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第壱章 藤原夢瞳ノRIPEA
第弐幕 永山椛ノ慎重。
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私は今、とても居心地が良かった。
元々話し掛けられれば話すキャラクターだった私に、今教室は話してる暇は無いという空気なのだ。勉強が捗って気持ちが良い。
小学校の時からか、或いはもっと前からか、私は1人が好きだった。
いや、1人が好きと言うより人が多いんlが好きじゃなかった 、と言うべきか。
誰かに干渉されるのも嫌だし、誰かに踏み込むのも好きじゃなかった。
放っといて貰えればそれで良かった。
そして私は今そういう状況だ。
充分に勉強が出来る。
これも矛盾というか堂々巡りなのだが、1人になるには勉強しか無かった。
勉強が私が1人で居ても何も言われない免罪符になった。
其れが何時しか、勉強が好きになってた。
勉強が好きなのか、勉強をしている時1人なのが好きなのか、私にはもう分からない。
私はずっと自分を騙しているのかもしれない。
でも本当に、誰にも話し掛けられないと言うのは心地好い。
元々話し掛けられれば話すキャラクターだった私に、今教室は話してる暇は無いという空気なのだ。勉強が捗って気持ちが良い。
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誰かに干渉されるのも嫌だし、誰かに踏み込むのも好きじゃなかった。
放っといて貰えればそれで良かった。
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これも矛盾というか堂々巡りなのだが、1人になるには勉強しか無かった。
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