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第二章 魯坊丸と楽しい仲間達
六夜 稲小屋の視察
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〔天文十七年 (一五四八年)春三月二日〕
昼から武蔵がやってきて俺を抱えて視察に出発だ。
曲輪内の視察程度なら歩いてゆくが、中根村や長根村などで俺の歩みに合わせていると、一日で視察が終わらない。
移動時は、武蔵が俺を抱えて移動する。
平針街道の両岸で溜め池の工事が急ピッチで進められていた。
酒造所の整地の為に、丸一ヵ月も止めた為にギリギリとなってしまった。
同時に田植え前の田起こしを必死にやっており、長根村に到着すると村長が出迎えてくれた。
「ようこそ魯坊丸様。わざわざのお越しありがとうございます。稲は順調に育っておりますぞ」
「報告では聞いている。何か問題はないか?」
「何かあるか?」
「はい、室温を一定に保つのが難しいと悩んでおります」
村長が苗小屋の管理者らに尋ねると、一人が俺に答えてきた。
温度計がないので解決策はない。
部屋に入って暖かいと感じた程度、暑いと感じたら薪を減らし、暖かくないと感じたら薪の投入量を増やすしかない。
失敗しても従来のやり方に戻すだけなのでプレッシャーを感じる必要もない。
成功すれば、小屋を増やし、最終的にすべて苗を天候に左右されない小屋で作れるようにする。
「解決策はない。だが、失敗を恐れるな。失敗しても責めはせぬ。油断せずに最後までやり遂げよ」
「はい」
「魯坊丸様。ご覧になりますか」
「うむ。案内を頼む」
五郎丸の酒造所に麹室を作らせた後、同じ小屋を長根村にも建てさせた。
親父から無茶な要求をされる前の話だ。
麹室の構造は、外の窯が部屋の中を暖炉のように部屋を暖める。
苗小屋も同じなので代用することにしたのだ。
塩選された稲をよく洗って、苗小屋で10℃から13℃の水温の水に浸す『浸種』を行った。
浸種から催芽に移り、芽が出るのを待った。
それが終わると種籾の陰干しであり、そのあとに播種という土を入れた箱に稲を植え付けた。
何重にも積める箱台を小屋に入れると、植え付けた箱を苗小屋に入れていったという。
小屋の中に入ると、いくつも箱台が並び、土の入った箱が並んでいた。
あとは室温を30℃に保って、稲がそこそこ育つのを待つだけだ。
「魯坊丸様。これは何ですか?」
「苗を育てる部屋だ」
「田で育てずに、ここで育てるのですか?」
「天候に左右されずに育てられれば、田植えの時期が早くできるぞ」
「稲刈りも早くなると」
「そうだ」
「稲刈りが早くなるのは助かります」
「助かるか。それはよかった」
収穫が早くなれば、冬がくる前に他の野菜などを育てる余地が生まれる。
最大収穫量を増やすには重要だ。
大根、白菜、ほうれん草、春菊、キャベツ、ブロッコリー、エンドウ豆、ニラ、蕪なども植えられるようになる。
まだ手に入れていない野菜の種や苗を早く手に入れたいな。
「こちらの稲刈りを早々に終え、稲刈りを終わっていない敵を攻めることができれば、有利に戦うことができます。このような発想はありませんでした。稲刈りで忙しい敵は、兵を集めたくとも集められない。仮に兵を集めれば、無防備な田畑を青田刈りで奪うか、あるいは焼くことで敵を疲弊させることができるという訳ですか。魯坊丸様は戦の天才です」
「はぁ、なんで」
「魯坊丸様は戦を有利にする為に稲刈りを早く終わるのではないのですか?」
「千代女、何の為に戦をするのだ?」
「…………」
「…………」
なんか、微妙に考えていることが食い違っていた。
・
・
・
村長の家で茶を所望することにした。
ズズズっ、イチョウの葉茶が美味しい。
血行促進、頭痛・めまいの緩和、老化防止のイチョウの葉茶が村長のお気に入りだ。
俺からその効用を聞くと、村長はずっとイチョウの葉茶を飲み続けていた。
ここにくると出されるお茶も銀杏の葉茶だ。
「魯坊丸様。このあとはどうされますか?」
「(鉄砲鍛冶)作之助が来てほしいと言っていたから、会ってから城に戻る予定だ」
「そう言えば、明日は火入れをすると騒いでおりました」
「その件だろう」
「鉄砲小屋に向かわれるのでしたら、途中のきのこ小屋に寄ってください。何やら新しい製法を見つけたかもと言っておりました」
「わかった。寄ってから行こう」
長根村から山道を登ると、すぐに谷部にきのこ小屋がある。
きのこの面倒を見る者が住む小屋だ。
「ろ~ぼぉまる様ぁ~、良い所にきぃた」
俺が小屋の前に立つと、畑の方から子供が俺を目掛けて走ってきた。
「ちょわ。そこで止まりなさい」
「さくら、邪魔をするな」
「ですが、我らは護衛する為にいるのです」
「鎌を持っているが、その子は無害だ。下がれ」
「はい?」
「魯坊丸様、久し振りです」
ぐぃっと彼女が俺を抱きしめた。
彼女は俺がはじめて山に入った日に付いてきた子の一人であり、名もない河原者の子であった。
年は八歳くらいで、その後、何度も山に入ってきのこを献上してくれた。
教えたことをすぐに吸収する頭のいい子だが、机の上にじっとできないらしく、俺にもっと献上したいと山師に弟子入りした。
山師も妻に先立たれ、娘も嫁いでいなくなったので孫のように彼女を可愛がった。
彼女には名前が無かったので俺に付けてほしいと山師に頼まれ、きのこを見つける天才だったので、『キノ子』と名付けた。
この椎茸畑の管理人の一人だ。
何か機会がある毎に抱きたがる奇妙な子供であり、その癖は今も抜けていない。
キノ子と会うのは山しかないので問題はないけどね。
「魯坊丸様、褒めて、褒めて、すっごい発見をしたんだ」
「今度は何を見つけた」
「ちょっと待って」
そういうと、小屋の後ろに走っていって、両手で原木を持って戻ってきた。
じゃん、そんな感じで俺に差し出した。
そこには見事にたくさんの椎茸が綺麗に並んで生えていた。
「見て、見て、凄いでしょう。今、他の奴も試しているから、成功すれば、安定して採れるようになるよ」
「よくやった。キノ子」
「でしょ、でしょ、もっと褒めて」
褒めてと言いながら俺に抱き付く、
キノ子から原木を受け取った千代女の目が白黒と入れ替わって面白い。
「ろ、魯坊丸様! これは何ですか?」
「見た通りの椎茸だ」
「椎茸がこんなにたくさん生えているのを見たことがありません」
「そうだろうな」
「きのこ畑を見るか?」
小屋の裏にきのこ畑が広がっており、疎らに椎茸が生えているのを見た千代女の目がさらに開いた。
信じられないという感じかな?
疎らと言っても、原木は数百本も並んでおり、その原木ごとに二つか、三つの椎茸が生えているので凄い数だ。
一方、千代女の手にある原木には、椎茸が十個近く生えている。
この一本の原木から十個近くの収穫を年七回できれば、どれだけの金額になるのだろうか?
今でも小遣いを稼いでくれているが、この栽培が成功すれば一財産になるな。
「魯坊丸様は私らを驚かせる為にお呼びになったのでしょうか?」
「そんな訳あるか。これが普通だ」
「普通じゃありません」
「この程度で驚いていては困る。酒造所や会談では桁が違う額が動くぞ」
「桁が違うのですか? 魯坊丸様は何歳ですか?」
「三歳だ」
「絶対に三歳がすることじゃありません」
「何を慌てているのだ?」
「魯坊丸様が三歳ならば、私の十数年は何だったかと自問自答しているところです」
クールビューティー千代女の仮面が外れ、拗ねた顔を覗かせていた。
頬を膨らませた千代女が小さな声で「私の方が年上なのに」と言っている。
ご恩を感じていると言いながら、朝から格の違いを見せ付けようとしていたのかも知れない。
千代女はプライドが高そうだ。
知恵比べでも負ける気がなかったのかもしれない。
もしかすると、ポキンと鼻をへし折られた感じかな?
ズルをしている俺に勝てる訳がない。
若い者に挫折はつきものだ。
一方、さくら、椿、紅葉は素直に椎茸が一杯に驚いていた。
楓は椎茸を金額に換算して、「なんですと」とサクラを驚かせていた。
紅葉は、どうして栽培が可能なのかと質問を他の管理人にしていた。
こちらは平常運転だった。
昼から武蔵がやってきて俺を抱えて視察に出発だ。
曲輪内の視察程度なら歩いてゆくが、中根村や長根村などで俺の歩みに合わせていると、一日で視察が終わらない。
移動時は、武蔵が俺を抱えて移動する。
平針街道の両岸で溜め池の工事が急ピッチで進められていた。
酒造所の整地の為に、丸一ヵ月も止めた為にギリギリとなってしまった。
同時に田植え前の田起こしを必死にやっており、長根村に到着すると村長が出迎えてくれた。
「ようこそ魯坊丸様。わざわざのお越しありがとうございます。稲は順調に育っておりますぞ」
「報告では聞いている。何か問題はないか?」
「何かあるか?」
「はい、室温を一定に保つのが難しいと悩んでおります」
村長が苗小屋の管理者らに尋ねると、一人が俺に答えてきた。
温度計がないので解決策はない。
部屋に入って暖かいと感じた程度、暑いと感じたら薪を減らし、暖かくないと感じたら薪の投入量を増やすしかない。
失敗しても従来のやり方に戻すだけなのでプレッシャーを感じる必要もない。
成功すれば、小屋を増やし、最終的にすべて苗を天候に左右されない小屋で作れるようにする。
「解決策はない。だが、失敗を恐れるな。失敗しても責めはせぬ。油断せずに最後までやり遂げよ」
「はい」
「魯坊丸様。ご覧になりますか」
「うむ。案内を頼む」
五郎丸の酒造所に麹室を作らせた後、同じ小屋を長根村にも建てさせた。
親父から無茶な要求をされる前の話だ。
麹室の構造は、外の窯が部屋の中を暖炉のように部屋を暖める。
苗小屋も同じなので代用することにしたのだ。
塩選された稲をよく洗って、苗小屋で10℃から13℃の水温の水に浸す『浸種』を行った。
浸種から催芽に移り、芽が出るのを待った。
それが終わると種籾の陰干しであり、そのあとに播種という土を入れた箱に稲を植え付けた。
何重にも積める箱台を小屋に入れると、植え付けた箱を苗小屋に入れていったという。
小屋の中に入ると、いくつも箱台が並び、土の入った箱が並んでいた。
あとは室温を30℃に保って、稲がそこそこ育つのを待つだけだ。
「魯坊丸様。これは何ですか?」
「苗を育てる部屋だ」
「田で育てずに、ここで育てるのですか?」
「天候に左右されずに育てられれば、田植えの時期が早くできるぞ」
「稲刈りも早くなると」
「そうだ」
「稲刈りが早くなるのは助かります」
「助かるか。それはよかった」
収穫が早くなれば、冬がくる前に他の野菜などを育てる余地が生まれる。
最大収穫量を増やすには重要だ。
大根、白菜、ほうれん草、春菊、キャベツ、ブロッコリー、エンドウ豆、ニラ、蕪なども植えられるようになる。
まだ手に入れていない野菜の種や苗を早く手に入れたいな。
「こちらの稲刈りを早々に終え、稲刈りを終わっていない敵を攻めることができれば、有利に戦うことができます。このような発想はありませんでした。稲刈りで忙しい敵は、兵を集めたくとも集められない。仮に兵を集めれば、無防備な田畑を青田刈りで奪うか、あるいは焼くことで敵を疲弊させることができるという訳ですか。魯坊丸様は戦の天才です」
「はぁ、なんで」
「魯坊丸様は戦を有利にする為に稲刈りを早く終わるのではないのですか?」
「千代女、何の為に戦をするのだ?」
「…………」
「…………」
なんか、微妙に考えていることが食い違っていた。
・
・
・
村長の家で茶を所望することにした。
ズズズっ、イチョウの葉茶が美味しい。
血行促進、頭痛・めまいの緩和、老化防止のイチョウの葉茶が村長のお気に入りだ。
俺からその効用を聞くと、村長はずっとイチョウの葉茶を飲み続けていた。
ここにくると出されるお茶も銀杏の葉茶だ。
「魯坊丸様。このあとはどうされますか?」
「(鉄砲鍛冶)作之助が来てほしいと言っていたから、会ってから城に戻る予定だ」
「そう言えば、明日は火入れをすると騒いでおりました」
「その件だろう」
「鉄砲小屋に向かわれるのでしたら、途中のきのこ小屋に寄ってください。何やら新しい製法を見つけたかもと言っておりました」
「わかった。寄ってから行こう」
長根村から山道を登ると、すぐに谷部にきのこ小屋がある。
きのこの面倒を見る者が住む小屋だ。
「ろ~ぼぉまる様ぁ~、良い所にきぃた」
俺が小屋の前に立つと、畑の方から子供が俺を目掛けて走ってきた。
「ちょわ。そこで止まりなさい」
「さくら、邪魔をするな」
「ですが、我らは護衛する為にいるのです」
「鎌を持っているが、その子は無害だ。下がれ」
「はい?」
「魯坊丸様、久し振りです」
ぐぃっと彼女が俺を抱きしめた。
彼女は俺がはじめて山に入った日に付いてきた子の一人であり、名もない河原者の子であった。
年は八歳くらいで、その後、何度も山に入ってきのこを献上してくれた。
教えたことをすぐに吸収する頭のいい子だが、机の上にじっとできないらしく、俺にもっと献上したいと山師に弟子入りした。
山師も妻に先立たれ、娘も嫁いでいなくなったので孫のように彼女を可愛がった。
彼女には名前が無かったので俺に付けてほしいと山師に頼まれ、きのこを見つける天才だったので、『キノ子』と名付けた。
この椎茸畑の管理人の一人だ。
何か機会がある毎に抱きたがる奇妙な子供であり、その癖は今も抜けていない。
キノ子と会うのは山しかないので問題はないけどね。
「魯坊丸様、褒めて、褒めて、すっごい発見をしたんだ」
「今度は何を見つけた」
「ちょっと待って」
そういうと、小屋の後ろに走っていって、両手で原木を持って戻ってきた。
じゃん、そんな感じで俺に差し出した。
そこには見事にたくさんの椎茸が綺麗に並んで生えていた。
「見て、見て、凄いでしょう。今、他の奴も試しているから、成功すれば、安定して採れるようになるよ」
「よくやった。キノ子」
「でしょ、でしょ、もっと褒めて」
褒めてと言いながら俺に抱き付く、
キノ子から原木を受け取った千代女の目が白黒と入れ替わって面白い。
「ろ、魯坊丸様! これは何ですか?」
「見た通りの椎茸だ」
「椎茸がこんなにたくさん生えているのを見たことがありません」
「そうだろうな」
「きのこ畑を見るか?」
小屋の裏にきのこ畑が広がっており、疎らに椎茸が生えているのを見た千代女の目がさらに開いた。
信じられないという感じかな?
疎らと言っても、原木は数百本も並んでおり、その原木ごとに二つか、三つの椎茸が生えているので凄い数だ。
一方、千代女の手にある原木には、椎茸が十個近く生えている。
この一本の原木から十個近くの収穫を年七回できれば、どれだけの金額になるのだろうか?
今でも小遣いを稼いでくれているが、この栽培が成功すれば一財産になるな。
「魯坊丸様は私らを驚かせる為にお呼びになったのでしょうか?」
「そんな訳あるか。これが普通だ」
「普通じゃありません」
「この程度で驚いていては困る。酒造所や会談では桁が違う額が動くぞ」
「桁が違うのですか? 魯坊丸様は何歳ですか?」
「三歳だ」
「絶対に三歳がすることじゃありません」
「何を慌てているのだ?」
「魯坊丸様が三歳ならば、私の十数年は何だったかと自問自答しているところです」
クールビューティー千代女の仮面が外れ、拗ねた顔を覗かせていた。
頬を膨らませた千代女が小さな声で「私の方が年上なのに」と言っている。
ご恩を感じていると言いながら、朝から格の違いを見せ付けようとしていたのかも知れない。
千代女はプライドが高そうだ。
知恵比べでも負ける気がなかったのかもしれない。
もしかすると、ポキンと鼻をへし折られた感じかな?
ズルをしている俺に勝てる訳がない。
若い者に挫折はつきものだ。
一方、さくら、椿、紅葉は素直に椎茸が一杯に驚いていた。
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