上 下
6 / 64
第一章・角の生えた聖母

【第六節・鏡】

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 20

あなたにおすすめの小説

後輩に手柄奪われたからって、能力は変わらないし

製作する黒猫
ファンタジー
口数が少なくて、覚えの悪い新人ハンターのセトラエル。 そんな新人を導くことになった俺、シールは優しいだけが評判の底辺ハンターだ。 教えるからにはと、新人にハンターの基本的なことを丁寧に教えているつもりだがうまくいかない。 感覚的にやっていることを言葉にするのは難しいもんだ。 ほとんど俺一人で倒した魔物を渡して、ギルドへ新人に売りに行かせたのがよくなかった。 ある日、美女2人を侍らせた新人にバディを解消させられる。 それどころか、ギルドでは新人の足を引っ張る無能だとか、寄生虫だとか言われる羽目に。 もともといい評判でもなかったし、俺は無視して今まで通りの生活を続けることにした。 先行して8話を間違って公開していました。ご迷惑をかけた方がいらっしゃったら申し訳ありません。 完成してからお披露目予定でしたが、公開してしまったので執筆しながらの投稿となります。

一人ぼっちの辺境伯

暁丸
ファンタジー
「辺境伯の爵位を剥奪し、庶民とする」 数十年ぶりに王城からやってきた使者は、そう告げた。理由は、辺境伯が貴族の責務を果たしていないことらしい。数年前に王位継承の小競り合いがおき、公文書館が焼け落ち、辺境伯が何をしているか失伝していたのだ。 あの方が身罷られてもうどれほど経ったか…。ため息一つで辺境伯は勅命を受け入れた。 長編で書いてるお話の主人公、ステレのプロトタイプです。 山奥に一人で住む辺境伯という設定は、元々別のお話のゲストキャラだったのですが、一部設定を変更のうえ独立してあぁ成りました。ステレは元々はBBAキャラだったのです。 長編の方がちょうど辺境伯になった所まで来たので、こっちも独立の短編に纏め直してみました。 ショートショートで登場人物全員名無しです。ご容赦下さい。 (2022.03)読み直しておかしなところを修正しています。内容に大きな変更はありません。 (2022.04)元々、チョイ役予定だったキャラのバックストーリーを纏めただけなので、読み直したら「行間読めよ」と言わんばかりの説明不足が気になりちょこちょこ加筆してたんですが、それでも足りないように思えて来たので、1周年記念で前日譚と後日譚を新規に書いてみました。 若干コメディ寄りになってます。ぶっちゃけ、最終話できちんと完結した…と思った人は読まなくてもいい程度の話です。

勇者が斃した魔王を復活させた勇者の息子の物語

若年寄
ファンタジー
およそ百年前、女勇者アルウェンと後の伴侶となる少年によりサッキュバスの王クシモは敗れ封印された。 しかしその直前、クシモは『お前達の子が余を復活させる神官となる』という不気味な予言を残す。 そして現在、クシモは既に復活しており魔王としてではなく地母神として崇拝されていた。 復活させたのは予言の通りアルウェンの息子であった。 彼は地母神を信仰する慈母豊穣会を組織し教皇として君臨している。 しかも彼は復活したクシモを征伐しにきた数多の勇者を悉く屠っている強大な守護者でもあった。 これは勇者の息子でありながら神々に『魔人』と呼ばれ畏れられている男と神に未来を托された勇者達との闘争の物語である。 今日もまた一人の勇者が斃され、教皇ミーケの手向けの言葉が紡がれる。 「生まれ生まれ生まれ生まれて生(しょう)の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥(くら)し」

僕たちは正義の味方

八洲博士
ファンタジー
都内のお手軽な行楽スポット、天狗山。そこで僕たちは神様から「義を正すための力」を託される。

木の実と少年

B.Branch
ファンタジー
木の実に転生した女の子と村の少年と愉快な仲間達のお話です。 《木の実の自己紹介》 黄金の実という万能で希少な木の実に転生。 魔力多めですが、所詮は木の実なので不自由なことだらけです。 いつか美味しいご飯を口から食べるのが夢です。 《少年の自己紹介》 父は村で自警団の隊長をしています。すごく格好いいので憧れです。 平凡に生きていたはずが、なぜか騒々しい面々と出会い平凡とは程遠くなってきました。 普通の日々を送るのが夢です。 ※楽しいお話を目指していますが、から滑り気味です。

拝啓神様。転生場所間違えたでしょ。転生したら木にめり込んで…てか半身が木になってるんですけど!?あでも意外とスペック高くて何とかなりそうです

熊ごろう
ファンタジー
俺はどうやら事故で死んで、神様の計らいで異世界へと転生したらしい。 そこまではわりと良くある?お話だと思う。 ただ俺が皆と違ったのは……森の中、木にめり込んだ状態で転生していたことだろうか。 しかも必死こいて引っこ抜いて見ればめり込んでいた部分が木の体となっていた。次、神様に出会うことがあったならば髪の毛むしってやろうと思う。 ずっとその場に居るわけにもいかず、森の中をあてもなく彷徨う俺であったが、やがて空腹と渇き、それにたまった疲労で意識を失ってしまい……と、そこでこの木の体が思わぬ力を発揮する。なんと地面から水分や養分を取れる上に生命力すら吸い取る事が出来たのだ。 生命力を吸った体は凄まじい力を発揮した。木を殴れば幹をえぐり取り、走れば凄まじい速度な上に疲れもほとんどない。 これはチートきたのでは!?と浮かれそうになる俺であったが……そこはぐっと押さえ気を引き締める。何せ比較対象が無いからね。 比較対象もそうだけど、とりあえず生活していくためには人里に出なければならないだろう。そう考えた俺はひとまず森を抜け出そうと再び歩を進めるが……。 P.S 最近、右半身にリンゴがなるようになりました。 やったね(´・ω・`) 火、木曜と土日更新でいきたいと思います。

3521回目の異世界転生 〜無双人生にも飽き飽きしてきたので目立たぬように生きていきます〜

I.G
ファンタジー
神様と名乗るおじいさんに転生させられること3521回。 レベル、ステータス、その他もろもろ 最強の力を身につけてきた服部隼人いう名の転生者がいた。 彼の役目は異世界の危機を救うこと。 異世界の危機を救っては、また別の異世界へと転生を繰り返す日々を送っていた。 彼はそんな人生で何よりも 人との別れの連続が辛かった。 だから彼は誰とも仲良くならないように、目立たない回復職で、ほそぼそと異世界を救おうと決意する。 しかし、彼は自分の強さを強すぎる が故に、隠しきることができない。 そしてまた、この異世界でも、 服部隼人の強さが人々にばれていく のだった。

『希望の実』拾い食いから始まる逆転ダンジョン生活!(改訂版)

IXA
ファンタジー
凡そ三十年前、この世界は一変した。 世界各地に次々と現れた天を突く蒼の塔、それとほぼ同時期に発見されたのが、『ダンジョン』と呼ばれる奇妙な空間だ。 不気味で異質、しかしながらダンジョン内で手に入る資源は欲望を刺激し、ダンジョン内で戦い続ける『探索者』と呼ばれる職業すら生まれた。そしていつしか人類は拒否感を拭いきれずも、ダンジョンに依存する生活へ移行していく。 そんなある日、ちっぽけな少女が探索者協会の扉を叩いた。 諸事情により金欠な彼女が探索者となった時、世界の流れは大きく変わっていくこととなる…… 人との出会い、無数に折り重なる悪意、そして隠された真実と絶望。 夢見る少女の戦いの果て、ちっぽけな彼女は一体何を選ぶ? 絶望に、立ち向かえ。

処理中です...