29 / 48
三章【がらんどうの勇者】
【9】「アンデット野郎」
しおりを挟む
あれから数日が経った。
ミミナミは、ヒーリアが回復するまでは、
ここに留まると言い、小屋での共同生活に加わった。
「虚神教の今後については、私がどうにかする。
ヒーリア様が、普通の女として生きる為に、あれは邪魔だ」
頭が悪いと、バカにしていたミミナミは、
俺が思うよりも、ずっと聡く、懐の広い人物だった。
そしてミミナミは、俺に「お前も覚悟を決めろ」なんて言いやがった。
正直なところ、俺は操を立てる事に不安を感じていた。
この『不安』というのが、
何を原因としているのか俺にも分からない。
ヒーリアの事は、女性として好きだ。
もう、とっくに好きになっている。
だから彼女に呪いがあるとか、
魔女として忌み嫌われているとか、
そういうのは、あまり気にしていない。
俺にだって、人並みの幸せに理想がある。
それが好きになった相手と迎えられるものなら
申し分ない事のはずなんだ。
元の世界にだって未練はない。
そういう生き方をしてきてしまったから。
なら…なぜ、こんなに『不安』なんだ?
「おい」
……分からない。
この、理由の分からない不安に陥るのは、人生で何度目だ?
……俺は、その度に逃げて誤魔化してきたけど、
今度は、ヒーリアには、真面目に向き合いたい。
「おい…と言っている」
ヒーリアと結ばれる事への不安……
ヒーリアへの不安……いや違う。
そうすると…俺の何かが問題なのか?
それなら……この不安は……
「こらぁ!!無視するな!!!」
「あぃ!んぉおお!!」
脇腹に走る鈍い衝撃に、きたねぇ咆哮が飛び出た。
「やめろよミミナミ!!!
今もう少しで、人生の成長に踏み出せそうだったんだぞ!!」
「知るものか!
私の事を無視するからだ!!
どけ!そこに突っ立ていると
ヒーリア様のお洋服が干せないだろう!!」
小屋の庭先、木と木にロープを渡した簡単な物干の前で、
ミミナミは、ヒーリアの洋服を両手で持ち上げたまま、
その足を器用に使い、俺の脇を突いてくる。
「まったく…洗濯物も、まともに干せないのか?
この愚鈍め。……どれ、私の華麗なる物干し術を見るがいい」
そう言って、器用な手付きでロープに洋服をかけたミミナミは、
フンフンと自慢げにしている。
何をそんなに威張ることがあるのか…などと考えながら、
ふと、感慨深く物干しロープを手で撫でる。
「まっとうな使い方されてよかったな」
「ほらどうだ!!このシワのない見事な干し加減をみよ!!
お前のような、ぶきっちょには、永遠に辿り着けない領域だぞ」
「あ~はいはい。
すごいぞミミナミ
えらいぞミミナミ」
そう言って、ミミナミの後頭部を撫でる。
跳ねっ毛が潰れて、ぴょんぴょんと揺れた。
こいつ…犬っぽいんだよなぁ~
そうそう、昔、婆ちゃん家で飼っていた、
ゴールデンレトリーバーの「せんべい」に似てる。
お~せんべい、よしよし。
きちんとウンチ報告できて偉いぞ~。
「……おい。気安く人の頭を触るんじゃない。
このブ男めが……」
しまった。
ヒーリアとの生活で忘れていたけれど、
普通は、異性にボディタッチなんてしたら
キモがられて嫌われる!
……まぁ、こいつに嫌われても……問題ないか?
「フフン……」
「…ん?」
口では、嫌がる様な事を言ったミミナミだが、
満更でもないのか、撫でられる手を払ったりはしない様だ。
こうやっていると、
こいつに命を狙われていた事が嘘みたいだな。
……そういえば、聞きそびれていた事があった。
「ミミナミは知ってるのか?
ヒーリアがあんなにボロボロになった理由」
それは当初から聞きそびれていた謎。
というのも、聞いてしまったら、
何か、触れちゃいけないモノに
触れる気がしていて避けていたんだ。
「……あぁ……知っている………」
「知ってるの?」
「……ああ…」
「………」
「…………」
やっぱこいつは、おバカだな。
含みがあって言いたく無いのなら、
適当に「私は知らん」とでも言えばいいのに、
わざわざ、肯定して黙りとは。
この件に関してはヨールーの記憶にも無い。
ただ敵にやられたって事では無い気もするし…
……ありゃ?…この場合の敵って王国になるのか?
俺の立場なら敵はヒーリアになるけど……
でも、感覚的には王国側が敵だしな…
もう面倒だなぁ。
「俺たちの敵にやられたのか?」
「俺たちの敵?……ふふっ…そうか、
私達の敵……そうだな」
「?」
「私にも、そいつがなんなのか、分からない。
今までに、2度交戦したが、
わかった事といえば、そいつがアンデットだという事だ」
「アンデット?…え~っと、ゾンビとかスケルトンとか?」
「いや。体は朽ちてはいない。
朽ちても再生する方のアンデットだ。
そいつは、魔位12示のヒーリア様が放つ魔法を、
尽く耐えきった」
俺は魔法について、ほとんど分かっていないけれど、
攻撃魔法と言えば、いくらかは心当たりがある。
火球や水弾をぶつけたり、
稲妻や大岩を落としたり、
どれもこれも、体に受けると
タダじゃ済まない物騒な魔法だ。
その魔法を掻き消すでもなく、受け流すでもなく
『耐えきった』と言うなら、確かに不死と呼ぶ他に無い。
「ヒーリア様の魔法による攻撃は、アンデットに有効だった。
だがどんなダメージを受けても再生し歩みを止めず
遂にはヒーリア様を追い詰めた」
ミミナミが言うには、一度目の戦いでは、
見切りを付けて撤退して、うまく逃げられたけど、
2度目は突然の襲撃に遭ったらしく、
ヒーリアは、周りの人間に危害が及ばない様に、
アンデット野郎を引き付け、戦いながら逃げたのだと言う。
「逃げながらの戦いで、ヒーリアはボロボロになったと……」
「その様だ。その時、私は下らない雑務をこなしていてな。
御側に居らず、役に立てなかったのだ。
私が側にいれば、あんな怪我はさせない」
おいおい。
その『下らない雑務』って言うのは、
俺を始末しようとしていた事じゃ無いよな?
しかし…アンデット、不死か。
不死……そう言う意味では、ヒーリアもアンデットになるのか?
「なんかヤバそうな奴だなぁ…
一体何者なんだ?心当たりは?」
「……本当に知らないのだな?」
「ん?…なんだよ…なんか疑ってんの?」
「いや…私達の考えでは、
あのアンデットは、王国側が用意した特殊な兵力だと思っていた」
「王国側?……う~ん。
俺が知る限りじゃ、そんな化け物は居ないよ。
こっちで最強の兵力はマルケリオンっていう
いけ好かないイケメンだ」
「マルケリオン…法力の大賢者か。
確かに奴は相当な実力者だった。
なにせ、歴代大賢者の中でも強者と名高い
『鋼鉄の大賢者ネダチ』と、互角に戦ったのだからな」
その口ぶりは、マルケリオンの実力を見て、
知っていると言わんばかり。
そうか…忘れていたけれど、
ミミナミはウドドとかいう列車を襲撃した、虚神教団の一味だった。
その時、マルケリオンと鉢合わせて戦ったのか。
知り合いが、殺しあった仲というのは、なんか複雑な気持ちになるな。
「確かにマルケリオンは強力な魔法使い。
だが、あのアンデットはそういう次元じゃない」
「次元が違う?もっと強力な魔法を使えるのか?」
「いや。魔法とかスキルとか…そういう事じゃなくてだな。
なんと言えばいいか……そう【暴力】が受肉した様な…そういう強さだ」
「よくわかんないな。
一体そいつは何をしたんだ?」
俺の質問に対し、ミミナミの衣類を干す手が止まる。
トラウマを掘り起こす時の嫌悪感、
身震いに肩を抱いて眉間には皺、視線は遠く、
片方の唇を噛み締め、そしてミミナミは、ようやく口を開いた。
「…何処からともなく現れた、そのアンデットは、
大賢者ネダチの魔法攻撃を、生身のまま相殺して、
無手のまま一撃……素手で殴り殺したんだ」
ミミナミは、ヒーリアが回復するまでは、
ここに留まると言い、小屋での共同生活に加わった。
「虚神教の今後については、私がどうにかする。
ヒーリア様が、普通の女として生きる為に、あれは邪魔だ」
頭が悪いと、バカにしていたミミナミは、
俺が思うよりも、ずっと聡く、懐の広い人物だった。
そしてミミナミは、俺に「お前も覚悟を決めろ」なんて言いやがった。
正直なところ、俺は操を立てる事に不安を感じていた。
この『不安』というのが、
何を原因としているのか俺にも分からない。
ヒーリアの事は、女性として好きだ。
もう、とっくに好きになっている。
だから彼女に呪いがあるとか、
魔女として忌み嫌われているとか、
そういうのは、あまり気にしていない。
俺にだって、人並みの幸せに理想がある。
それが好きになった相手と迎えられるものなら
申し分ない事のはずなんだ。
元の世界にだって未練はない。
そういう生き方をしてきてしまったから。
なら…なぜ、こんなに『不安』なんだ?
「おい」
……分からない。
この、理由の分からない不安に陥るのは、人生で何度目だ?
……俺は、その度に逃げて誤魔化してきたけど、
今度は、ヒーリアには、真面目に向き合いたい。
「おい…と言っている」
ヒーリアと結ばれる事への不安……
ヒーリアへの不安……いや違う。
そうすると…俺の何かが問題なのか?
それなら……この不安は……
「こらぁ!!無視するな!!!」
「あぃ!んぉおお!!」
脇腹に走る鈍い衝撃に、きたねぇ咆哮が飛び出た。
「やめろよミミナミ!!!
今もう少しで、人生の成長に踏み出せそうだったんだぞ!!」
「知るものか!
私の事を無視するからだ!!
どけ!そこに突っ立ていると
ヒーリア様のお洋服が干せないだろう!!」
小屋の庭先、木と木にロープを渡した簡単な物干の前で、
ミミナミは、ヒーリアの洋服を両手で持ち上げたまま、
その足を器用に使い、俺の脇を突いてくる。
「まったく…洗濯物も、まともに干せないのか?
この愚鈍め。……どれ、私の華麗なる物干し術を見るがいい」
そう言って、器用な手付きでロープに洋服をかけたミミナミは、
フンフンと自慢げにしている。
何をそんなに威張ることがあるのか…などと考えながら、
ふと、感慨深く物干しロープを手で撫でる。
「まっとうな使い方されてよかったな」
「ほらどうだ!!このシワのない見事な干し加減をみよ!!
お前のような、ぶきっちょには、永遠に辿り着けない領域だぞ」
「あ~はいはい。
すごいぞミミナミ
えらいぞミミナミ」
そう言って、ミミナミの後頭部を撫でる。
跳ねっ毛が潰れて、ぴょんぴょんと揺れた。
こいつ…犬っぽいんだよなぁ~
そうそう、昔、婆ちゃん家で飼っていた、
ゴールデンレトリーバーの「せんべい」に似てる。
お~せんべい、よしよし。
きちんとウンチ報告できて偉いぞ~。
「……おい。気安く人の頭を触るんじゃない。
このブ男めが……」
しまった。
ヒーリアとの生活で忘れていたけれど、
普通は、異性にボディタッチなんてしたら
キモがられて嫌われる!
……まぁ、こいつに嫌われても……問題ないか?
「フフン……」
「…ん?」
口では、嫌がる様な事を言ったミミナミだが、
満更でもないのか、撫でられる手を払ったりはしない様だ。
こうやっていると、
こいつに命を狙われていた事が嘘みたいだな。
……そういえば、聞きそびれていた事があった。
「ミミナミは知ってるのか?
ヒーリアがあんなにボロボロになった理由」
それは当初から聞きそびれていた謎。
というのも、聞いてしまったら、
何か、触れちゃいけないモノに
触れる気がしていて避けていたんだ。
「……あぁ……知っている………」
「知ってるの?」
「……ああ…」
「………」
「…………」
やっぱこいつは、おバカだな。
含みがあって言いたく無いのなら、
適当に「私は知らん」とでも言えばいいのに、
わざわざ、肯定して黙りとは。
この件に関してはヨールーの記憶にも無い。
ただ敵にやられたって事では無い気もするし…
……ありゃ?…この場合の敵って王国になるのか?
俺の立場なら敵はヒーリアになるけど……
でも、感覚的には王国側が敵だしな…
もう面倒だなぁ。
「俺たちの敵にやられたのか?」
「俺たちの敵?……ふふっ…そうか、
私達の敵……そうだな」
「?」
「私にも、そいつがなんなのか、分からない。
今までに、2度交戦したが、
わかった事といえば、そいつがアンデットだという事だ」
「アンデット?…え~っと、ゾンビとかスケルトンとか?」
「いや。体は朽ちてはいない。
朽ちても再生する方のアンデットだ。
そいつは、魔位12示のヒーリア様が放つ魔法を、
尽く耐えきった」
俺は魔法について、ほとんど分かっていないけれど、
攻撃魔法と言えば、いくらかは心当たりがある。
火球や水弾をぶつけたり、
稲妻や大岩を落としたり、
どれもこれも、体に受けると
タダじゃ済まない物騒な魔法だ。
その魔法を掻き消すでもなく、受け流すでもなく
『耐えきった』と言うなら、確かに不死と呼ぶ他に無い。
「ヒーリア様の魔法による攻撃は、アンデットに有効だった。
だがどんなダメージを受けても再生し歩みを止めず
遂にはヒーリア様を追い詰めた」
ミミナミが言うには、一度目の戦いでは、
見切りを付けて撤退して、うまく逃げられたけど、
2度目は突然の襲撃に遭ったらしく、
ヒーリアは、周りの人間に危害が及ばない様に、
アンデット野郎を引き付け、戦いながら逃げたのだと言う。
「逃げながらの戦いで、ヒーリアはボロボロになったと……」
「その様だ。その時、私は下らない雑務をこなしていてな。
御側に居らず、役に立てなかったのだ。
私が側にいれば、あんな怪我はさせない」
おいおい。
その『下らない雑務』って言うのは、
俺を始末しようとしていた事じゃ無いよな?
しかし…アンデット、不死か。
不死……そう言う意味では、ヒーリアもアンデットになるのか?
「なんかヤバそうな奴だなぁ…
一体何者なんだ?心当たりは?」
「……本当に知らないのだな?」
「ん?…なんだよ…なんか疑ってんの?」
「いや…私達の考えでは、
あのアンデットは、王国側が用意した特殊な兵力だと思っていた」
「王国側?……う~ん。
俺が知る限りじゃ、そんな化け物は居ないよ。
こっちで最強の兵力はマルケリオンっていう
いけ好かないイケメンだ」
「マルケリオン…法力の大賢者か。
確かに奴は相当な実力者だった。
なにせ、歴代大賢者の中でも強者と名高い
『鋼鉄の大賢者ネダチ』と、互角に戦ったのだからな」
その口ぶりは、マルケリオンの実力を見て、
知っていると言わんばかり。
そうか…忘れていたけれど、
ミミナミはウドドとかいう列車を襲撃した、虚神教団の一味だった。
その時、マルケリオンと鉢合わせて戦ったのか。
知り合いが、殺しあった仲というのは、なんか複雑な気持ちになるな。
「確かにマルケリオンは強力な魔法使い。
だが、あのアンデットはそういう次元じゃない」
「次元が違う?もっと強力な魔法を使えるのか?」
「いや。魔法とかスキルとか…そういう事じゃなくてだな。
なんと言えばいいか……そう【暴力】が受肉した様な…そういう強さだ」
「よくわかんないな。
一体そいつは何をしたんだ?」
俺の質問に対し、ミミナミの衣類を干す手が止まる。
トラウマを掘り起こす時の嫌悪感、
身震いに肩を抱いて眉間には皺、視線は遠く、
片方の唇を噛み締め、そしてミミナミは、ようやく口を開いた。
「…何処からともなく現れた、そのアンデットは、
大賢者ネダチの魔法攻撃を、生身のまま相殺して、
無手のまま一撃……素手で殴り殺したんだ」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる