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友達100人できるかな?
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「いいから、離せ!海斗!マジで怒るぞ!」
海斗は離れ難そうに渋々海斗を下ろす。
「睡蓮くん、久しぶりに会ったんだから少しくらい堪能させてよ。
髪型が前と随分違うね?メガネもどうしたの?でも可愛さや魅力的な身体までは隠せてないけどね!
この制服着てる睡蓮くんをどんだけ、妄想、、いや楽しみ、、うん、成長したね!」
変態、、隠せてないからな。
俺は変態を無視して白樺という生徒に視線を向けた。
「失礼致しました。俺、本日から世話になります。この、へんた、、いえ理事長の甥の崎原睡蓮といいます。わざわざ来てくれてありがとうございます。」
「睡蓮くんも隠せてないからね♡」
「甥っ子さんだったのですね、だから理事長が、、
私はこの学園の生徒会副会長2年生白樺柳一郎と言います。よろしく。これから貴方を職員室に案内致しますね。」
黒いストレートのサラサラヘアはキチンと真ん中から分けられ、後ろは短く清潔感がある髪型。自分と違って涼しげな、切れ長の瞳に良く合う眼鏡を掛けており、海斗が男性的な美形なら、綺麗とはこういう事を言うのでは?と思う美形が白樺だ。
「 ありがとうございます。 じゃあな、海斗」
「えーー睡蓮くんは理事長室に行こうよー。」
いい大人が唇尖らせても可愛くねえよ。
「もう理事長への挨拶も済んだし、いいだろ?ちゃんとしてたら、また会いに行くから。またなー理事長様」
納得いかない顔の海斗を尻目に白樺と職員室、の前にトイレに寄ってもらおう。
ふーすっきりした、、。
トイレの入り口付近に腕を組み寄りかかる白樺、トイレの前でも絵になるってすげえな。
「お待たせしました。」
「いえ、それでは、行きましょうか。」
ニッコリと優しく笑顔を向ける白樺は本当にきれい、
ん??
「白樺さん?白樺先輩?副会長、、職員室の場所説明してくれれば、1人で向かいますよ?」
「呼び方は何でも構いません。ん?案内しますが、どうしました?」
きょとんと首を傾げる白樺の顔を俺は思いっきり覗きこんだ。
「んーー。うまく説明出来ませんが、疲れてる?面倒くさがってる??ってか、たまたま職員室行ってお使い頼まれるなんて面倒くさいの当たり前!この学校無駄にでかいし!!副会長なんて、企業でいうとこの1番忙しい立場だろ?いや、でしょう?姉が肌に敏感だからわかるが肌荒れてるし、無理に作り笑顔しなくても、優しいのは伝わりますんで、、だから1人で行きます。場所どこでしょう?」
キョロキョロと見渡す睡蓮を白樺は目を大きく見開きジッと見つめたまま口を開いた。
「…肌荒れ、、、プッハ、」
吹き出して笑う白樺に睡蓮も目をメガネの奥で大きく見開く。
「ハハッ!失礼しました。肌荒れを指摘されるとは、、アハハッ!失礼ですが、そんなボサボサ頭の貴方に!クククッ」
失礼な、文句は姉に言え!
可笑しそうに腹を抱えて笑う白樺をむーーと不機嫌に見つめていると、落ち着いたのであろう白樺が涙目を擦り、先程とは違い、目尻を下げ優しい目をして微笑む。
「申し訳ない。少し態度に出ていたのかな?気付かれたことなかったので驚いたよ。まさか肌荒れとは、ハハッ!最近新入生の歓迎会の準備で忙しくてね。なかなか決まらず、職員室にその案件で寄ったのだが、急いでた時に頼まれたものでね。すまないね、大丈夫だよ、確かに無駄にでかいからね。ちゃんと案内するよ。」
少し口調の変わった副会長に、うなづき、案内を頼んだ。話しやすくなった為か世間話をしながら職員室へ向かう。
海斗は離れ難そうに渋々海斗を下ろす。
「睡蓮くん、久しぶりに会ったんだから少しくらい堪能させてよ。
髪型が前と随分違うね?メガネもどうしたの?でも可愛さや魅力的な身体までは隠せてないけどね!
この制服着てる睡蓮くんをどんだけ、妄想、、いや楽しみ、、うん、成長したね!」
変態、、隠せてないからな。
俺は変態を無視して白樺という生徒に視線を向けた。
「失礼致しました。俺、本日から世話になります。この、へんた、、いえ理事長の甥の崎原睡蓮といいます。わざわざ来てくれてありがとうございます。」
「睡蓮くんも隠せてないからね♡」
「甥っ子さんだったのですね、だから理事長が、、
私はこの学園の生徒会副会長2年生白樺柳一郎と言います。よろしく。これから貴方を職員室に案内致しますね。」
黒いストレートのサラサラヘアはキチンと真ん中から分けられ、後ろは短く清潔感がある髪型。自分と違って涼しげな、切れ長の瞳に良く合う眼鏡を掛けており、海斗が男性的な美形なら、綺麗とはこういう事を言うのでは?と思う美形が白樺だ。
「 ありがとうございます。 じゃあな、海斗」
「えーー睡蓮くんは理事長室に行こうよー。」
いい大人が唇尖らせても可愛くねえよ。
「もう理事長への挨拶も済んだし、いいだろ?ちゃんとしてたら、また会いに行くから。またなー理事長様」
納得いかない顔の海斗を尻目に白樺と職員室、の前にトイレに寄ってもらおう。
ふーすっきりした、、。
トイレの入り口付近に腕を組み寄りかかる白樺、トイレの前でも絵になるってすげえな。
「お待たせしました。」
「いえ、それでは、行きましょうか。」
ニッコリと優しく笑顔を向ける白樺は本当にきれい、
ん??
「白樺さん?白樺先輩?副会長、、職員室の場所説明してくれれば、1人で向かいますよ?」
「呼び方は何でも構いません。ん?案内しますが、どうしました?」
きょとんと首を傾げる白樺の顔を俺は思いっきり覗きこんだ。
「んーー。うまく説明出来ませんが、疲れてる?面倒くさがってる??ってか、たまたま職員室行ってお使い頼まれるなんて面倒くさいの当たり前!この学校無駄にでかいし!!副会長なんて、企業でいうとこの1番忙しい立場だろ?いや、でしょう?姉が肌に敏感だからわかるが肌荒れてるし、無理に作り笑顔しなくても、優しいのは伝わりますんで、、だから1人で行きます。場所どこでしょう?」
キョロキョロと見渡す睡蓮を白樺は目を大きく見開きジッと見つめたまま口を開いた。
「…肌荒れ、、、プッハ、」
吹き出して笑う白樺に睡蓮も目をメガネの奥で大きく見開く。
「ハハッ!失礼しました。肌荒れを指摘されるとは、、アハハッ!失礼ですが、そんなボサボサ頭の貴方に!クククッ」
失礼な、文句は姉に言え!
可笑しそうに腹を抱えて笑う白樺をむーーと不機嫌に見つめていると、落ち着いたのであろう白樺が涙目を擦り、先程とは違い、目尻を下げ優しい目をして微笑む。
「申し訳ない。少し態度に出ていたのかな?気付かれたことなかったので驚いたよ。まさか肌荒れとは、ハハッ!最近新入生の歓迎会の準備で忙しくてね。なかなか決まらず、職員室にその案件で寄ったのだが、急いでた時に頼まれたものでね。すまないね、大丈夫だよ、確かに無駄にでかいからね。ちゃんと案内するよ。」
少し口調の変わった副会長に、うなづき、案内を頼んだ。話しやすくなった為か世間話をしながら職員室へ向かう。
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