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主な登場人物
しおりを挟むカロリナ:王国一のラーコーツィ侯爵家の令嬢。美しい美貌、ブルーサファイヤのような青い目に、菊の花のような鮮やかな金髪の美少女。エリザベートをライバル視しており、マリアを庇う。第二王子の婚約候補と言われるが、実は第一王子の婚約候補だった。火の魔法が得意。左目の下に泣きホクロ。
ラースロー:ラーコーツィ侯爵、大蔵大臣。イケメンなのに親バカ。美形で黄金の金髪とグレーの目のイケメンなおじさん。
レヴィン:カロリナの兄、財務室の室員。イケメンなのに極度のシスコン。頭脳明晰で首席で貴族学園を卒業したやり手。細身の体、淡い母親似の金髪に、くすんだダークブルーの瞳で令嬢達を魅了する。婚約者はいるが結婚はしていない。
エル:カロリナの従者、馬飼いの息子でカロリナのはじめての友達。赤茶色のくせ毛、グレーの瞳、カロリナにいつも付き従う。
オルガ:カロリナの侍女(従長)、兄のレヴィンから侍女を続けている。カロリナの為に婚期を逃した。
影(イガ・ノヴァック):カロリナの護衛、屋敷の領兵長筆頭。妖精種で金髪・青い目の絶世の美女。
風(カヤ・コヴァル):アンブラ影の部下、妖精種特権で美女。
木葉(マヤ・ヴィシニ):アンブラ影の部下、妖精種特権で美女。
花(ニナ・カミンカ):アンブラ影の部下、妖精種特権でロリ巨乳な美女。
アザ:(服屋)ボルコ商会の娘、町でカロリナがはじめて知り合った女の子。平凡な町娘のハズが、カロリナのご学友に選ばれる。平凡な丸顔にそばかすと眼鏡っ子になる。2歳年上だけど同学年で学校に入学する。
レフ:悪路(下町)の子供で初級の冒険者。子供達の面倒を見る兄貴分。
ジク:悪路(下町)の子供で駆け出しの冒険者。最少年でカロリナのお気に入りの一人。
ニナ:悪路(下町)の子供で駆け出しの冒険者。カロリナより3つ年上だけど、カロリナより小さく、妹みたいな女の子。
イェネー:カロリナ護衛の騎士見習い、ラーコーツィ家の分家の子爵子息。髪は透明感のあるイエローベージュ、目は黒かかったダークブルー。騎士に憧れる正義感の強い貴族。
クリシュトーフ:カロリナ護衛の騎士見習い、男爵子息、イェネーの従兄弟。髪がくすんだシルバーイエロー、目はブラウン。落ち着いた口調と周囲を見る冷静な目を持つ。四人の中で止める役になってしまう。
カール:カロリナ護衛の騎士見習い、ラーコーツィ家に世話になる亡命子爵の子息。髪は白みがかった赤いローズブロンド、目は純粋なブルー。亡命貴族と思えないほど軽い態度だがワザとだ。線が細く、女の子にも軽く声を掛けるチャラ男を演じる。
イグナーツ:サポヤイ伯爵子息、後に三貴族子息から四貴族子息に変わる。ブラウンの髪にグリーンの瞳で成金根性を丸出しで貴金属を好んで身に付ける。
ラファウ:貴族学園の学生で、後に智将と呼ばれる軍師。銀色の目に美しい金髪の参謀。アイスドールのような白い肌。女性と見間違うほどの細身で美しい趣きのある青年であった。
ルドヴィク:貴族学園の学生で、後に猛将と呼ばれる戦士。ブラウンの目に茶色の髪で男らしい姿は男女を問わずに人気を持つ。
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エリザベート:主人公、悪役令嬢、額の傷跡、少し鋭い赤い目と真っ赤な髪を持つ少女。南に領地を持つヴォワザン伯爵令嬢の娘であり、7歳の時に前世の記憶が蘇った。ゲームの主人公であるマリアより悪役令嬢に憧れており、よく悪役令嬢になろうとがんばる。土系の魔法が使える。
マリア:ゲームの主人公。黒い目に白い肌と美しい黒髪の少女。不思議な夢を見ることで困難なイベントをクリアーしてゆく。庶民から男爵の養女になった。光の魔法が得意(風・水も少し使える)。
オリバー:第一王子、顔立ちが整い、茶色の目に鮮やかな金髪を持つ。第一王子と我儘に育てられ、パートナーを決めるお披露目から飛び出して、エリザベートを怪我させて婚約者となったが、彼女が外様の伯爵であった為に王になれない『駄目王子』のレッテルを張られて、根性がねじ曲がり、傲慢な性格になった。炎の魔法。
クリフ:第二王子、兄と同じく顔立ちが整い、茶色の目と短髪の淡い金髪を持つ。生まれは1月と10月で丸々1年違うが同い年。何をしても兄のように成れないので劣等感に苛められてきたが、7歳を契機に王候補となったことで増長している。でも、未だに何をやっても兄に負けている。水の魔法。
アンドラ:エリザベートの義理の弟。整った顔にブラウン(茶色い)目に蜂蜜茶髪(ハニーブラウン)のくせ毛。スラリとした体格。元々は根暗で引き篭もりだったが、エリザベートに調教されてマゾヒストになる。
テレーズ:王国の重臣のセーチェー侯爵家の令嬢でエリザベートの1つ年上になる。目鼻がはっきりして、淡褐色(ヘーゼル)の瞳と栗毛のブリュネット(Brunette)。第二王子クリフの婚約者候補。水の魔法が得意。
ドーリ:宰相の娘、内気で子柄な少女でグレーの目に白い肌に白いプラチナブロンド。白い髪の色が老婆のようでコンプレックスを持ち、人前に出ることを嫌っている。出産の時に母を失くしている。木の魔法(植物系)が使える。
ノア:ドーリの1つ年上の兄、グレーの目に栗毛。優秀さが染みでる優等生。後は宰相を継ぐと言われている天才青年。ドーリを溺愛する極度のシスコン。母を亡くしたドーリを守ることを使命と思っている。風(雷)の魔法。
エンドレ(フェレプ):1つ年上の先輩の生徒会長。緑色の瞳にダークブロンドの短髪。身代わりで跡取りにされ、実の母と一族を皆殺しにされた。義理の母(仮当主)に恨みを持つ偽善者。人の不幸を喜び、影で問題が大きくなるように画策する策士。(人の精神を操る)闇の魔法を得意とする。
トーマ:1つ上の発明王。生まれ付いての天才と褒め讃えられたが、魔力才能がなく、一時期腐ったが魔法具を発明することで再び注目される。宝石のような花緑青(エメラルドグリーン)の瞳、芥子色の髪、肩まで掛かるボブカット、女の子のような艶々な白い肌、身長が140cmで同年代より少し小柄(12歳)、子供の用にいつも目をキラキラさせている。(15歳、身長160cmとやはり小柄)
ウォルター;悪路(下町)から貴族に返り咲くことを狙う騎士見習い。正義感が強く、悪事を嫌がる。目鼻はすっきり、目はダークグレー、肌はやや褐色、小麦色の赤みのある黄色い金髪。体格がよく、厳しく体を律している。落ちぶれて堕落した父を嫌う。
エンドレ;コハーリ伯爵家の当主、一年先輩に生徒会長。やや小柄であるが存在感がある青年であり、世話焼き、気づかいの良さから生徒会長を言われる。丸みに顔で、目はくりくりして可愛らしく、その色はブラウン。髪の色は光を受けると美しく艶めくオリーブアッシュカラー。元宰相もやったことがある名家であり、闇・光の魔法が使える。
【国名】
アール王国:アトゥム半島の東の端で大陸に一番近い王国の1つ。プー王国に侵略を受けている。
プー王国:帝国に反逆した騎士が国王になった騎士王国。
プロイス王国:大帝国から分裂した東帝国だったが、分裂して王国に縮小した。
西諸王国:東帝国から分裂した王国や公国。
(プー王国の誕生でプロイス王国と停戦中したが、今度は西諸王・公国同士が争っている)
北方諸国:北の王国、主に海洋国家。
聖ミレス王国(旧帝国):勇者が作った帝国。皇帝が暗殺されると、権力争いから弟皇帝が東帝国を建国したが、すぐに分裂した。兄皇帝は皇帝職を教皇に返上して王国に戻った。
オリテラ帝国:勇者によって救われた帝国、ミレス帝国が解体した時に独立した国々を平定し、ミレス湖の東海岸まで勢力を伸ばした。
シルミウム王国:オリテラ帝国とリル王国の間を交易で賄っている砂漠の王国。
リル王国:南の大陸の東海岸を支配する巨大な王国。珍しい薬草などが多い。海を渡って侵略するつもりはなく、また、実りの少ないイースラ諸王国は属国のようなもの。
魔の森:魔王の領地であり、魔物が徘徊する森。
サンア魔人国:魔王を崇拝する魔力が異常に高い一族の国。
東三小国:山岳地帯の小王国。アール王国の属国。
≪アール王国周辺の国々≫
【国内】
人口の割に土地が広く、森が多い。
北は寒さに厳しいが魔物が少なく穀倉地帯として発展している。
中央は東に行くほど魔物が徘徊する。
南西(湖の西)はほとんどが山岳地帯であり、穀物は取れないがプロイス帝国との山岳路がある。
南東は50年前に併合された新領地であり、ほとんどが森で覆われている。気候は北より温暖であるが魔物が多く、農作地として不便であった。
≪アール王国の地図≫
【人種】
半島の中央にアトゥム人(桃色人・橙色人)
西が森の民(エルフなどを含む)でプロイス人・ミスト人・フィル人等々。(白色人・青緑色人・紺色人・灰色人など多種多様)
半島の東にアール人(白色人、アトゥム人は魔人族と同視)髪はダークブラウンが多い。
大陸中央に魔族・魔人族(緑色人と白色人)
大陸南部にオリテラ人(肌色人)
南の大陸東にリル人(褐色人)
南の大陸西にイールラ人(褐色人と黒色人と黒人)
【参考資料】
≪50年前の地図≫
≪アール王国の町の距離≫
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