなんてできますねぇ。
そのまま地下室で餓死すればいいと思いますよぉ」
これから地下室で死ぬのは貴女なんですが。
サーミスと地下室に入ります。
「あっ、私これ死にますねぇー」
足の感覚の異常に気付いたのでしょう。
しかし、今更気づいてももう遅いっ!
サーミスは落とし穴に落ち串刺しになっています。
「ぷぷぷー。ばーかばーか。そこで死んでなさい」
あ、首切ってやろうと思ったのに串刺しになりました。
ごめんなさい。
まぁいいわよね。
貴女がかってに落とし穴に落ちて自業自得で串刺しになったのですから。
私は何も悪くないっ!
ああ、死んだようですね。
少しは身の程をわきまえたでしょうか。
身の程をわきまえないとこうなるんですよ。
ざまぁ(笑)
はぁ?
メイドのサーミスに地下室の掃除をお願いされました。
え?なんでですか。
なんでメイド風情がクリッパ男爵家嫡女レソナに地下室の掃除を頼むのでしょう。
首を切られたいんでしょうか。
二重に首を切られたいんですね。
「一応、理由を聞いてあげるわ」
首を切るにしても、理由ぐらい聞いておかないと後から気がかりになりますからね。
「レソナ様は地下室に住んでるでしょう。ですから、地下室はレソナ様の自室みたいなものでしょー。
だから、自室の掃除は御自分でして下さいと言う事です。
クリッパ男爵家で蔑ろにされてるレソナ様でもそれぐらいは分かりますよね。
分からないかもしれませんねぇ。
そんな事も分からないボンクラだから、蔑ろにされるんですものねぇ」
言い訳にもなりません。部屋の掃除はメイドの貴女の仕事です。
「いいわ、話つけましょうか。私の部屋に来なさい」
身の程をこのメイドに教えてあげないといけません。
「分かりましたぁー」
サーミスと並んで自室に向かいます。
「あら、臆病なんですねぇ。大丈夫よ。後ろからなんて小賢しい真似しませんから」
信じるに値しません。
「メイド風情の貴女なんかの言葉を信用できないわ」
---地下室前---
「へぇ、よく地下室で寝泊まりなんてできますねぇ。
そのまま地下室で餓死すればいいと思いますよぉ」
これから地下室で死ぬのは貴女なんですが。
サーミスと地下室に入ります。
「あっ、私これ死にますねぇー」
足の感覚の異常に気付いたのでしょう。
しかし、今更気づいてももう遅いっ!
サーミスは落とし穴に落ち串刺しになっています。
「ぷぷぷー。ばーかばーか。そこで死んでなさい」
あ、首切ってやろうと思ったのに串刺しになりました。
ごめんなさい。
まぁいいわよね。
貴女がかってに落とし穴に落ちて自業自得で串刺しになったのですから。
私は何も悪くないっ!
ああ、死んだようですね。
少しは身の程をわきまえたでしょうか。
身の程をわきまえないとこうなるんですよ。
ざまぁ(笑)
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
護国の聖女、婚約破棄の上、国外追放される。〜もう護らなくていいんですね〜
ココちゃん
恋愛
平民出身と蔑まれつつも、聖女として10年間一人で護国の大結界を維持してきたジルヴァラは、学園の卒業式で、冤罪を理由に第一王子に婚約を破棄され、国外追放されてしまう。
護国の大結界は、聖女が結界の外に出た瞬間、消滅してしまうけれど、王子の新しい婚約者さんが次の聖女だっていうし大丈夫だよね。
がんばれ。
…テンプレ聖女モノです。
「お前の代わりはいくらでもいる」と聖女を剥奪され家を追放されたので、絶対に家に戻らないでおこうと思います。〜今さら戻れと言ってももう遅い〜
水垣するめ
恋愛
主人公、メアリー・フォールズ男爵令嬢だった。
メアリーは十歳のころに教皇から聖女に選ばれ、それから五年間聖女として暮らしてきた。
最初は両親は聖女という名誉ある役職についたことに喜んでくれたが、すぐに聖女の報酬のお金が莫大であることに目の色を変えた。
それから両親は「家のために使う」という口実を使い、聖女の報酬を盛大なパーティーや宝石のために使い始める。
しかしある日、それに苦言を呈していたところ、メアリーが高熱を出している間に聖女をやめさせられ、家も追放されてしまう。
そして平民の子供を養子として迎え入れ、「こいつを次の聖女に仕立て上げ、報酬の金を盛大に使う」と言い始めた。
メアリーは勝手に聖女をやめさせられたことに激怒するが、問答無用で家を追放される。
そうして両親は全てことが上手く行った、と笑ったが違った。
次の聖女に誰がなるか権力争いが起こる。
男爵家ごときにそんな権力争いを勝ち残ることができるはずもなく、平民の子供を聖女に仕立て上げることに失敗した。
そして金が欲しい両親はメアリーへ「戻ってきてほしい」と懇願するが、メアリーは全く取り合わず……。
「お前の代わりはいる」って追放したのはあなた達ですよね?
聖女なのに王太子から婚約破棄の上、国外追放って言われたけど、どうしましょう?
もふっとしたクリームパン
ファンタジー
王城内で開かれたパーティーで王太子は宣言した。その内容に聖女は思わず声が出た、「え、どうしましょう」と。*世界観はふわっとしてます。*何番煎じ、よくある設定のざまぁ話です。*書きたいとこだけ書いた話で、あっさり終わります。*本編とオマケで完結。*カクヨム様でも公開。
聖女は支配する!あら?どうして他の聖女の皆さんは気付かないのでしょうか?早く目を覚ましなさい!我々こそが支配者だと言う事に。
naturalsoft
恋愛
この短編は3部構成となっております。1話完結型です。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
オラクル聖王国の筆頭聖女であるシオンは疑問に思っていた。
癒やしを求めている民を後回しにして、たいした怪我や病気でもない貴族のみ癒やす仕事に。
そして、身体に負担が掛かる王国全体を覆う結界の維持に、当然だと言われて御礼すら言われない日々に。
「フフフッ、ある時気付いただけですわ♪」
ある時、白い紙にインクが滲むかの様に、黒く染まっていく聖女がそこにはいた。
妹に傷物と言いふらされ、父に勘当された伯爵令嬢は男子寮の寮母となる~そしたら上位貴族のイケメンに囲まれた!?~
サイコちゃん
恋愛
伯爵令嬢ヴィオレットは魔女の剣によって下腹部に傷を受けた。すると妹ルージュが“姉は子供を産めない体になった”と嘘を言いふらす。その所為でヴィオレットは婚約者から婚約破棄され、父からは娼館行きを言い渡される。あまりの仕打ちに父と妹の秘密を暴露すると、彼女は勘当されてしまう。そしてヴィオレットは母から託された古い屋敷へ行くのだが、そこで出会った美貌の双子からここを男子寮とするように頼まれる。寮母となったヴィオレットが上位貴族の令息達と暮らしていると、ルージュが現れてこう言った。「私のために家柄の良い美青年を集めて下さいましたのね、お姉様?」しかし令息達が性悪妹を歓迎するはずがなかった――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる