49 / 137
素顔が有名でした。4
しおりを挟む
その後も、皆ワイワイと寿司を食べながら盛り上がった。
「てか、皆イケメンだし、いい子だからこまっちゃうわ!本当は、私の弟にちょっかいかけるのが、クズ野郎ならと、色々考えていたのよ!本当によかった♡皆んなのヘアアレンジもしたくなるわ!!」
ウフフ!と笑いながら大トロ食べている蓮花に無言の俺。
「はい!お姉様!俺、睡蓮と同じ髪色にしたい!」
手をあげる圭介に、蓮花は上から下まで見た。
「圭介くんは、男らしい感じだから、ポイントメッシュとかのがいいかも!黒髪似合うし!」
「そこの兵藤くん?だっけ、君も金茶よりグレー系のアッシュがいい気がする!」
2人は自分の髪を触りながら考えてる。
「会長はそのままが1番ね!自分を良く知ってるわね!」
ふふんっと挑戦的に兵藤を見る西園寺。
俺は?俺は?と皆、蓮花を中心に盛り上がっている。
さすが。蓮花、コミュニケーションの鬼!
俺はボヘーとしていると、いきなり後ろから抱きしめられた。
誰だ!!?
「叔父様、睡蓮を離して下さい。」
蓮花の不機嫌な声で誰だかわかった。
「睡蓮くん美味しいかい?」
海斗は後ろから俺の顔を覗き込み、聞いてきた。
「離せよ。太巻きは美味しかった。ありがとう。」
ニコッと笑うと、次に自分の学校の生徒らを見た。
「君らも、前半よく頑張ったね。後半も楽しみながら頑張るように。…君らが私の睡蓮と仲が良い子達かな。寿司はどうだい?」
「…美味しく頂いています。この度は理事長自ら、ありがとうございます。」
西園寺が頭を下げたと同時に皆が下げた。
「ふむ、まぁ寿司はいくらでもいいが、コレにはほどほどに頼むよ?」
海斗は背後から抱きついたまま、俺の頭にキスをした。
「海斗!やめろ!」
うがっ!と振り払うと、パッと手を離してニコニコしている。
「蓮花。僕はテニスの写真もらってないから、後で送りなさい。」
その場の全員がゾッとしたのは言うまでもない。
いつから!?見てた?いや、盗聴??
「いい!1番の敵はあいつよ?あのクズヘンタ…叔父様を倒さないと手に入らないからね!!」
ヒソッと皆に話す蓮花を笑っているが、冷ややかな瞳で見る海斗。
「蓮花、そんなに店を辞めたいか?」
ごめんなさいー!!と拝む蓮花。
向こうから、秘書らしき人が走ってくるのを確認して、戻ろうとする海斗。
何を思い出したか、振り向き、兵藤と圭介を見る。
「君たちは中学生の睡蓮に恋をしたらしいが、私は生まれた瞬間だ。君らに負ける心じゃない。」
生徒には私なのがよりこわい。
グッと食いしばる圭介と兵藤。
「大人げな~い!」
蓮花の言葉に皆頷いた。
『午後の部を30分後に行います。皆様、30分後に温室までお越し下さい。また、選手の方は激しい運動を行いますので、きちんと胃を休めて下さい。』
さて、後半はどうなるかな!
「てか、皆イケメンだし、いい子だからこまっちゃうわ!本当は、私の弟にちょっかいかけるのが、クズ野郎ならと、色々考えていたのよ!本当によかった♡皆んなのヘアアレンジもしたくなるわ!!」
ウフフ!と笑いながら大トロ食べている蓮花に無言の俺。
「はい!お姉様!俺、睡蓮と同じ髪色にしたい!」
手をあげる圭介に、蓮花は上から下まで見た。
「圭介くんは、男らしい感じだから、ポイントメッシュとかのがいいかも!黒髪似合うし!」
「そこの兵藤くん?だっけ、君も金茶よりグレー系のアッシュがいい気がする!」
2人は自分の髪を触りながら考えてる。
「会長はそのままが1番ね!自分を良く知ってるわね!」
ふふんっと挑戦的に兵藤を見る西園寺。
俺は?俺は?と皆、蓮花を中心に盛り上がっている。
さすが。蓮花、コミュニケーションの鬼!
俺はボヘーとしていると、いきなり後ろから抱きしめられた。
誰だ!!?
「叔父様、睡蓮を離して下さい。」
蓮花の不機嫌な声で誰だかわかった。
「睡蓮くん美味しいかい?」
海斗は後ろから俺の顔を覗き込み、聞いてきた。
「離せよ。太巻きは美味しかった。ありがとう。」
ニコッと笑うと、次に自分の学校の生徒らを見た。
「君らも、前半よく頑張ったね。後半も楽しみながら頑張るように。…君らが私の睡蓮と仲が良い子達かな。寿司はどうだい?」
「…美味しく頂いています。この度は理事長自ら、ありがとうございます。」
西園寺が頭を下げたと同時に皆が下げた。
「ふむ、まぁ寿司はいくらでもいいが、コレにはほどほどに頼むよ?」
海斗は背後から抱きついたまま、俺の頭にキスをした。
「海斗!やめろ!」
うがっ!と振り払うと、パッと手を離してニコニコしている。
「蓮花。僕はテニスの写真もらってないから、後で送りなさい。」
その場の全員がゾッとしたのは言うまでもない。
いつから!?見てた?いや、盗聴??
「いい!1番の敵はあいつよ?あのクズヘンタ…叔父様を倒さないと手に入らないからね!!」
ヒソッと皆に話す蓮花を笑っているが、冷ややかな瞳で見る海斗。
「蓮花、そんなに店を辞めたいか?」
ごめんなさいー!!と拝む蓮花。
向こうから、秘書らしき人が走ってくるのを確認して、戻ろうとする海斗。
何を思い出したか、振り向き、兵藤と圭介を見る。
「君たちは中学生の睡蓮に恋をしたらしいが、私は生まれた瞬間だ。君らに負ける心じゃない。」
生徒には私なのがよりこわい。
グッと食いしばる圭介と兵藤。
「大人げな~い!」
蓮花の言葉に皆頷いた。
『午後の部を30分後に行います。皆様、30分後に温室までお越し下さい。また、選手の方は激しい運動を行いますので、きちんと胃を休めて下さい。』
さて、後半はどうなるかな!
93
お気に入りに追加
2,099
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品
俺の義兄弟が凄いんだが
kogyoku
BL
母親の再婚で俺に兄弟ができたんだがそれがどいつもこいつもハイスペックで、その上転校することになって俺の平凡な日常はいったいどこへ・・・
初投稿です。感想などお待ちしています。
ヤンデレ化していた幼稚園ぶりの友人に食べられました
ミルク珈琲
BL
幼稚園の頃ずっと後ろを着いてきて、泣き虫だった男の子がいた。
「優ちゃんは絶対に僕のものにする♡」
ストーリーを分かりやすくするために少しだけ変更させて頂きましたm(_ _)m
・洸sideも投稿させて頂く予定です
言い逃げしたら5年後捕まった件について。
なるせ
BL
「ずっと、好きだよ。」
…長年ずっと一緒にいた幼馴染に告白をした。
もちろん、アイツがオレをそういう目で見てないのは百も承知だし、返事なんて求めてない。
ただ、これからはもう一緒にいないから…想いを伝えるぐらい、許してくれ。
そう思って告白したのが高校三年生の最後の登校日。……あれから5年経ったんだけど…
なんでアイツに馬乗りにされてるわけ!?
ーーーーー
美形×平凡っていいですよね、、、、
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる