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第一章 魯坊丸は日記をつける
六十夜 魯坊丸、福と一日を過ごす
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〔天文十七年 (一五四八年)春二月中旬〕
その日は特別なことはしない。
日が昇る頃に起こされて、朝の修練という名のラジオ体操を念入りにする。
鳥の音と一緒に妹の里の鳴き声が聞こえる。
妹は時間に規則正しい気がした。
朝食を福に食べさせてもらうと、母上の課題である日記という名の習字を頑張る。
書いた文字を声に出して練習し、流れるように発声するのに気をつけた。
うん、舌が回るようになってきた。
福は良勝らを引き連れて周辺の見回りに出掛けた。
以前、引き継ぎ時間が足りなかったので、捕捉の引き継ぎ作業をしていた。
日記を書き続けると朝寝の時間だ。
いつもの平日だ。
次に目が覚めると、福と一緒に視察に出掛ける。
最初の曲輪が完成し、今は二つ目の外曲輪を建設中である。
「もう指示することもないな」
「はい。大工だった棟梁らも今では立派な現場監督です。土木方を任せておけます」
「まだまだだ。次は簡単な縄張りと、工期を教えねばならぬ」
「魯坊丸様に仕える棟梁らはどうしても優秀になりますね」
「なってもらわねば困る」
「話し方はゆっくりですが、綺麗に話せるようになっております」
「まだ早口になると、福以外は聞き取ってくれぬ」
東の曲輪には真新しい屋敷が建っており、神社の勉強で優秀と選抜された者らが住む家であり、家臣の子供らと一緒に俺の授業を受けることになっている。
屋敷には、色々な作業場も併設されている。
屋敷の周辺には薬草畑が広がっており、やっと薬草の栽培が進められる。
西の曲輪にも畑があるが、そちらはトマト、枝豆、蜜柑、桃、柿、綿、菜の花などを作らせており、五郎丸から買った貴重な苗と西洋野菜を育てていた。
しかし、西の曲輪のメインは作業場だ。
作業小屋は葛根湯の配合小屋や織物小屋や細工小屋など秘匿性の高いものを集めた。
水飴や藁布団などは村で作らせており、真似られて困らないものは外で行う。
外曲輪も使用用途は同じく、器具の改良や旋盤で工作する部品などの工場となる予定だ。
「福、見よ。俺の水田だ」
「大きくなりました。今年も豊作になることを祈っております」
「必ず見にこい」
「畏まりました」
去年は八面しかなかった田んぼが二十四面に増えた。
しかもすべて水田だ。
薬草畑にも水を回しているので、これ以上の拡張は新しい水路ができてからになる。
だから、来年は拡張される予定はない。
堆肥ができているので、配合を変えて効率のよい使用量を見極めるのが今年の課題だ。
北東に進むと、東八幡社がある中根村が見えてきた。
東八幡社の西側は野原が広がっている何もないところだったが、今はたくさんの小屋がぎっしりと詰まってきた。
河原者が住む長屋や作業所、大工の住み処等々である。
二百人だった中根村は六百人を超える村へと変貌し、本家のある長根村より大きな村になっていた。さらに大喜爺ぃの橘屋、五郎丸の大喜屋、熱田衆、金山衆などの資材置き場が建ち並び、荷馬車ターミナル倉庫街になろうとしている。
このターミナルは平針街道との間に林があるのでわかり辛いが、中根南城から夜寒村へ続く街道が綺麗に整備されているので、熱田商人なら知らない者はいない。
今は八事まで街道の整備を進めている。
「荷馬車や馬が途切れぬようになってきたな」
「長根村の女衆も手仕事が忙しく、亭主より儲ける気かとか、変な愚痴が出ております」
「簡単グッズだ。すぐに真似をされる」
「真似をされる頃には、魯坊丸様が新しい物を考えられるので問題ございません」
「知恵の泉はいつか尽きる」
「その頃には自動機織り機も完成しております。女達は新しい仕事を見つけることになるでしょう」
「巧く繋げたいものだ」
一度城に戻って昼食を食べ、俺への質問などを片付けると五郎丸の酒造所に向かった。
酢や何かわからぬモノになった桶はなく、二回目の酒造りは成功した。
酒母を保管していたのが勝因だった。
しかし、酒になっていただけであり、美味いというあの奇跡の桶には及ばないという。
大甕に移し、湧き水ができるところの横にローマンコンクリート製の倉庫を建てた。
中では、甕を半分ほど水に沈めて寝かせて、冷蔵庫代わりに湧き水を使った低温貯蔵だ。
地下室を掘るよりは簡単と思った。
雨の日は、水路の水を止める。
熱田の酒造所にも同じ建物を建てさせてある。
酒造所に入ると、職人と見習いがずらりと並び、三回目の準備をはじめていた。
蔵の隅で手持ち桶を回し、がさがさと音を立てながら精米を頑張る作業員がいた。
頑張ってくれと俺は声を掛ける。
こちらにも麹室を建てたので、蒸した米を持ち込んで声を上げていた。
ここはいつも活気に湧いている。
だが、以前より人数が少し減っていた。
そうだ。
第一弾の職人と作業員らが熱田の酒造所に引っ越した。
五郎丸の酒造所はあと二回だけ酒を造った後は、麦や粟などを材料にして焼酎造りにシフトする。
中途半端な酒は米焼酎にすることになった。
蒸留した酒を琉球から仕入れたと言えば、高値で売れると五郎丸が言っているからだ。
今回から衛生面も気遣ってもらっている。
毎日のように風呂に入れ、着ている服も着替えさせ、頭には厨房頭巾を必須とした。
蔵に雑菌を持ち込ませない。
これで美味い酒ができなかったら諦めるしかない。
「今度は成功するのでしょうか?」
「わからん。最悪の場合は普通の酒に蒸留した酒を混ぜて、別種の酒を造ってみる」
「魯坊丸様は次々と新しいことを考えられるので凄いです」
「必死なだけだ」
美味い酒ができなかった場合は、アルコール度数を上げて誤魔化してみようかと思っている。
二次蒸留した酒は無色・無味・無臭だ。
アルコール度数を高くしたブレンド日本酒にしてみる。
喉が焼けるように熱くなるので、それで誤魔化せないかとか考えていた。
それは最悪の場合であり、そうならない事を祈ろう。
「大丈夫です。魯坊丸様は熱田明神の生まれ代わりです。必ず成功いたします」
「そうだといいな」
「間違いありません」
福の期待を裏切らないようにしよう。
一つ一つの作業場を視察し、問題などを聞いてまわる。
大きな問題は報告されるが、小さな問題は置き去りにされる。
俺が仮眠室で昼寝をしている間に、福らが作業員の話を聞いて些細な問題を掬い上げてきた。
目が覚めると報告を聞き、対策、保留、無視、調査の判断を俺がする。
それらを良勝らに見せる。
良勝らには福の代わりではなく、もっと成長してもらって俺の代わりをやってもらわねばならない。
やって見せたので、次はやらせてみせるだ。
「良勝殿、頑張ってください。魯坊丸様は次々と課題を積み上げる方です。失敗しても怒りませんが、失敗の原因と対策をもっていかないと激怒されます。同じ失敗は許してくれません」
「二度目がないということですか?」
「二度目はありません。しかし、対策を行って失敗した場合は、それもはじめての失敗と許していただけます。魯坊丸様はたくさんの失敗の先に成功があると信じておられます。期待を裏切らねば、お怒りにはなりません」
福は教師としても優秀だ。
手放すのが勿体ない。
これからは俺も福を見習って丁寧に説明せねばならないのか。
対策の指示を出して蔵をあとにした。
再び山崎川を渡り、平針街道を東に進む。
背中から差す夕日に馬の乗った自分の影が長く伸びるのを感じて先を進んでいる。
一歩一歩と別れが近付く。
峠を越えると、眼下に長根荘がばっと広がった。
「魯坊丸様、ご覧下さい。貧しかった長根荘がこんなに豊かになりました。すべて魯坊丸様のお陰です」
「福にも最後まで見せてやりたかった」
「見せて頂きます。平針は目と鼻の先のあそこでございます。いつでも戻ってこられます」
「そうか。いつでも戻ってこい」
「年に何度かは戻ってくるように致します。熱田神宮に行く機会があれば逃しません。必ず中根を通ります」
福が元気な笑顔を俺に贈ってきた。
そうか、遠くと言ってもすぐ側だ。
会いに行けばよい。
「近い内に平針にも行く。天白川の護岸工事だ」
「天白川ですか?」
「地味網の護岸と同じものを川の両岸にも建てる。川が氾濫しても被害がでないようにする。成田家にはその手伝いをしてもらう。福は成田家の者に色々と教えておけ」
「承知致しました。平針の方々に魯坊丸様のやり方を教えておきます」
「頼むぞ。平針の協力は欠かせない。図書助には伝えておく、福が自由に動けるようにしてくれと」
「ありがとうございます。必ず、期待にお応えします」
そうだ、別れを惜しむ必要などない。
平針などすぐ側だ。
何度でも足を運べばいいんだ。
そう考えると、心が少しだけ軽くなった気がした。
城に戻ると、福は養父や母上に挨拶に行き、最後に俺の部屋を訪ねて中根南城をあとにした。
福、サンクスフォーエバー。
その日は特別なことはしない。
日が昇る頃に起こされて、朝の修練という名のラジオ体操を念入りにする。
鳥の音と一緒に妹の里の鳴き声が聞こえる。
妹は時間に規則正しい気がした。
朝食を福に食べさせてもらうと、母上の課題である日記という名の習字を頑張る。
書いた文字を声に出して練習し、流れるように発声するのに気をつけた。
うん、舌が回るようになってきた。
福は良勝らを引き連れて周辺の見回りに出掛けた。
以前、引き継ぎ時間が足りなかったので、捕捉の引き継ぎ作業をしていた。
日記を書き続けると朝寝の時間だ。
いつもの平日だ。
次に目が覚めると、福と一緒に視察に出掛ける。
最初の曲輪が完成し、今は二つ目の外曲輪を建設中である。
「もう指示することもないな」
「はい。大工だった棟梁らも今では立派な現場監督です。土木方を任せておけます」
「まだまだだ。次は簡単な縄張りと、工期を教えねばならぬ」
「魯坊丸様に仕える棟梁らはどうしても優秀になりますね」
「なってもらわねば困る」
「話し方はゆっくりですが、綺麗に話せるようになっております」
「まだ早口になると、福以外は聞き取ってくれぬ」
東の曲輪には真新しい屋敷が建っており、神社の勉強で優秀と選抜された者らが住む家であり、家臣の子供らと一緒に俺の授業を受けることになっている。
屋敷には、色々な作業場も併設されている。
屋敷の周辺には薬草畑が広がっており、やっと薬草の栽培が進められる。
西の曲輪にも畑があるが、そちらはトマト、枝豆、蜜柑、桃、柿、綿、菜の花などを作らせており、五郎丸から買った貴重な苗と西洋野菜を育てていた。
しかし、西の曲輪のメインは作業場だ。
作業小屋は葛根湯の配合小屋や織物小屋や細工小屋など秘匿性の高いものを集めた。
水飴や藁布団などは村で作らせており、真似られて困らないものは外で行う。
外曲輪も使用用途は同じく、器具の改良や旋盤で工作する部品などの工場となる予定だ。
「福、見よ。俺の水田だ」
「大きくなりました。今年も豊作になることを祈っております」
「必ず見にこい」
「畏まりました」
去年は八面しかなかった田んぼが二十四面に増えた。
しかもすべて水田だ。
薬草畑にも水を回しているので、これ以上の拡張は新しい水路ができてからになる。
だから、来年は拡張される予定はない。
堆肥ができているので、配合を変えて効率のよい使用量を見極めるのが今年の課題だ。
北東に進むと、東八幡社がある中根村が見えてきた。
東八幡社の西側は野原が広がっている何もないところだったが、今はたくさんの小屋がぎっしりと詰まってきた。
河原者が住む長屋や作業所、大工の住み処等々である。
二百人だった中根村は六百人を超える村へと変貌し、本家のある長根村より大きな村になっていた。さらに大喜爺ぃの橘屋、五郎丸の大喜屋、熱田衆、金山衆などの資材置き場が建ち並び、荷馬車ターミナル倉庫街になろうとしている。
このターミナルは平針街道との間に林があるのでわかり辛いが、中根南城から夜寒村へ続く街道が綺麗に整備されているので、熱田商人なら知らない者はいない。
今は八事まで街道の整備を進めている。
「荷馬車や馬が途切れぬようになってきたな」
「長根村の女衆も手仕事が忙しく、亭主より儲ける気かとか、変な愚痴が出ております」
「簡単グッズだ。すぐに真似をされる」
「真似をされる頃には、魯坊丸様が新しい物を考えられるので問題ございません」
「知恵の泉はいつか尽きる」
「その頃には自動機織り機も完成しております。女達は新しい仕事を見つけることになるでしょう」
「巧く繋げたいものだ」
一度城に戻って昼食を食べ、俺への質問などを片付けると五郎丸の酒造所に向かった。
酢や何かわからぬモノになった桶はなく、二回目の酒造りは成功した。
酒母を保管していたのが勝因だった。
しかし、酒になっていただけであり、美味いというあの奇跡の桶には及ばないという。
大甕に移し、湧き水ができるところの横にローマンコンクリート製の倉庫を建てた。
中では、甕を半分ほど水に沈めて寝かせて、冷蔵庫代わりに湧き水を使った低温貯蔵だ。
地下室を掘るよりは簡単と思った。
雨の日は、水路の水を止める。
熱田の酒造所にも同じ建物を建てさせてある。
酒造所に入ると、職人と見習いがずらりと並び、三回目の準備をはじめていた。
蔵の隅で手持ち桶を回し、がさがさと音を立てながら精米を頑張る作業員がいた。
頑張ってくれと俺は声を掛ける。
こちらにも麹室を建てたので、蒸した米を持ち込んで声を上げていた。
ここはいつも活気に湧いている。
だが、以前より人数が少し減っていた。
そうだ。
第一弾の職人と作業員らが熱田の酒造所に引っ越した。
五郎丸の酒造所はあと二回だけ酒を造った後は、麦や粟などを材料にして焼酎造りにシフトする。
中途半端な酒は米焼酎にすることになった。
蒸留した酒を琉球から仕入れたと言えば、高値で売れると五郎丸が言っているからだ。
今回から衛生面も気遣ってもらっている。
毎日のように風呂に入れ、着ている服も着替えさせ、頭には厨房頭巾を必須とした。
蔵に雑菌を持ち込ませない。
これで美味い酒ができなかったら諦めるしかない。
「今度は成功するのでしょうか?」
「わからん。最悪の場合は普通の酒に蒸留した酒を混ぜて、別種の酒を造ってみる」
「魯坊丸様は次々と新しいことを考えられるので凄いです」
「必死なだけだ」
美味い酒ができなかった場合は、アルコール度数を上げて誤魔化してみようかと思っている。
二次蒸留した酒は無色・無味・無臭だ。
アルコール度数を高くしたブレンド日本酒にしてみる。
喉が焼けるように熱くなるので、それで誤魔化せないかとか考えていた。
それは最悪の場合であり、そうならない事を祈ろう。
「大丈夫です。魯坊丸様は熱田明神の生まれ代わりです。必ず成功いたします」
「そうだといいな」
「間違いありません」
福の期待を裏切らないようにしよう。
一つ一つの作業場を視察し、問題などを聞いてまわる。
大きな問題は報告されるが、小さな問題は置き去りにされる。
俺が仮眠室で昼寝をしている間に、福らが作業員の話を聞いて些細な問題を掬い上げてきた。
目が覚めると報告を聞き、対策、保留、無視、調査の判断を俺がする。
それらを良勝らに見せる。
良勝らには福の代わりではなく、もっと成長してもらって俺の代わりをやってもらわねばならない。
やって見せたので、次はやらせてみせるだ。
「良勝殿、頑張ってください。魯坊丸様は次々と課題を積み上げる方です。失敗しても怒りませんが、失敗の原因と対策をもっていかないと激怒されます。同じ失敗は許してくれません」
「二度目がないということですか?」
「二度目はありません。しかし、対策を行って失敗した場合は、それもはじめての失敗と許していただけます。魯坊丸様はたくさんの失敗の先に成功があると信じておられます。期待を裏切らねば、お怒りにはなりません」
福は教師としても優秀だ。
手放すのが勿体ない。
これからは俺も福を見習って丁寧に説明せねばならないのか。
対策の指示を出して蔵をあとにした。
再び山崎川を渡り、平針街道を東に進む。
背中から差す夕日に馬の乗った自分の影が長く伸びるのを感じて先を進んでいる。
一歩一歩と別れが近付く。
峠を越えると、眼下に長根荘がばっと広がった。
「魯坊丸様、ご覧下さい。貧しかった長根荘がこんなに豊かになりました。すべて魯坊丸様のお陰です」
「福にも最後まで見せてやりたかった」
「見せて頂きます。平針は目と鼻の先のあそこでございます。いつでも戻ってこられます」
「そうか。いつでも戻ってこい」
「年に何度かは戻ってくるように致します。熱田神宮に行く機会があれば逃しません。必ず中根を通ります」
福が元気な笑顔を俺に贈ってきた。
そうか、遠くと言ってもすぐ側だ。
会いに行けばよい。
「近い内に平針にも行く。天白川の護岸工事だ」
「天白川ですか?」
「地味網の護岸と同じものを川の両岸にも建てる。川が氾濫しても被害がでないようにする。成田家にはその手伝いをしてもらう。福は成田家の者に色々と教えておけ」
「承知致しました。平針の方々に魯坊丸様のやり方を教えておきます」
「頼むぞ。平針の協力は欠かせない。図書助には伝えておく、福が自由に動けるようにしてくれと」
「ありがとうございます。必ず、期待にお応えします」
そうだ、別れを惜しむ必要などない。
平針などすぐ側だ。
何度でも足を運べばいいんだ。
そう考えると、心が少しだけ軽くなった気がした。
城に戻ると、福は養父や母上に挨拶に行き、最後に俺の部屋を訪ねて中根南城をあとにした。
福、サンクスフォーエバー。
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